ミュンヘンで初の海外セミナーを開催しました!

 

トランスユーロアカデミー講師の加藤勇樹が、2023年10月10日(火)の16:00(23:00 JST)よりドイツ・ミュンヘンにある特許事務所TBKにて『ドイツ語固有の技術用語の翻訳』と題したセミナーを開催し、大盛況のうちに終了しました。

翻訳会社が特許事務所でセミナーを行うことは希です。

ましてや海外の特許事務所でとなると極めて希有なケースですが、このたびミュンヘンの名門特許事務所TBKにて開催した本セミナーには、ドイツ在住の日本企業知財部の方々や、ミュンヘン市内で働いている方、そしてロッセル弁理士を始めとするTBKの弁理士さんたちがリアル会場参加し、これに加えてオンラインでは日本国特許庁関係者、日本国内特許事務所の方々が参加し、さらには東京、千葉、長野、横浜、ベルリン、ウィーン、マンチェスターなど世界各地に在住のトランスユーロアカデミーの生徒さんたちも参加し、これまで以上に熱気を帯びたセミナーとなりました。

 

<特許事務所とは思えないTBKオフィスの白い屋敷>

 

TBKは、1972年創立されたヨーロッパ有数の名門特許法律事務所です。

32名の弁理士と1名の弁護士を擁する所員約100名の大手特許事務所で、2名の日本人弁理士と4名の日本人スタッフが勤務しています。

 

バイエルン地方ミュンヘンでの初の海外セミナーに臨む加藤ですが、当日は『Bayrisch für Anfänger ~ Oachkatzlschwoaf』(初心者のためのバイエルンドイツ語~リスの尻尾の文字と共に大きなリスの絵が描かれた紫色のTシャツにジャケットという出で立ちで登場!

そして、加藤のセミナーとしては初となる、TBKスタッフさんとのダブルMCスタイルで本番に臨みました。

 

<セミナー会場:加藤の後に座っているのがTBK Rossel弁理士>

 

本セミナーでは、ドイツにあって日本にはない翻訳者泣かせのドイツ語固有の技術用語や、日独の技術概念の相違に起因する翻訳の問題点を取り上げ、日本特許庁審査第二部ワーキンググループによるドイツ語固有の技術用語に関する調査活動(2019年)への協力経験に基づいて加藤がこれらの問題を解き明かしました。

 

質疑応答では、特に日本語の技術用語をそのままドイツ語に翻訳すると権利範囲に大きな乖離が生じてしまう用語について参加者から多くの質問が寄せられ、加藤を中心に参加者皆さんの間で白熱した議論が交わされ、大いに盛り上がりました。

結局、海外の初セミナーでも例によって制限時間を大幅に超過する事態となり、打ち上げの会場予約時間まで超過してしまい、担当のTBKスタッフさんの気を揉ませてしまいました。

 

加藤よりメッセージ

『このような素晴らしい機会を与えていただいたロッセル弁理士を始めとするTBK事務所の皆様、そしてお忙しい中セミナーにご参加いただいた皆様、大変ありがとうございました! 心より御礼申し上げます。
おかげで初の海外開催でもロックなセミナーをお届けすることができました。
また、深夜時間帯となったにもかかわらず日本からも多くの方がオンライン参加していただき、深く御礼申し上げます。
また機会がありましたら是非第2弾第3弾・・・と続けて参りたいと思いますので今後ともどうぞよろしくお願いします!』

<加藤とダブルMCを務めたTBKスタッフさん> 

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