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2019.12.16

通訳

翻訳技術と通訳技術の違い 翻訳者なら通訳できるわけではありません!


通訳と翻訳は言語を扱うサービスのうち2大サービスです。通訳者も翻訳者も、それぞれの職業が必要とする読む・書く・話す・聞くのうち必要な能力を、要求を満たせるだけ完璧に高めていなければいけません。二つの職業の大きな違いは、通訳者は高度な聞く・話すスキルを持ち、翻訳者は高度な読む・書くスキルを持っていることです。

1. 翻訳は「今すぐ、その場で」を求められていない

翻訳者には一つの文書を翻訳するために、語彙を調べ、技術的・文化的背景を理解し、参考文献に目を通す時間があります。翻訳者は様々な辞書を持ち、最適な翻訳に仕上げるために必要な情報網やツールを持っています。さらに、翻訳者は翻訳したものをレビューにかける時間もありますし、必要があれば修正することもできます。裏を返せば、時間があるわけですから翻訳者には、通訳者に比べて、高い正確性を当たり前に求められることになります。

通訳者は「今すぐ・その場で」訳さなければいけません。考える時間もごくわずかです。翻訳者のように時間をかけて完璧に調査するよりも、イディオムやニュアンスを含む言い回しまでその場で訳せることが求められます。しかし、あまり知られていないことですが、通訳者は調査をせずにいつも即興で訳をしているわけではありません。通訳者は仕事が入ると事前に調査し、出てくるであろう語彙や用語を押さえ、その分野に詳しくなっていなければいけないのです。

2. 翻訳者と通訳者で異なる必須ツール

翻訳者であればほぼ全員が、デジタルかアナログかの違いはあっても辞書と参考資料を常備して仕事をしています。翻訳者向けに、翻訳作業をスピードアップする様々な翻訳支援ツールがあり、それを使っている翻訳者もいます。

通訳者には通訳中に辞書をひく時間はほとんどの場合無いと言っていいでしょう。通訳者には、重要な用語を事前に覚えていることが求められます。通訳の現場ではペンと紙、またはそのほかのノートを取る手段が重要なツールとなります。

3. 通訳者はクライアントと直接協働する

翻訳者は通常、オフィスか自宅かで働いています。さらに多くの時間をテキストと向き合って過ごします。時にはクライアントと直接会うことや、業界の情報収集を目的にイベントに参加したりはしますが、多くは翻訳者一人で仕事をします。

一方、通訳者はクライアントと一緒に仕事をします。ですから、対人スキル・コミュニケーションスキルといったソフト面も重要になってきます。トランスユーロでも、通訳者の登録試験を実施するときには、通訳者のソフトスキルも評価対象としています。

4. ほとんどの翻訳者は、外国語を流暢に話せない

翻訳者はテキストと向き合って仕事をしています。ですから、その外国語を流暢に話せる職業上の必要性はほとんどないのです。トランスユーロの翻訳者もドイツ語・英語ともに読み書きに関しては文句が出ないほど高いスキルを持ち合わせていますが、話すスキルとなると同等レベルではありません。通訳者は通常、両言語方向に通訳しますので、両方の言語を流暢に話せることが求められます。

5. 通訳者の依頼は十分な時間的余裕をもってした方がいい

翻訳の依頼方法はとてもシンプルで、依頼を決めるまでのやり取りも少なくて済みます。翻訳原稿を送り、見積と納期予定を受け取り、特に問題が無ければ依頼が成立します。やり取りがすんなり進めば、一時間もあれば十分でしょう。

通訳の場合は、料金体系も異なるため、例えばメールの一往復では事足りません。しかも良い通訳者は仕事が詰まっていますので、早め早めにスケジュールを押さえておかなければいけません。上に書いた通り、通訳者には事前準備が欠かせません。お仕事によっては交通手段の調整・確保、宿泊先の検討・手配も必要になってきます。もし、通訳依頼を少しでもお考えでしたら、まずは早めにお問い合わせいただけると、何よりも御社にとって有益です。

トランスユーロでは、翻訳と通訳の両サービスにひたすら真摯に取り組み、お客様が満足できることを最優先に考えております。

ドイツ語・英語・日本語の翻訳/通訳案件がございましたら、一度お気軽にお問合せください

 

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