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トランスユーロアカデミーHP開設


トランスユーロでは今年の春より「トランスユーロアカデミー」を開校し、代表取締役の加藤が自ら教壇に立ちドイツ語特許翻訳入門講座をスタートしました。講座は順調に進み、16名の受講生が無事に入門講座を修了する見込みです。

 

そのトランスユーロアカデミーのホームページが完成しましたので、お知らせ致します。是非ご覧になってください。

https://www.trans-euro.jp/TAex/

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2018.05.28

翻訳一般

翻訳会社を選ぶ際の5つの問いかけ


非常に多くのそして様々な翻訳会社が世界中で事業を展開していますが、希望に合致した翻訳会社を見つけるのは容易なことではありません。そこで、今後みなさんが翻訳会社を選定する際の一助となるよう、いくつかの確認事項を以下に列挙してみます。

1.その翻訳会社では、品質管理の体制が整っていますか?

もしも翻訳作業を一人の翻訳者にのみ任せてしまったら、テキストは同じ翻訳者によってしか目を通されないので、翻訳者の思い込みなどによる誤訳等のミスが生じても発覚し難くなります。翻訳を高品質なもとのするためには、もう一人の翻訳者をたてて第三者の視点からレビューと見直し作業を行うことが望ましいと思います。

当社では、1つの案件を少なくとも二人の翻訳者が担当します。一人はメイン翻訳者として、もう一人はサブとしていわばチェッカーの役割を担います。勿論、案件によってはネイティブチェックも行われています。また、翻訳の品質を更に向上させるため、翻訳者に対する面談も毎年実施しています。

2.その翻訳会社は、お願いしたい分野のエキスパート集団ですか?

翻訳会社の中には、マーケティング分野から法律分野に至るまで、“あらゆる分野の翻訳を提供する”と謳っているところがあります。しかし、それぞれの分野の翻訳には、多様なスキルと広範な知識が求められます。例えば、マーケティングの文書を翻訳するのであれば、原文の言い回しを過度に意識して、いわゆる「直訳」をしないことが大切です。しかしながら、特許や契約書などを翻訳する場合には話が違ってきます。一文字一文字を原文に対してできる限り忠実に訳さなければなりません。規模の大きい翻訳会社では、実際の翻訳作業が、常駐している社員ではなくいわゆるフリーランスに委ねているケースが多いのも事実です。ある会社ではあがってきた翻訳のチェック作業のみが行われ、またある会社では、チェックやプルーフリーディングでさえアウトソースされているケースもあります。翻訳会社を選ぶに際しては、その会社が依頼した案件に対して最適な翻訳者をあててくれるかどうか、そして、翻訳物を適正にチェックする体制がとられているかも確認するようにして下さい。

当社では、全ての案件を自社の翻訳者と当社の厳しい審査基準をクリアした「非常勤の契約翻訳者」が担当しており、全員がそれぞれの専門分野に精通しています。私達は、各翻訳者のスキルや経験値を十分に把握していますので、お客様のご希望にマッチした最適な翻訳者を適宜ご紹介することができます。また、全ての校正とプルーフリーディングは、同じスキルと経験をもった翻訳者によって行われますので、このような体制を通してより高い品質を維持することが可能となっています。

3.誰が翻訳をしているのかわかりますか?

多くの場合、発注者は、依頼した案件を誰が翻訳しているのか知ることができません。何故なら、多くの翻訳会社は翻訳を「下請け」に発注し、さらに場合によってはこの下請けから孫請けへと流れます。もし、お願いしようとしている翻訳会社に自社内の翻訳者がいないのであれば、どのような基準でフリーランスの翻訳者が選抜されているかを気にかけた方がよいでしょう。その翻訳会社には既に翻訳者のネットワークがあるでしょうか、顧客からの要望を踏まえて迅速に翻訳者を探してくれるでしょうか?その会社に登録されるために、翻訳者にはどのような資格が求められているでしょうか?

当社では、翻訳作業を原則的に社内翻訳者に頼っています。非常勤の契約翻訳者を検討する場合も、登録を希望する方はトライアルテストをクリアした後、当社の管理職もしくは役員による面談にパスして頂く必要があります。この非常勤の契約翻訳者による翻訳は必ず、社内翻訳者の目で再度チェックされます。全ての社内翻訳者は日本国内にいますので、質問等がある場合には当社へお越し頂き担当翻訳者と直接やりとりして頂くのは勿論のこと、電話でお話頂くことも可能です。また、当社の翻訳者は会社が運営するブログへも参加していますので、過去ログも含め是非チェックしてみて下さい。

4.信じられないくらい早い納期が提示されていませんか?

翻訳分野、翻訳言語、翻訳者の経験値にもよりますが、プロの翻訳者の1日あたりの平均翻訳ワード数は1500~2500ワードと言われています。下調べやチェック、見直しが必要な場合には更に工数は増えてきます。もし、翻訳会社から想定していた納期よりもずっと早い納期が提示された場合には、成果物の品質は恐らく高いとは言えないでしょう。このような短納期を実現するためには、機械翻訳を使用したり、1つの案件に複数の(中には専門分野ではない)翻訳者が担当したり、あるいは翻訳工程の重要な部分、たとえば専門用語の下調べ作業などに十分な時間をかけないことが考えられます。

当社も、お客様にご満足頂けるようできる限り早く納品することをお約束いたします。しかしながら、高い品質を担保するためには相当の時間が必要であることも併せてご理解頂ければ幸いです。勿論、お急ぎの場合には、お客様のご了解が確認できた場合に限り、チェック作業を踏まない翻訳物をご提供させて頂きます。

5.その翻訳会社では、機械翻訳が行われていませんか?

機械翻訳は、翻訳対象が何について書かれているのかを知るためのとっかかりにはなりますが、人間によるポストエディション作業が行われない場合には、それ以上の目的で使用することはまだ難しいと思われます。とりわけ、法律や特許分野の翻訳では、1つ1つの文字が法律的に重要な意味を持つので、経験豊富な専門家により高品質な翻訳を仕上げることが不可欠となります。誤った翻訳は特許の権利範囲を狭めるばかりか、不明瞭記載の理由から拒絶されることが十二分にあり得ます。機械翻訳は、外国語の文献に何が書いているのかを知りたい時には使い勝手がよいのですが、オフィスアクションに対する応答を準備する場合には、やはり正確な言い回しが必要となってきます。

当社では、翻訳作業をサポートする目的で、必要に応じて翻訳支援メモリーなどのツールを使うことはあっても、基本的には人間による翻訳を主体にしており、機械翻訳には頼っていません。

いかがでしょう、翻訳会社をお探しになる時のヒントになりましたでしょうか。もし、これ以外にも「ここを確認したい」というものがあればいつでもお問い合わせ下さい。

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