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2026.06.24

~トランスユーロの知恵ふくろう~ 翻訳・通訳ブログ

技術翻訳の難しさとAIのリスク|翻訳会社への依頼が必要な理由とは?


技術翻訳の難しさとAIのリスク|翻訳会社への依頼が必要な理由とは?

海外の企業とビジネスをする時には、自社の産業や専門とする技術領域について説明する文書や、製造・販売する機器の取扱説明書など、産業関連文書の翻訳が必要になることがあります。

そのような産業関連文書、専門技術に関わる文書を翻訳することを「技術翻訳」と言います。

そこで本記事では、ドイツ系法律特許事務所の翻訳部から独立して創業し、現在も日本語からドイツ語・英語、またはドイツ語・英語から日本語への特許翻訳や技術翻訳を得意分野とするトランスユーロが、技術翻訳とは何か、プロに依頼するべき理由と一緒に解説します。

また併せて、技術翻訳の委託先選びや翻訳を依頼する時のポイントも紹介しているので、自社文書の技術翻訳に対応できる会社を探しているというご担当者様は、参考にしてください。

「技術翻訳」とは?翻訳の種類と併せて解説

「技術翻訳」とは?翻訳の種類と併せて解説

翻訳は、その目的ごとに大きく「出版翻訳」「実務翻訳(産業翻訳)」「映像翻訳」の3つに分類できます。

翻訳3大ジャンルの特徴・概要まとめ

出版翻訳 小説など、文芸作品を海外から日本、または日本から海外に届けるための翻訳。
書かれている言語や作者の出身国、作品の舞台となっている場所等の文化的背景も踏まえ、文書の雰囲気や作風を壊さずに翻訳することが求められる。
実務翻訳(産業翻訳) 契約書や論文、マニュアル等、実務=ビジネスに関わる文書を翻訳すること。
文書の内容、目的はもちろん、その文書が題材とする産業・技術分野での一般的な表現や専門用語、想定される読者層に配慮した正確な翻訳が求められる。
映像翻訳 映画やドラマなどの映像作品に、字幕表示や吹き替えを行うための翻訳のこと。
限られた時間・カット・文字数の中で、映像の舞台や登場人物の心情、文化的背景にも配慮した翻訳を行うことが求められる。

さまざまな分野の産業関連文書を正確に翻訳し、海外の担当者に伝えるために行う技術翻訳は、上記3つのうち「実務翻訳」に当たるものの代表格だと言えるでしょう。

【関連情報】トランスユーロで対応できる「実務翻訳」のカテゴリはこちら!

技術翻訳とは「専門技術に関わる文書を翻訳する」こと

ここからは、技術翻訳とは何かについて、具体的な対象文書の例と併せて説明します。

表題の通り、技術翻訳とは「各種の専門技術に関わる文書を正確に翻訳すること」を言います。

対象となる文書の具体例としては一般顧客向け、または研究者・技術者向けの以下のような文書が挙げられるでしょう。

技術翻訳の対象となる文書の具体例
  • 製品マニュアル
  • 取扱説明書
  • カタログ
  • 販促資料
  • サービスマニュアル
  • 機械マニュアル
  • 仕様書
  • 規格書
  • 技術論文 など

技術翻訳をする上で必要なスキル・知識とは?

技術翻訳をする上で必要なスキル・知識とは?

正確で質の高い技術翻訳を実現するには、最低限、以下のスキル・知識が不可欠となります。

技術翻訳を行う翻訳者に求められる4つのスキル
  • 原文、及び翻訳文となる言語に対する高い言語能力
  • その文書が題材とする産業・技術分野に関する専門知識
  • 未知の用語や技術革新について正しく調査するリサーチ力
  • 文書の内容やターゲットに合わせ、翻訳表現を使い分けるスキル

技術翻訳の対象となる文書には、その業界・技術領域ならではの専門用語や技術進歩に伴って生まれた新しい表現も出てくるため、言語能力だけでは、高品質で正確な翻訳はできません。

また、ビジネス文書では1箇所の誤訳が大きな誤解や、トラブルの原因となることもあります。

特に、製品や機械の使い方を解説することも多い技術翻訳においては、誤訳やちょっとしたニュアンスの違いが重大な事故、使用者のケガにつながる恐れもあるため、注意が必要です。

