【ワークショップ開催レポート】
2026年7月11日(土) 【ドイツ語特許翻訳 体験ワークショップ in 大阪】を開催しました!

2026年7月11日(土) 初めての大阪イベント 【ドイツ語特許翻訳 体験ワークショップ in 大阪】を開催しました!

 

 

今回のワークショップは、トランスユーロアカデミーにとって初めての大阪イベントでしたので、私たちも本番を迎えるまで不安いっぱいの日々を過ごしました。

 

事実、大阪では知名度も低いせいか、当初は申込み人数も伸び悩み、本当に開催できるのかと訝しんだこともありましたが、ドイツ語インフルエンサー仲間や大阪在住のアカデミー生徒さんなどが宣伝に奔走してくれたおかげもあって、なんと開催前日の深夜や、さらに開催当日にも申込みがあって、最終的には計12名の素敵な参加者さんたちが集まってくれました。Ende gut, alles gut ですね!

Danke, dankeです!

こうして梅雨明け直後のheißな大阪の街で、よりheißerなドイツ語熱を持った12名の皆さんをお迎えして、大阪初のワークショップがスタートしました!

本ブログではその様子をご紹介します!

 

 

会場は、四つ橋線「本町駅」近くにある「DZGOドイツ語教室」さんです。

DZGO代表の角谷俊昌さんのご厚意により、ワークショップ会場としてお借りすることができました。

 

 

私たちは初めてDZGOさんの教室にお邪魔しましたが、それはそれはもう角谷さんのドイツ語愛に溢れた素敵な世界が体現されていて、まるでドイツの宝箱のようでした。スタッフもドイツやスイスからいらした方たちなので、まるでドイツにいるかのような雰囲気に浸れます。正直ここまでドイツな教室は東京にはないな、と思いました。

このような素敵なドイツの宝箱の中でワークショップを開催できるなんて、なんて幸せなんだろうと感じました。

 

 

 

ここ大阪でも、ドイツお菓子(GmeinerのBaumwelle)とコーヒー・紅茶を飲みながら、なんと東京ワークショップを上回る3時間半にわたりドイツ語特許翻訳を堪能してもらいました。

 

 

  

当日の内容

  • 自己紹介
  • ウォームアップ
  • 特許翻訳のはなし
  • ドイツ語特許翻訳のチャレンジ体験

 

参加者の皆さんはドイツ語圏の都市名を冠したチームごとに分かれてもらいました。今回も独検3級をワークショップ参加の目安としました。申込みされた方々は、ほとんどが初級~中級レベルの方々でしたので、チーム分けも初級~中級チームを3つ編成しました。

 

まずはチームごとに自己紹介です!ここ大阪でもドイツ語大好きな人たちが集まってくれたようで、翻訳ワークショップなのにさっそくドイツ語で自己紹介するチームもあり、大阪でも序盤からドイツ語熱がヒートアップする展開となりました!

 

 

参加者さん同士は初対面の方がほとんどでしたが、大学でドイツ語を学んでいる学生さんからシニア層まで幅広い世代の人たちが参加してくれました。職業も公務員さんからドイツ語通訳案内士さん、特許事務所スタッフさん、ドイツビールインポーターさんまで様々でした。

大阪以外に兵庫県や愛知県から参加してくれた人もいました。また、今年4月に広島県の尾道で開催したVollmondさんとのコラボ交流会に参加してくれた人や、今年の5月に東京で開催したTranseuro Dankesfeierに出席していただいた人がこちらにもいらしてくれたりと、大阪でもこんなにもドイツ語特許翻訳に興味を持った方々に集まっていただけてめちゃめちゃ感激しました!

