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トランスユーロアカデミーHP開設


トランスユーロでは今年の春より「トランスユーロアカデミー」を開校し、代表取締役の加藤が自ら教壇に立ちドイツ語特許翻訳入門講座をスタートしました。講座は順調に進み、16名の受講生が無事に入門講座を修了する見込みです。

 

そのトランスユーロアカデミーのホームページが完成しましたので、お知らせ致します。是非ご覧になってください。

https://www.trans-euro.jp/TAex/

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2019.09.30

特許翻訳

どのくらい知ってる? ドイツ語・英語・日本語 特許用語の対訳・比較 ②


特許のお仕事をしている方ならだれでも知っている用語ですが、英語でも、さらにはドイツ語でも言えますか?


特許出願の際の用語

願書 – Request for patent application – Antrag auf Erteilung eines Patents

出願をする際に出願人などの書誌的事項を記載した書類。日本で同時に審査請求をする場合、Request for examination(審査請求書)も必要。

明細書 –  Specification – Beschreibung

出願する特許の内容を記述した書類です。特許請求の範囲と対応して、技術内容を当業者が理解できるように記載されています。技術書であり権利書でもあります。

特許請求の範囲 –  Claims – Patentansprüche

特許権を取りたい技術の範囲=権利範囲を正確に記述した書類です。書き方については、規定があり、請求項が順番に並びます。

要約書 – Abstract – Zusammenfassung

発明の内容が簡略に記されています。権利取得には影響しませんが、情報を公開する上では、必要になってくる書類です。

図面 – Drawings – Zeichnungen

必須ではありませんが、化学ではともかく、機械や電気の分野では、たいていの場合ついています。文章での発明の説明をサポートしてくれます。

実施例  –  Example – Ausführungsbeispiel

明細書中で、発明に関する実験や試験の方法や、結果のデータ、発明の仕様を記載した部分です。

段落 – Paragraph – Absatz

明細書は段落番号が振られます。この段落番号の役割は単に目印ですが、拒絶理由通知、補正書の中で役に立ちます。

出願番号 – Application number/Filing number – Anmeldenummer

特許を出願すると、番号が付与されます。一般の人が注意しなければいけないのは、この番号があっても、特許を取得したことを意味しないという点です。審査ののちに登録されると「特許番号」が付与されます。

公開公報 – Publication of Patent Application  – Offenlegungsschrift

特許出願をすると、情報が公開されます。具体的には出願した書類の内容がそのまま公開されます。特許は情報を公開することで、権利を与えられものです。

審査請求 – Request for substantive examination – Prüfungsantrag

アメリカでは出願=審査ですが、ドイツでは日本と同様に、期限の定めはありますが後日審査請求することができます。ただしアメリカには仮出願(provisional application)の制度があります。

その他の知的財産

実用新案 – Utility model – Gebrauchsmuster

物品の形状、構造又は組合せに関する「考案」で、特許よりも取得するための敷居が低い。無審査・迅速・安価に登録できる。

意匠 – Design right – Geschmacksmuster

もののデザインに対する権利です。登録するには、新規性と創作性が必要とされますので、有名なブランドの商品の見た目を真似て自分の商品を作っても、登録の許可が下りないことがあります。

商標 – Trademark – Markenzeichen

商品や、サービスのロゴマークに対する権利です。有名なブランドの商品名やマークなどを真似すれば、商標権の侵害で訴えられることになります。

著作権 – Copyright – Urheberrechte

思想や感情が表現された作品に対する権利です。美術・音楽・文芸・学術にも権利が発生します。登録や、そのために申請や審査が必要ではないところが、他の知的財産と異なります。

*特許用語は国によって正確に対応していないものや、実務者によって慣習的に書き方が異なる場合もあります


いかがでしたでしょうか?このくらいは簡単ですか?

次回は少し難易度を上げて中間処理の特許用語を見ていきたいと思います。

トランスユーロでは、特許に関する書類はどのようなものでも翻訳しています。

トランスユーロの翻訳者は法律特許事務所の正所員翻訳者として10年から30年以上、翻訳経験を積んでおり、出願から権利取得までのすべての流れに翻訳者として関わってきました。

もし、特許明細書や拒絶通知書、意見書、拒絶査定等の専門的な特許書類の翻訳が必要でお困りの方や、特許書類を特許の専門ではない翻訳会社に外注するのは不安だと思っている方がいらっしゃれば、弊社にご相談下さい

 

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