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2019.05.13

翻訳一般

自動翻訳機能で、コンテンツのイメージを壊していませんか?


まだ、日本語だけでブランディングしているんですか?

現在日本における企業数は170万社、個人事業主は240万人と言われています。合わせて410万法人が日本市場でしのぎを削っている。そこで消費者の目にとまるには410万の中で一際目立つ存在にならないといけないということです。

一際目立つ存在になるために、会社のまたは自分自身のブランディングを目的として、ブログやFacebook/LinkedInを使ってコンテンツを発信している企業や個人は増えています。
CEO自らが発信しているブログも近年人気ですね。

日本の人口は現在1億3000人です。もし、平等に分配したなら、1法人につき、顧客は31人です。そう考えると、その顧客数は多いですか?少ないですか?

日本語のコンテンツを読もうとする人は、日本人です。コンテンツが既に世界的に有名か、よほど貴重な情報でない限り、日本人だけです。

世界の人口は73億人です。日本人は世界の1%程度です。一方、英語を話す人口は17.5億人と言われています。世界人口の約20%に相当します。

チャンスを20倍にする

世界の1%に対して発信し続けるのと、世界の20%に向けて発信出来る場合では、チャンスが20倍違います。トランスユーロでは設立以来、日本語・英語・ドイツ語でのコンテンツ発信を続けて来ました。そのおかげで海外の新規顧客からも受注があります。HPとブログの更新しかしていないのに、です。

もし、まだ日本語だけでコンテンツを発信しているのであれば、日本に座ったままで海外の新規顧客開拓が出来るチャンスを、手つかずのまま放置しているのと同じです。

そこで発生する自動翻訳機問題

「Facebook/LinkedInには自動翻訳機能が付いている。」「自社のHPに英語の自動翻訳機能を付けている。」そういったお声を伺ったり、実際にそのようなサイトを拝見することがありますが、よく見なくても見つかってしまう、散見するひどい誤訳に翻訳会社スタッフとしては気づいてしまいます。だいぶ品質改善されたとはいえ自動翻訳機能なので完全に信用している方は少ないと思いますが、同動作の主体が入れ替わっていたり、複数の意味のある用語が文脈に合わない訳語で当てられていたり、というのは日常茶飯事です。

駅名なのに本気で意味を翻訳してしまった以下のような事例なら、まだ笑えて楽しいのですが。
https://news.yahoo.co.jp/byline/okadayuka/20190319-00118832/

渾身のコンテンツを作ったのに、考えて雰囲気のある言葉を選択したのに、冗談を交えた面白い文章なのに、伝わっていない。それどころか、雰囲気のある文体や、冗談、言葉遊びを潜ませた文章などは自動翻訳機にかけると意味不明の文章に翻訳されます。それでは勿体ないですね。読み手にしてみれば、意味の分からない文章なんて自動翻訳がいくらタダでも読みませんよね?

ブルーオーシャン×日本人×英語の関係

経済はボーダレス化に進みましたが、商品ブランドは安易にボーダレス化してはいけません。商品機能がボーダレス化している厳しい競争の中に巻き込まれます。既に一定のステータスをもつ大企業に勝てるくらいに、世界中を魅了するような商品ブランドであれば良いのですが、そうだとしても、レッドオーシャンに自ら入っていくことは得策とは思えません。
電化製品を見れば一目瞭然で、特定の会社の商品が無条件に第一選択肢という消費者は少なくないでしょう。

商品自体にはオリジナリティ=“お国柄”が必要です。

各国のオリジナリティは異国から見ると相変わらず魅力的です。その証拠に海外旅行をする日本人も、日本に来る外国人も年々増加しています。「異国」に対する興味は、交通手段のボーダレス化を利用して、更に高まっていると言えるでしょう。

異国のコンテンツを、自分たちの母語で、違和感のない馴染みのある語調で、いまどきの言葉で、ウィットにとんだ表現で目にすることが出来れば、どうでしょうか?
先ほど、世界の英語人口は日本人人口の約20倍だと書きました。英語にしただけでも、そのコンテンツの魅力を今の20倍の潜在顧客に知ってもらえることになります。世界人口の1%というマイノリティが、ビジネスチャンスにつながる瞬間です。

人の脳で編み出されたコンテンツ翻訳の魅力

このビジネスチャンスをより高めたいとお考えでしたら、機械翻訳ではなく生身の人間の体験を蓄積したコンピューター=人間の脳が必要です。意味が伝わるだけでは足りない、とお考えのエグゼクティブのあなたに、『魅力まで伝わる翻訳』をトランスユーロではご提供致します。

トランスユーロには、海外在住歴の長い日本人翻訳者や、日本文化が大好きな外国語ネイティブで溢れています。翻訳者ですので根本から言葉に対する興味関心が強い集団ですが、「異文化」への関心と情熱も並大抵のものではありません。各国独特の文化や概念をそのまま言葉だけ翻訳するのではなく、背景まで伝わるように、時には説明を加え、訳語を厳選して配慮しています。

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