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2020.04.15

その他

リモートワークへの急な移行を体験した社員による在宅勤務のメリット・デメリット


新型コロナウイルス対策として、多くの企業で在宅勤務が導入されることになりました。トランスユーロも例外ではなく、現在、全社員が在宅勤務を行っています。

これまでオフィスで働くのが当たり前だった社員にとっては、突然の在宅勤務に戸惑いを隠せなかった人も多いのではないでしょうか。私もそのひとりです。

1. 家で仕事に集中できるのか?

テレビ、ソファ、あるいはペット・・・誘惑の多い自宅で仕事に集中できるのか不安を感じていましたが、実際のところ、より集中できることがわかりました。

オフィスにいると、電話、他部署からの問い合わせ、同僚との雑談など、たびたび自分の業務が中断されることがあります。それは僅かな時間でも、意外と1日の中でそれなりの割合を占めているものです。その分、在宅だとまとまった時間が確保できるため、より集中して作業することができます。

また、オフィスではPCに向かってさえいれば何か仕事をしていることがわかりますが、在宅勤務となるとお互い「仕事をしている姿」が見えません。上司や同僚にさぼっていると思われないためにも、いつも以上に成果を上げようという気持ちになり、程よい緊張感が生まれて、生産性の向上につながります。

一方、予想していなかった弊害も見えつつあります。

2. コミュニケーションが希薄になる

在宅勤務中、コミュニケーション手段はメールやチャットがメインです。トランスユーロでも最新システムを活用していますので、業務上特に問題はありません。

しかし、送信したメッセージになかなか応答がない時はやきもきしてしまうこともあります。また、同僚に頻繁に連絡したら邪魔になるかもしれないと思い、必要最低限のやりとりしかしないようになりました。何気ない会話から仕事のアイデアやヒントが生まれることもあります。社員同士の関係が希薄になってしまうことには何か対策が必要かもしれません。

そうは言っても、予想以上にプラス効果があったこともあります。

3. 通勤のストレスから解放

毎朝長い時間をかけて満員電車で出社・・・それだけで仕事前にくたくたになってしまうことも。他人と身体を密着させるのは精神的にも相当なストレスです。通勤から解放されることにより、体力にも気力にも余裕が生まれ、クリアな頭で仕事に臨むことができます。

さらに、通勤時間の削減による効果は、メンタルヘルス・スキル向上にも大きく発揮されるのではないでしょうか。特に片道1時間かけて通勤していた人にとっては、1日に2時間もプライベートに充てられる時間が増えることになります。その時間を活用すれば、料理やスポーツ、自己啓発のための勉強など、日常生活をより充実させることができます。

工夫次第でメリットが多い在宅勤務。

セキュリティ対策や労務管理などの問題は十分考慮する必要がありますが、オフィス縮小や通勤定期代の節約、新たな人材確保など、企業側にとってもプラスの側面は絶大です。

これを一過性のものと考えずに、将来のビジョンをもって前向きに取り組み、在宅勤務制度が適切な状態で継続されれば、真の「働き方改革」として日本の労働環境は良い方向へ大きく変わって行くのではないでしょうか。


トランスユーロでは、ドイツ語/英語の特許翻訳・ビジネス文書翻訳・マーケティング文書翻訳で、皆様の国際業務をサポートしています。

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