 

トランスユーロアカデミーからも関西在住の受講生が数名参加してくれました。いつもはオンラインでしか顔を合わせない関係ですが、初めてリアルにお目にかかれてめちゃめちゃ嬉しかったです! やはりリアル対面イベントは最高ですね!☆

 

さて、自己紹介に続くウォームアップは、こちらが提示したドイツ語単語に当てはまるイラストを選ぶゲームです!提示したドイツ語は日常で使われるごく普通の単語ですが、特許用語や技術用語として使われるとガラリと顔を変えるものがあります。

Spiel、Nagel、Knopfなど、初学者でもよく知る単語でも、技術用語になると全く予想のつかない意味を持つこともあり、チームごとに頭を悩ましながら(辞書は使用不可!)果敢にチャレンジしました!

 

 

続いて、講師の加藤から特許制度や特許翻訳の概要説明があり、「特許とは権利範囲を言葉でくくるものである」ことや、なぜ特許翻訳の需要があるのか、などの簡単な説明がありました。

そして「翻訳(Übersetzen」に対する加藤独自の考え方が披露され、その一例として簡単なドイツ語例文に基づいて、意外に知られていないドイツ語前置詞「in」の意味を考察し、安易な辞書翻訳の落とし穴を披露しました。

 

 

さあ、次はいよいよドイツ語特許翻訳のリアル体験が始まります!

ここからは辞書を使ってもOKです!

 

 

テキストは今回も実際のドイツ語特許明細書を使用しました。

ただし、発明の対象は、特許翻訳が初めての人でも分かる日用品です。ズバリZahnbürste(歯ブラシ)に関する発明です。なので部材名もかなり見慣れた用語が多く、また図面も付いているのでとてもイメージしやすい題材です。もちろん発明なので、見慣れた歯ブラシとはちょっと違う新しい特徴を持っています!

その特徴をきちんと認識できるかどうかで、たとえば不定冠詞「ein」の訳し方ひとつさえ変わってくることを体験してもらいます。

 

まずはチームワーキングで簡単な選択問題に取り組んでもらい、特許翻訳の典型フレーズを学びます。

 

 

そしてここからはいよいよ本格的な翻訳作業に移ります!

特許明細書中のいくつかの段落を抜粋したものを、まずは各個人で翻訳に挑戦してもらい、次にチームワーキングでディスカッションをして1つの翻訳を仕上げていきます。

特許翻訳独特の言い回しや用語に最初は少し戸惑った様子でしたが、ここ大阪でも皆さん熱心に加藤の解説に聞き入り、徐々に特許翻訳の世界にのめり込んでいきました!

 

 

中盤にさしかかり、皆さん暑さの中、翻訳に全集中して取り組んで少し疲れが見えてきたので、脳に糖分を補給するためのkleine Pauseをとりました。

 

 

そしていよいよ最後は、特許明細書のハイライト、権利範囲が言葉でくくられている「特許請求の範囲」(Patentansprücheの翻訳です。

まずは特許請求の範囲の独特な書式や訳し方を学んだ後に、1つの独立請求項を翻訳してもらいました!

 

 

ドイツ語も日本語も、普段聞きなれない表現が多く、少し戸惑う様子もありましたが、皆さん徐々に翻訳作業に没頭していき、個人チャレンジでは会場が静寂に包まれ、そしてチームチャレンジでは「前置詞の掛かり方がわからない!」とか「ドイツ語が分かっても日本語にならない!」などと熱いディスカッションが繰り広げられ、全員が「これぞ翻訳ワークショップ!」という素敵な雰囲気に浸りました。そして、皆さん、初見でも素晴らしい翻訳でした!