専門的な文書の技術翻訳に対応するには、文芸翻訳や映像翻訳とは異なる知識・スキルが必要になります。技術翻訳は、技術翻訳の専門家に依頼しなければならないと覚えておきましょう。

AI等の機械翻訳はリスクあり?技術翻訳に翻訳者が必要な理由

技術翻訳の委託を検討中の法人・個人の中には、AIや翻訳アプリといった機械の力を借りて自身、または自社の社員だけで翻訳を完結させたいと考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、機密情報が含まれていることも多い産業関連文書を、無料で利用できるAIや翻訳アプリにかけて翻訳することには、情報漏洩のリスクなど、セキュリティ上の重大な懸念があります。

また、少しずつ精度が上がってきているとはいえ、専門用語が含まれる文書の機械翻訳精度はまだまだ低いです。言語によって翻訳精度の差が大きいのも特徴で、例えばドイツ語と日本語の翻訳においては2026年現在も誤訳や訳し漏れ、用語の不統一、不自然な翻訳が散見されます。

先述した通り、技術翻訳では少しの誤訳や訳し漏れが自社・自身にとって重大な不利益につながる可能性もあります。そのため、仮にセキュリティ上の懸念が少ない有料版のAI、翻訳アプリ等を使って機械翻訳を行うにしても、人間による最終的な翻訳品質のチェックは欠かせません。

以上の理由からも、技術翻訳は技術翻訳のプロである翻訳者、またそのような翻訳者を抱える翻訳会社にきちんと依頼することを強くおすすめします。

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技術翻訳を委託する会社を選ぶ上でのポイントと注意点

ここからは、技術翻訳を委託する翻訳会社を選ぶためのポイントと注意点について紹介します。

技術翻訳の委託先を選別・決定する上で特に重視するべきポイントは、以下の3点です。

技術翻訳を依頼する会社を選ぶ上での3つのポイント
  • 技術翻訳の実績が豊富な翻訳会社か
  • 翻訳したい言語に強みを持つ会社か
  • 翻訳品質を担保するための制度が整っているか

1. 技術翻訳の実績が豊富な翻訳会社か

技術翻訳の委託先を決める上で、まず最初に確認するべきことは、その会社に「技術翻訳の実績があるか」という点です。

件数はもちろん、実際に対応した文書の種類や大まかな内容、どのような産業分野・技術分野に属する組織の文書を翻訳したのかも含めて、翻訳会社に問い合わせてみるようにしてください。

2. 翻訳したい言語に強みを持つ会社か

技術翻訳をお願いしたい言語に強い会社かどうかも、翻訳会社を選ぶ上で重要なポイントです。

翻訳会社には、幅広い言語への翻訳に対応しているところもあれば、翻訳者の数が多い英語や中国語だけ、または英語とドイツ語だけなど、特定の言語への翻訳にのみ対応しているところもあります。

技術翻訳の委託先を選ぶ時は、技術翻訳の実績があるかどうかと併せて翻訳を依頼したい言語に対応しているか、またその言語に強い翻訳会社かどうかも必ず確認するようにしましょう。

【関連情報】「日本語とドイツ語・英語間の直接翻訳」に対応!トランスユーロの特徴とは?

3. 翻訳品質を担保するための制度が整っているか

正確で高品質な翻訳を行うには、複数の翻訳者や校正担当者によるチェックが必要不可欠です。

そのため、多くの翻訳会社では翻訳品質を管理・担保するための仕組みとして、クロスチェックや校正を専門とするスタッフによる確認、その言語を母語とする人物によるネイティブチェックを実施しています。

技術翻訳を依頼する会社を選ぶ時は、翻訳の具体的な工程についても確認すると良いでしょう。

翻訳会社に技術翻訳を依頼する時のポイントは?

翻訳会社に技術翻訳を依頼する時のポイントは?

