発明大国スイス

 

皆様は「発明家」という言葉を聞いたらどのような人物を思い浮かべますか?

ドイツ語圏では活版印刷技術の発明家として知識を全世界に広めることを可能にしたヨハネス・グーテンベルク(Johannes Gutenberg)がおそらく代表例として挙げられますが、日本では京都にもゆかりのあるトーマス・エジソン(Thomas Edison)と答える人が多いのではないでしょうか?

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ドイツのジェネレーションZ

 

ジェネレーションZといえば、1997年~2012年の間に生まれ、幼い頃からパソコンや携帯電話に囲まれて育った「デジタルネイティブ」世代です。そんな若い彼らも成長し、ドイツでも労働市場に徐々に流入してきています。他の世代とは異なる価値観を持つジェネレーションZ。ドイツの若いジェネレーションZの仕事に対する考え方とは、どのようなものでしょうか?

 

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ドイツの宗教事情 2023 深刻な教会離れ  

 

人と文化に深く根付いている宗教。キリスト教社会であるドイツでは、人口の50パーセント以上がキリスト教徒でしたが(2018年で57パーセント/約4700万人)、近年はキリスト教の脱会(Kirchenaustritt)が急増しており、2021年にはカトリックとプロテスタント、併せて64万人が脱会しており過去最多の脱会者数となりました。

キリスト教の信者数が人口の50パーセント以下を記録したのは約100年ぶりで、ドイツ社会全体への影響も大きいようです。危機的状況にあるドイツのキリスト教事情をお伝えします。

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Unwort des Jahres 2022 ドイツの粗悪語大賞

 

毎年12月に発表される『Wort des Jahres』。その年のキーワードとなる言葉や世相を表す言葉についてはお伝えしましたが(2022年ドイツの流行語大賞は?)、ドイツでは年が明けた1月に『Unwort des Jahres』(粗悪語、不適切な言葉大賞)も毎年発表されています。

さて昨年2022年の『Unwort des Jahres』は何だったのでしょう?

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2022年ドイツの流行語大賞は?

ついに2023年が始まりました。
昨年は数年続いたパンデミックが落ち着きをみせたものの、全世界を震撼させたロシアのウクライナ侵攻を発端とした不安定な世界経済、物価高、エネルギー危機、日本にとって苦難となる記録的円安など暗いニュースがさらに多くなりました。さてドイツの流行語大賞ともいえる『Wort des Jahres』、2022年はどのような言葉が選ばれたのでしょうか?

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ドイツのキラキラネーム?

あなたにはドイツ人の友人、知人はいますか?

ヤン?クリスチャン?ミヒャエル?女性ならザラ?ステファニー?アンジェリカ?これらの名前は、いずれもドイツの1950年代、1979年、1999年の人気の名前第一位なのです。

ドイツ語圏の人名は基本的に聖書から名付けられているせいか、日本の名前ほどヴァリエーションが多くない気がしませんか?それもそのはず、ドイツでは子供の名前に関して厳しい規定があります。それでも、時代ごとに流行りもあり、日本のようにちょっと変わった名前をつけようとする傾向もあるようです。

 

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