 

 

 

3時間半にわたる翻訳ワークを通じて、初対面だった参加者の皆さんはすっかり打ち解けたご様子で、とても和やかな雰囲気に包まれました。そして、この素晴らしい雰囲気のまま最後は私たちスタッフや講師と一緒に全員でロックな記念写真を撮りました。

 

 

大阪ワークショップは3時間半に及ぶ長丁場でしたが、皆さん、翻訳ワークに全集中してくれて、とても嬉しかったです。途中、加藤のエセ大阪弁が飛び出したりして皆さんにはもしかしたら不快な思いをさせてしまったかもしれず、申し訳なく思っています。ウケをモットーとする本人は「大阪でもボクのギャグはウケた!」といい気になっておりますが(笑)

それでも、この体験をきっかけにドイツ語特許翻訳に興味をもった!とかドイツ語学習のいい刺激になった!という声も頂戴し、ホントに嬉しい限りです。

 

★ワークショップに参加した方が当日の様子をまとめた素敵な動画をInstagramで紹介してくれました!★

参加者目線で臨場感溢れるバーチャル体験ができますのでぜひご覧ください!

Instagram: mioka_study

 

そして、ここ大阪会場でも、ドイツ語特許明細書の特許請求の範囲で有名なフレーズ「dadurch gekennzeichnet, dass…」がプリントされたトランスユーロアカデミー・オリジナルTシャツの販売を行いました。大阪では予想以上の大好評を得て、スタッフ一同心より感謝申し上げます!

 

 

こんな感じで、トランスユーロアカデミー初の大阪ワークショップは盛況のうち無事に終了しました。

暑い中、会場に足を運んでくれた大阪の熱い熱いドイツ語好きの皆さまに改めて感謝申し上げます!

Herzlichen Dank !!

また来ますね!!

 

*大阪会場として使用したドイツ宝箱のような「DZGOドイツ語教室」ですが、ドイツ語を学びたい人には最高の環境です! ドイツ語好きな人なら是非一度足を運んでみてください!

Wir möchten uns ganz herzlich bei Herrn Sumiya für seine Unterstützung bedanken.

 

★大阪ワークショップの参加者の声をご紹介
  • 参加動機や学習目的も様々な参加者の方との対面イベント、とても楽しかったですし、今後もドイツ語を続けていくモチベーションにもなります。またこのような機会があることを楽しみにしています。
  • とても楽しくてあっという間に時間が過ぎました。長時間ありがとうございました。
  • 訳文について他の方と話し合う機会は意外と少ないので、グループワークが新鮮でした。

 

 

 

TEアカデミースペシャルコラボ企画 “ココロ躍るロックなドイツ語だいすき交流会” 2026年8月22日(土) オンライン開催!

二人のスペシャルなゲストを迎えての夢のコラボが実現!
ココロ躍るロックなドイツ語だいすき交流会
2026
年8月22日(土) WEB開催 参加無料

 

 

~トランスユーロアカデミーの今夏のイベントは、ドイツ語界隈をリードする二人の素敵なゲストを迎えて夢のコラボ交流会を開催します!

2024年からスタートした夏のWEBコラボイベントですが、今回はVollmond代表・komachiさんこと岡部美哉子さんに加えて、あの超人気のYouTuber&ドイツ語コーチのニーナさんをスペシャルゲストを迎えて、真夏の夜をドイツ語でさらに熱く盛り上げます!!~

 

今回のお題は『ドイツ語にまつわる、ちょっと不思議な話』です!

„Kriose Fakten rund um die deutsche Sprache

 

 

当アカデミー講師の加藤は、2024年以降、Vollmondのkomachiさんとポッドキャストやセミナーや尾道イベントなど数々のコラボ活動を進めてきました。

 

 

そして、加藤は2026年3月に行われた独検授賞式に出席したのをきっかけにドイツ語YouTuberのニーナさんとも知り合い、以降ニーナさんが当アカデミーの東京ワークショップに参加してくれたりと交流を重ねてきました。

 

 

そこでこのせっかくの巡り合わせに感謝すべく、え~い!それなら今夏はこのお二人をゲストに迎えてコラボイベントを開催しちゃおう!!という、ある意味自然の流れになりました。

もちろん、これまでKomachiさんとニーナさんが共演したことはなく、今回はドイツ語界隈にとって待望の歴史的なスペシャルイベントとなります!!

加藤とKomachiさんとニーナさんのドイツ語大好き3人が揃うと、一体どんな世界を見せてくれるのか?

