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2022.01.17

日本語

日本語の方言「入門編」


日本語には多くの方言があります。日本語の方言分布は主に東部(東京を含む)と西部(京都を含む)に二分されます。また、九州や八丈島の方言はしばしば多くの場合、さらに別の方言群として区別されます。

1. 日本語の方言の歴史

日本に現存する最古の歌集である「万葉集」には、さまざまな方言で詠まれた歌が収められています。江戸時代には関所が設置され、 人々の移動が制限されたことにより、様々な方言が生まれました。

19世紀になると、日本政府が標準語を制定し、その普及を推進したため、1940年代から1960年代にかけて標準語は最盛期を迎えます。その後、学校教育、テレビの普及、交通網の発達拡大などにより、現在では全国に標準語が普及しています。
標準語とは、学校で教えられ、テレビで使われる日本語であり用いられ、また、公的なコミュニケーションに使われる日本語ですが、方言そのものがなくなったわけではありません。方言は郷愁を誘い、ほっとする言葉として、今なお使われ続けています。

2. 東日本と西日本の2つの主要な方言

日本語の方言は大きく東西に分かれます。両者の境界線は、「糸魚川・浜名湖線」と呼ばれています。たとえば、西日本では動詞の否定形は「ぬ」または「ん」で終わるのに対し、東日本では否定形の語尾は「ない」または「ねえ」となるように、文法が異なります。
また、発音も異なります。有名な例は「はし」という言葉が「橋」にも「箸」にもなることです。東日本では、「箸」と言いたい時には「は」にアクセントを置き、「橋」と言いたい時には「し」にアクセントを置くのに対し、西日本では逆となります。

東西の日本語には、それぞれ独特の特徴を持つ地域的なバリエーションがあります。たとえば、同じ西日本方言でも大阪で話される日本語とは、京都で話されるの日本語とは微妙に異なります。

大阪弁を聴いて聞いてみたい方がいらしたら場合には、有名なディズニー映画のワンシーンを大阪弁に吹き替えた動画がありますので、こちらをご覧になってください。

3.日本語母語話者にも理解が難しい方言:九州の方言

九州の方言は肥筑(ひちく)方言、豊日(ほうにち)方言、薩隅(さつぐう)方言(鹿児島)の3つに分類されます。
これらの九州方言の多くは、西日本や東日本で使われる疑問文の語尾「の」の代わりに、疑問詞の「と」を使うのが特徴です(例;「花見の席、取ってあるの?」→「花見の席、とっとーと?」)。

福岡市の博多弁やその他の肥筑方言の中に、全国的に有名になった言葉「なんばしよっと」があります。この表現は、日本語の母語話者でも理解が難しい場合があります。標準語では、「何をしていますか」となります。

4. 失われつつある希少な方言:八丈方言

八丈方言は、東京の南に位置する八丈島、青ヶ島、沖縄の東に位置する大東諸島で話されている小さな方言群です。八丈方言は、多様性に富んでおり、そして日本語の原初的な支流であるとも考えられています見なされるほど、多様性に富んでいます。八丈方言の母語話者の多くは高齢になっているため、その数はもはや数百人程度とされています。若い世代はもうこの言葉を習得しておらず、2009年にユネスコにより消滅危機言語のカテゴリー「危険」に分類されましたいません。

日本語の方言「入門編」をお楽しみいただけましたでしょうか。日本語のほとんどの文章は標準語で書かれていますが、トランスユーロの翻訳者は方言にも対応できます。翻訳サービスの詳細については、お問い合わせフォームからご連絡ください。

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