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2026.08.12

~トランスユーロの知恵ふくろう~ 翻訳・通訳ブログ

ドイツ語⇔英語翻訳の需要とは?国内に対応会社が少ない理由も解説


ドイツ語⇔英語翻訳の需要とは?国内に対応会社が少ない理由も解説

ドイツ語を公用語とする国は、ドイツ以外にもヨーロッパの中部などに数ヵ国存在します。

そのため、日本企業がグローバル展開を目指す際には、日本語⇔英語・ドイツ語だけでなく、ヨーロッパ各国への進出に向けた英語⇔ドイツ語への翻訳需要が発生する可能性もあるのです。

そこで本記事では、ドイツ系法律特許事務所として独立・創業して以降、長らく日本語⇔ドイツ語・英語とドイツ語⇔英語の翻訳に携わってきたトランスユーロが、ドイツ語⇔英語翻訳の需要や重要性、日本におけるリソース・対応の状況などについて、わかりやすく解説します。

海外進出にあたり、文書のドイツ語⇔英語の直接翻訳を検討しているという企業や研究機関等のご担当者様は、ぜひ参考にしてください。

ドイツ語と英語はどちらも「ゲルマン系の言語」

ドイツ語と英語は、どちらもゲルマン語派に属するため、兄弟言語と呼ばれることもあります。

日本語に比べると言語の成り立ちが近く、類似点も多い両言語ですが、ドイツ語には英語にはない以下のような文法やルールが存在します。

【英語には存在しないドイツ語の文法やルール】
  • すべての名詞に性(男性名詞・女性名詞・中性名詞)がある
  • 格変化(格に応じた動詞や形容詞、語尾の変化)が多い
  • 性や数(単数か複数か)によっても名詞・形容詞・人称代名詞が変化する
  • 複数個の単語がつながって1つの単語を形成する「複合語」が多用される
  • 英語とは異なる文章構造が使われている
  • スペルが近いのに、意味が大きく異なる単語(例:ドイツ語のbekommen(受け取る)と英語のbecome(〜になる)など)が複数存在する など

ドイツ語の名詞には、男性・女性・中性の区別があり、名詞の性や格、数(単数か複数か)によって名詞・形容詞・代名詞の形が変化します。

また、複数の単語を組み合わせて長い一つの単語として扱う複合語が多く使われたり、通常文や関係文に応じて動詞の位置が決まっているなど、英語とは異なる文章構造を持つのも特徴です。

加えて、英語と似たスペルでも意味が異なる単語が存在するため、英語を参考に正確に翻訳をするのはかなり難しいです。

ドイツ語⇔英語間で正確な翻訳を行うには、ドイツ語の文章構造への深い理解と正しい語彙の習得が不可欠となるでしょう。

似ている・近い言語であっても、ドイツ語⇔英語の翻訳が必ずしも易しいわけではありません。

類似点が多い言語だからこそ、誤訳が発生しやすいという側面もあると理解しておきましょう。

【関連記事】ドイツ語の翻訳を依頼するなら?会社選びのポイントや費用目安を解説

ドイツ語⇔英語翻訳の日本における需要と重要性

アメリカやイギリス、オーストラリアなど、英語を公用語とする国は世界に数十ヵ国あります。

一方でドイツ語を公用語とする国は、ドイツやオーストリア、スイスなどヨーロッパ圏の数ヵ国にとどまりますが、いずれも経済や研究の分野において、世界的に重要な拠点となっています。

またドイツ語は、欧州連合(EU)や欧州特許庁(EPO)など、欧州の国際機関の多くで英語とともに公用語の一つとして採用されています。

そのため、特許分野では、優先権獲得のためにまず日本語で出願し、次に英語でPCT出願や欧州出願を進めてから、欧州特許庁での手続きやドイツの代理人・権利行使対応のために、英語版の特許明細書をドイツ語に翻訳する必要性が生じるということも、大いに考えられるでしょう。

このように、既に英語圏で展開しているビジネスや権利の保護をドイツ語圏でも進めたい場合や、逆にドイツ語圏を経て英語圏へ進出したいといった場合には、ドイツ語⇔英語の翻訳が必要になってくるのです。

以上の理由から、正確にドイツ語⇔英語の翻訳を行うことへの需要と重要性は、ともに高いと言えるでしょう。

【関連記事】欧州で特許を出願・取得するための基礎知識|特許翻訳のタイミングは?

ドイツ語⇔英語の翻訳をAIなど機械に任せることはできる?

ドイツ語⇔英語の翻訳をAIなど機械に任せることはできる?