期待とワクワク感が止まりません!

是非皆さんも一緒に参加して3人の世界に迷い込んじゃいましょう!!

 

 

もちろん、今回もコラボMCを務めるのは、トランスユーロアカデミー講師のロック加藤こと加藤勇樹です。

先日、3人で打ち合わせのオンラインミーティングを開きましたが、会話は自ずとドイツ語にまつわる話になり、「ミーティングだけでもうコンテンツになっちゃいそ!」(ニーナさん)という感じで、めちゃめちゃ楽しいミーティングになりました!!

 

ミーティングですらこんな調子なので、本番ではさらに盛り上がること間違いなしですね!

今回の交流会では、最初にお互いの印象などを語ってもらった後に、『ドイツ語にまつわる、ちょっと不思議な話』というお題で3人に語ってもらいます。なぜこうなっちゃうの的な不思議な文法や、ちょっと笑っちゃう発音や、日本語にはない不思議な表現などなど、ドイツ語にまつわる興味深いネタなら何でもOKです!

参加者の皆さんからも、このお題について何か伝えたり相談したいネタがありましたら是非お聞かせください!!

 

申し込みの際に皆さんに事前に書き込んでいただいて、本番で3人からチョイスしてもらいご紹介させていただきます。そして3人からそれぞれ激アツなコメントをもらいますので、どんな話に転んでいくか楽しみですね!☆

 

2026年の夏は是非ご一緒に3人のロックな夢の競演にココロ躍らせてドイツ語だいすきになってみませんか?

詳細

開催日 2026年 8月 22日(土)
時間 20:30(日本時間)開演 (公演時間は約2時間を予定)
セミナー形式 Zoomによるライブ配信(会場の臨場感を出すためにカメラオンでお願いします)
MC 加藤 勇樹(ロック加藤)
ゲスト 岡部 美哉子(Komachi)
ゲスト 関澤 由佳(ニーナ)
申込み締切り 2026年8月 20日(木)

 

参加希望の方は以下のフォームからお申し込みください。

お申し込みの際以下の4点についてぜひご回答ください!

■ご氏名、ハンドルネーム、ご職業、お住まいの地域(都道府県や都市名、国名など)

■あなたにとって3人の印象は?

■3人に聞いてみたいことは?

■ドイツ語にまつわる、ちょっと不思議な話がありましたらお聞かせください!

 

お申し込みはこちら

 

 

ガイドらしく!?ゆる~く観光地の紹介!美術史美術館編!その2

早いもので今年も半分が過ぎてしまいました。

いまヨーロッパは記録的な熱波に襲われていますが、ここウィーンも例外ではなく、連日猛暑が続いています。

しかし、日本の夏では考えられませんが、こちらはクーラーがほとんどなく、扇風機を使ったり、窓を開けて暑さを凌いでいます。

クーラーは本当に素晴らしい発明だとしみじみと思います。

今回もガイドらしく?ゆる~く観光地の紹介をしていきます!

⇒続き

暑い日の手抜き料理 in ドイツ

こんにちは。

このブログを書いているのは6月下旬なのですが、まだ初夏だというのに先日はとうとう気温40度を超えてしまったドイツです。

ドイツ在住歴の長い私ですが、いまだかつてない初夏の暑さに「まじでやばい!」と感じております。

ドイツはまだ冷房が標準装備ではない場所が殆どで、病院や老人ホームなどの施設は本当に本当に大変なようです。。

もちろん我が家にも冷房はないので、地下室に行って涼むとか、冷房の効いたショッピングモールに行くくらいしか選択肢がありません。

⇒続き

Japanische Züge – pünktlich und zuverlässig  日本の電車 ― 安定の定時運行

 

Japanische Züge sind dafür bekannt, besonders pünktlich zu sein.

Für die Shinkansen-Züge trifft das tatsächlich zu.