委託先が決まり、翻訳会社に技術翻訳を依頼する際のポイントとしては、以下が挙げられます。

高品質かつイメージに近い技術翻訳をしてもらうためのコツ
  • 指定用語がある場合は、あらかじめ用語リストを作成して業者に共有する
  • もとの原稿通りのレイアウトに仕上げたい場合は、その旨を依頼時に伝える

指定用語とは、文書で使われている表現のうち、翻訳表現(訳語)が指定された単語のことで、その業界や企業特有の専門用語、略語、製品名の他、複数の意味を持つ単語などが該当します。

技術翻訳を依頼する際は、事前に翻訳文書における指定用語をまとめてリスト化し、翻訳担当者に共有しておくと、内容に対する認識の齟齬や翻訳のブレが起こりにくくなるため、翻訳品質の向上に役立つでしょう。

また、カタログや販促資料など、デザイン性が重視される文書の技術翻訳では、翻訳後の文言の配置が翻訳前と同じになるように翻訳会社にレイアウト調整をしてもらう必要が出てきます。

レイアウト調整の希望がある場合は、技術翻訳の依頼時にその旨を翻訳会社に伝え、どこまで対応してもらえるのか確認するようにしましょう。

なぜトランスユーロが質の高い技術翻訳を提供できるのか

トランスユーロは、特許翻訳や技術翻訳を中心とした実務翻訳を得意分野とする翻訳会社です。

ドイツ系法律特許事務所の翻訳部から独立・創業した当社では、すべての社内翻訳者が特許翻訳に深く関わり、日々の業務の中で技術翻訳にも転用可能な専門知識・翻訳のスキルを習得。

また、社外のフリーランス翻訳者と契約する際にも、特許翻訳及び技術翻訳の経験・実績や、各分野における就業経験の有無を基準に選定、さらにトライアルを実施した上で採用しています。

加えて、翻訳品質を担保・向上させるためのチェックも徹底。校正チェック、他の翻訳者によるクロスチェックはもちろんのこと、日本語からドイツ語・英語に翻訳する際には、通常工程としてネイティブチェックも実施し、正確で質の高い技術翻訳を実現しているのです。

トランスユーロにおける技術翻訳の具体的な実績としては、複雑な機構を持つ機械製品のマニュアルや厳格な法規制が伴う医療機器等の取扱説明書、仕様書の翻訳などが挙げられます。

技術翻訳、特に日本語⇔ドイツ語・英語の技術翻訳に対応する翻訳会社を探しているという企業や研究機関等のご担当者様は、ぜひ一度、私たちトランスユーロにもご相談ください。

【関連情報】トランスユーロの「技術翻訳」実績や翻訳プロセスはこちらから!

ドイツ語・英語への直接翻訳のご相談はトランスユーロへ

ドイツ語・英語への直接翻訳のご相談はトランスユーロへ

トランスユーロは、ドイツ系法律特許事務所の翻訳部から独立・創業した翻訳のプロ集団です。

各分野の専門スキルを持つ熟練の翻訳者を社内外に抱え、日本語からドイツ語・英語への翻訳はもちろん、ドイツ語・英語から日本語への翻訳時にも他の言語を挟まない直接翻訳に対応。

主に特許翻訳など、専門的かつ翻訳難易度の高い以下のような文書の翻訳を得意としています。

  • 特許翻訳:出願から中間処理、知財裁判まで翻訳を通してトータルサポート
  • 技術翻訳:産業マニュアルや取扱説明書、カタログ、技術論文等の翻訳
  • 法律翻訳:判決文などの法律関係文書、企業の契約書などを正確に翻訳
  • 医療翻訳:医療機器の添付文書(英⇔日・独⇔日)、医薬翻訳(英⇔日のみ)
  • 証明書翻訳:海外の各種証明書、公文書(ドイツ語認証翻訳含む)の翻訳
  • ビジネス文書翻訳:会社案内やホームページ、契約書、社内規則等の翻訳

翻訳の工程においては、クロスチェック・校正はもちろんのこと、日本語からドイツ語・英語への直接翻訳の際には通常工程としてネイティブチェックも実施し、翻訳品質を担保しています。

日本語からドイツ語・英語、ドイツ語・英語から日本語、そして英語・ドイツ語間の直接翻訳、及びこれらの言語を用いた専門文書の高品質な翻訳に対応できる翻訳会社を探しているという場合は、ぜひ一度、私たちトランスユーロにもお気軽にご相談・お問合せください!

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