近年では、AI技術を基盤とした機械翻訳の進化が進んでいます。特に、著名な翻訳アプリの有料プランを利用する場合では、その翻訳精度も、かなり高くなってきていると言えるでしょう。

しかし、言語の種類によっては2026年現在も翻訳品質のばらつきが大きく、たとえ有料プランを利用していても誤訳がないとは言いきれません。

例えば、英語⇔日本語など、サンプル数が多い(機械翻訳にかけられることが多い)言語の翻訳品質は高まってきていますが、ドイツ語⇔日本語など、機械翻訳にかけられることが比較的少ない言語間の翻訳については、原文に対して不自然・不適切な訳文が出力されることもあります。

先述した通り、ドイツ語と英語は日本語よりも言語構造が近いため、機械翻訳の精度は比較的高いと言えます。

しかし、だからこそ英語・ドイツ語ともにネイティブ話者ではない日本人では気が付きにくい誤訳が含まれている可能性があり、翻訳内容のチェックが必要になってきます。

内容のセルフチェックができないなら、機械翻訳の活用は難しい

ドイツ語⇔英語の翻訳文をチェックするには、両言語に対する高度な語学力が不可欠です。

したがって、ドイツ語や英語の話者ではない、または十分なドイツ語・英語のスキルを持たない日本企業等の担当者が、機械翻訳で出力された翻訳文の質を確認するのは、非常に難易度が高いと言えるでしょう。

特に、ビジネス文書や法律関係、特許などの関係書類においては、わずかな誤訳が将来的に重大な権利侵害や損失を生むリスクも否定できません。

ご自身、または自身の所属機関で翻訳文のチェックができないという場合や、誤訳によるリスクを限りなくゼロにしたいという場合は、ドイツ語⇔英語の翻訳に対応する翻訳会社に翻訳を依頼することを強くおすすめします。

【関連記事】技術翻訳の難しさとAIのリスク|翻訳会社への依頼が必要な理由とは?

日本国内にドイツ語⇔英語翻訳に対応できる会社は少ない

日本国内にドイツ語⇔英語翻訳に対応できる会社は少ない

世界的に見ると、重要性・需要ともに高いドイツ語⇔英語の直接翻訳ですが、日本国内においては外国語A⇔外国語Bの翻訳よりも、日本語⇔外国語間の翻訳需要の方が圧倒的に高いという実情があります。

そのため、日本国内でドイツ語⇔英語翻訳に対応できる翻訳者・翻訳会社の数(リソース)は、日本語⇔外国語に比べて非常に少ないのが現状です。

また、仮に日本語を介さずドイツ語⇔英語の直接翻訳に対応できる翻訳者を確保できても、その品質をチェックするための体制がしっかりした翻訳会社を探すのは、至難の業だと言えます。

ご自身、または自社の計画上、日本語⇔ドイツ語・英語だけでなくドイツ語⇔英語の直接翻訳が必要になる可能性があるなら、いざ必要になった時に迅速に依頼ができるように、高品質なドイツ語⇔英語翻訳ができる翻訳会社を探しておくと良いでしょう。

【関連記事】翻訳依頼のポイント|翻訳会社と個人の違いや費用の目安・流れを解説

トランスユーロなら高品質なドイツ語⇔英語翻訳を提供可能

私たちトランスユーロは、日本語・ドイツ語・英語の3ヵ国語の翻訳に対応する翻訳会社です。

ドイツ語と英語、両言語への特許翻訳に対応可能な翻訳者、そして両言語を深く理解した日本人社内チェッカーも在籍しているため、高品質なドイツ語⇔英語の直接翻訳に対応が可能です。

【トランスユーロでドイツ語⇔英語の直接翻訳を提供できる4つの翻訳分野】

特に、特許分野(機械、電機、化学分野問わず)においては、豊富な実績と経験、またこれに基づく高い専門性を有しています。

ドイツ語⇔英語の翻訳品質を管理、向上させるための仕組みも整っているため、高品質な翻訳が必要な特許翻訳や法律翻訳、技術翻訳、ビジネス翻訳等の翻訳分野も安心してお任せいただけます。

正確なドイツ語⇔英語翻訳を提供できる翻訳会社を探しているという企業や研究機関等のご担当者様、弁理士様、弁護士様は、ぜひ一度、私たちトランスユーロにもお気軽にお問い合わせください。

ドイツ語・英語への直接翻訳のご相談はトランスユーロへ

ドイツ語・英語への直接翻訳のご相談はトランスユーロへ

トランスユーロは、ドイツ系法律特許事務所の翻訳部から独立・創業した翻訳のプロ集団です。

各分野の専門スキルを持つ熟練の翻訳者を社内外に抱え、日本語からドイツ語・英語への翻訳はもちろん、ドイツ語・英語から日本語への翻訳時にも他の言語を挟まない直接翻訳に対応。

主に特許翻訳など、専門的かつ翻訳難易度の高い以下のような文書の翻訳を得意としています。

  • 特許翻訳:出願から中間処理、知財裁判まで翻訳を通してトータルサポート
  • 技術翻訳:産業マニュアルや取扱説明書、カタログ、技術論文等の翻訳
  • 法律翻訳:判決文などの法律関係文書、企業の契約書などを正確に翻訳
  • 医療翻訳:医療機器の添付文書(英⇔日・独⇔日)、医薬翻訳(英⇔日のみ)
  • 証明書翻訳:海外の各種証明書、公文書(ドイツ語認証翻訳含む)の翻訳
  • ビジネス文書翻訳:会社案内やホームページ、契約書、社内規則等の翻訳

翻訳の工程においては、クロスチェック・校正はもちろんのこと、日本語からドイツ語・英語への直接翻訳の際には通常工程としてネイティブチェックも実施し、翻訳品質を担保しています。

日本語からドイツ語・英語、ドイツ語・英語から日本語、そして英語・ドイツ語間の直接翻訳、及びこれらの言語を用いた専門文書の高品質な翻訳に対応できる翻訳会社を探しているという場合は、ぜひ一度、私たちトランスユーロにもお気軽にご相談・お問合せください!

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