So hat beispielsweise der Tokaido-Shinkansen eine durchschnittliche Verspätung von nur 24 Sekunden. (1)

 

Verglichen mit den ICE-Zügen der Deutschen Bahn ist das ein nahezu unglaublicher Wert.

In der Statistik der Deutschen Bahn gelten Züge noch mit einer Verspätung von bis zu 5 Minuten und 59 Sekunden als pünktlich.

Im Januar 2026 wurde im Fernverkehr dennoch nur eine Pünktlichkeitsquote von 52,1 % erreicht. (2)

*日本語は下部にあります! ⇒続き

大学か、Ausbildungか -ドイツの若者が直面するキャリアの選択

ドイツの子どもたちは、小学校にあたる基礎学校(Grundschule)を卒業する10歳の時点で、すでに人生の大きな分岐点に立ちます。

大学進学を目指すか、職業訓練の道へ進むか——その方向性がこの年齢でほぼ決まるのです。

その職業訓練の道として広く知られているのがアウスビルドゥング(Ausbildung)です。

近年、大学進学を選ぶ若者が増える一方でAusbildungを選ぶ若者が減り続けており、大学かAusbildungかという選択の価値をめぐる議論が、ドイツ社会で活発になっています。

 

⇒続き

【ワークショップ開催レポート】
2026年6月28日(日) 
【ドイツ語特許翻訳 体験ワークショップ in 東京】を開催しました!

2026年6月28日(日) 【ドイツ語特許翻訳 体験ワークショップ in 東京】を開催しました!

 

 

2つの台風が同時に関東を直撃するという予期せぬ事態に見舞われて一時は開催を危ぶまれた今年のワークショップin東京でしたが、Gott sei Dank !! 前日にダブル台風は東の海上へschon vorbei してくれたので、なんとか無事にワークショップを開催することができました!

 

ダブル台風は去ったものの、台風一過とはならず、当日は朝からシトシトと雨が降る生憎の天気となりましたが、ワークショップ会場には、申込み者の全員が足を運んでくれました。そして、今年もドイツ語に対して熱い情熱を持った13名のドイツ語好きの皆さんをお迎えして、リアルワークショップならではの雰囲気でドイツ語特許翻訳の醍醐味を体験していただきました。

 

本ブログではその様子をご紹介します!

 

 

会場は、今年もトランスユーロ株式会社オフィスのすぐ隣にあるTowelカフェ『Butterfly effect』さんです。パリ仕込みのパティシエの店長さん特製のドイツ語圏のお菓子「キプフェル(Kipferl)」とコーヒー・紅茶を飲みながら、今回は昨年よりも長い3時間にわたりドイツ語特許翻訳を堪能してもらいました!

 

 

当日の内容

  • 自己紹介
  • ウォームアップ
  • 特許翻訳のはなし
  • ドイツ語特許翻訳のチャレンジ体験

 

 

 

昨年同様に、参加者さんたちはドイツ語圏の都市名を冠したチームごとに分かれてもらいました。独検3級をワークショップ参加の目安として設定させていただいたのですが、申込みされた方々の半数以上はなんと独検1級やC1、C2の実力者が勢揃いするという、びっくりの展開となりました。

 

実はこの日は、独検(2~5級)の開催日と重なってしまい、おそらくそのことも初級者が少なかった要因の1つだったのかなと思っています。

 

今年は実力者揃いとなりましたので、チーム分けも初級~中級チーム1つと、中級~上級チーム1つと、上級チーム2つという変則4チーム編成となりました。各チームのテーブルにはトランスユーロアカデミーのスタッフがサポートに入りました。

 

まずはチームごとに自己紹介です!

翻訳ワークショップなのにドイツ語で自己紹介するチームもあり、序盤からドイツ語熱がヒートアップする展開となりました!

