ドイツの民族衣装

全世界津々浦々、様々な民族衣装が存在します。ヨーロッパの民族衣装の特徴は、ブラウス、スカート、エプロンが主体となっており、頭にリボンや帽子、頭巾などを被るスタイルが一般的です。地方分権であるドイツでは、文化的にも地域性が多様なので、日本の着物のように、国民共通の民族衣装というものは存在しません。また今日では伝統的な行事のみに着用されるものがほとんどですが、既に廃れてしまった民族衣装も多々あります。 

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ご当地消印

近年ではインスタ映え効果の影響もあり日本ではご当地マンホールがちょっとしたブームになっています。

これは他のものと一緒で、一部のコレクターの間で流行っているに過ぎませんが、旅行の際に珍しいマンホールを見つけると嬉しいとのことで今やマニアでない方からも注目されています。

スイスでもご当地マンホールは存在しますが、はっきり申し上げてそれは非常に稀なケースで、殆どのマンホールにはこれといった特徴はございません。

その代わり、葉書やお手紙を送る時に郵便局が押印する消印にご当地独自のものがあります。世界中の切手コレクターの間では消印が個別分野になっていることから今更新しい情報ではないでしょうが、スイス人でも大半の方はご当地消印の存在を知りません。

そこで今回は、スイスのご当地マンホールならぬご当地消印をご紹介したいと思います。

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ドイツの劇場文化 

歌劇場大国と言われているドイツ。ドイツの大都市はもちろん、中規模の都市にもある劇場―テアター(Theater)の存在感は見逃すことができません。日本でも、歌舞伎や能という伝統的な舞台芸術や様々な劇場が存在しますが、若干敷居が高いものもあり、趣味人が楽しむ場という印象が強いのではないでしょうか。しかし、ドイツでは広く行き渡った文化・娯楽のひとつで、チケットの価格にも幅があり、老若男女、気軽に訪れることができる印象があります。

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ヴァルプルギスの夜‐魔女たちの宴

もうすぐGW、日本では祝祭日が続く大型連休を迎えますが、ドイツでも5月1日は労働者の祭典であるメーデーとして祝日となっています。しかしこのメーデー、その起源は、春の到来を祝う(夏の到来を祝うという説もあり)ヨーロッパの伝統的なお祭り「五月祭」にあります。そしてその前夜には、魔女たちの宴と云われる祝祭「ヴァルプルギスの夜」(Walpurgisnacht)」が北欧や中央ヨーロッパで行われています。今回はこの魔女の宴・ヴァルプルギスの夜についてお届けします。

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ドイツ料理の衰退?変化するドイツの食文化  

ドイツ料理と言えば?ソーセージ、ジャガイモ、ザワークラウトといった定番から、様々な肉料理やスープ、パンなどがあります。しかし、ここ十年ほどで、外国の料理への注目度がどんどん上昇し、ドイツでの外食も選択肢が増え、様々な国のレストランが増加傾向にあります。さらに、ドイツには、自国料理のレストランが他の国々よりも少ないという調査結果もでています。ドイツ料理の運命やいかに?

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2021年のカーニバルーコロナ禍で中止?

ドイツ最大級の祝祭ともいえるカーニバル、ファスナハト、ファッシング。ドイツ全土で行われる行事ではなく、ライン地方、南ドイツなどの限られた地方の祝祭ではありますが、ドイツ文化、風習が色濃く反映されている行事のひとつです。昨年は、新型コロナウィルスが徐々に迫りくる直前にカーニバルの日程があたっていたのでどうにか開催されましたが、さて今年は…?

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