 

 

参加者さん同士は初対面の方がほとんどでしたが、なかには大学時代の先輩・後輩が偶然の再会を果たしたり、ウィーンの同じ大学から偶然お二人が参加していたり、当アカデミーが今年の4月に広島県の尾道で開催したVollmondさんとのコラボ交流会に参加してくれた人がこちらにも遠方からいらしてくれたりと、こんなにも各地からドイツ語特許翻訳に興味を持った方々に集まっていただけて大感激・大感謝でした!

 

トランスユーロアカデミーからも受講生が数名参加してくれました。ここまで特許翻訳講座で培ってきた翻訳スキルの腕試しにはもってこいの機会になりました。

 

自己紹介に続くウォームアップは、こちらが提示した各ドイツ語に当てはまるイラストを選ぶゲームです!ドイツ語は特許用語や技術用語でも使われる単語が並んでいます。

よく知る単語でも、技術用語になると全く予想のつかない意味を持つこともあるのですが、さすが実力者揃いだけあって、なんなくウォームアップ問題を解いてしまいました!

 

 

続いて、講師の加藤から特許制度や特許翻訳の概要説明があり、「特許とは権利範囲を言葉で括るものである」ことや、なぜ特許翻訳の需要があるのか、などの簡単な説明がありました。

そして「翻訳(Übersetzen)」に対する加藤独自の考え方が披露され、その一例として簡単なドイツ語例文に基づいて、意外に知られていないドイツ語前置詞の意味を考察し、辞書翻訳の落とし穴を披露しました。

 

 

さあ、次はいよいよドイツ語特許翻訳の体験が始まります!

テキストは今回も実際のドイツ語特許明細書を使用しました。

ただし、発明の対象は、特許翻訳が初めての人でも分かる日用品に関するものです。なので部材名もかなり見慣れた用語が多く、また図面も付いているのでとてもイメージしやすい題材です。

 

まずは簡単な選択問題から特許翻訳の典型フレーズを学びます。

 

そしてここからはいよいよ本格的な翻訳作業に移ります!

明細書中のいくつかの段落を抜粋したものを、まずは各個人で翻訳に挑戦してもらい、次にグループ単位でディスカッションをして1つの翻訳を仕上げます。

特許翻訳独特の言い回しや用語に最初は少し戸惑った様子でしたが、皆さん熱心に加藤の解説に聞き入り、徐々に特許翻訳の世界にのめり込んでいきました。

 

 

そして最後は、特許明細書のハイライト、「特許請求の範囲」の翻訳です。

まずは特許請求の範囲の独特な書式や訳し方を学んだ後に、1つの独立請求項を翻訳してもらいました!

 

 

ヒントや辞書などを駆使して翻訳を仕上げていきます。

ドイツ語も日本語も、普段聞きなれない表現が多く、少し戸惑う様子もありましたが、皆さん徐々に翻訳作業に没頭していき、個人チャレンジでは会場が静寂に包まれ、そしてグループチャレンジでは熱いディスカッションで盛り上がり、全員が「これぞ翻訳ワークショップ!」という素敵な雰囲気に浸りました。そして、皆さん、初見でも素晴らしい翻訳でした!

 

 

3時間の翻訳ワークを経て、初対面だった参加者の皆さんはすっかり打ち解けたご様子で、とても和やかな雰囲気に包まれました。そして、この素晴らしい雰囲気のまま最後は私たちスタッフや講師と一緒に全員で記念写真を撮りました。

 

 

今回は3時間に及ぶ長丁場でしたが、皆さん、翻訳ワークに全力集中してくれて、とても嬉しかったです。途中、相変わらずの講師の脱線により時間が押し、終盤は少し慌ただしい進行となってしまい、申し訳なく思っています。

それでも、この体験をきっかけにドイツ語特許翻訳に興味をもったという声も頂戴し、嬉しい限りです。

 

 

さて、この勢いのまま次はいよいよ大阪ワークショップに挑みます!

大阪会場は本町駅近くのDZGOドイツ語教室さんです。

トランスユーロアカデミーは大阪では知名度が低いこともあってか、お座席はまだまだ余裕があります!

大阪方面にお住まいで、こちらの記事をご覧になって「私も特許翻訳にチャレンジしてみたい!」と思った方がいらっしゃいましたら、是非ご参加ください!

講師、スタッフ一同お目にかかれることを楽しみにお待ちしています!

 

 

こんな感じで今年の東京ワークショップは無事に終了しました。

ご参加していただいた皆さまに改めて感謝申し上げます!

 

*当日会場として使用した素敵なカフェ「BUTTERFLY effect」では、キプフェル以外にも美味しいお菓子が食べられるのでぜひ訪れてみてください。

 

ドイツの結婚記念日についてのあれこれ

 

こんにちは。

このブログを書いているのは5月後半なのですが、まだ5月というのにドイツは気温が30度を超える真夏日が続いており、すでに夏バテ気味の私です。

日本に住んでいる方にとっては、気温30度なんて全然OKな範囲かもしれませんが、我が家にはエアコンがないため、暑さをしのぐために、地下室で涼んでみたり、冷蔵庫に顔を突っ込んでみたり。。。

先日、外出先から自宅に戻り、冷たいジュースを飲もうと冷蔵庫をあけたら、なんとシャンパンが冷えていました。

「はて。今日は何かの記念日だったかな?」と不思議に思っていると、帰宅した夫が「今日は結婚記念日だよ」と教えてくれました。

結婚記念日のことをすっかり忘れていた私(←実は毎年忘れているような)。

日本にも節目の結婚記念日には名前が付けられていて、夫婦でお祝いするんですよね?

では、ドイツの主な節目の結婚記念日には、どのようなものがあるのでしょう?

 

 

ドイツにおける主な節目の結婚記念日

 

ドイツでも主な節目の結婚記念日には名前があり、意味が込められています。

一周年目の結婚記念日は、「Papierhochzeitと呼びます。

日本でも一周年を「紙婚式」と呼ぶので日独で一緒ですね。

まだまだ白紙のように、結婚生活はこれからが本番です。

そして次に迎える結婚5周年は、「Hölzerne Hochzeit

日本でも「木婚式」と呼ぶので、これも同じ。

5年という節目を迎え、木の根っこのように、二人の結婚生活も安定してきた頃でしょうか。

そしてドイツの結婚10周年は「Rosenhochzeit(薔薇婚式)」と呼ばれ、夫から妻に10本のバラが贈られるのが伝統です。

日本では結婚10周年目は「錫婚式」ですね。

また某ダイヤモンド企業のキャンペーンのお陰で、夫から妻にスイートテンダイヤモンドのジュエリーをプレゼントするケースも多いんですってね。

いいなあ、私も10本の薔薇の花より、ダイヤモンドがいい(笑)!

 

 

結婚25周年目は「Silberhochzeit(銀婚式)」ですが、ドイツでは面白いことに、銀婚式まで半分の12年と6カ月の結婚記念日である「Petersillienhochzeit(パセリ婚式)」というものがあります。

「なぜパセリ?!」と不思議に思われるかもしれませんが、「25周年目の銀婚式まであと半分の道のり。マンネリ化してきた結婚生活にパセリのような新鮮さと香味を吹き込んで乗り越えよう。」という意味合いが込められているそうです。

そして結婚25周年の銀婚式を無事に迎えたら、その次は50周年となる「Goldene Hochzeit(金婚式)」

夫婦関係は金のように大変貴重なものになっていることでしょう。

金婚式は、自分の子供達や孫、親戚や友達などを沢山招待して盛大にお祝いすることが多いです。

 

離婚件数も婚姻件数も減少傾向

 

しかし無事に銀婚式や金婚式を迎えれる夫婦は一体どれくらい存在するのでしょうか?

Statistisches Bundesamt(連邦統計局)の統計によると、2024年の離婚率は約28パーセントだったそうで、離婚件数は近年なんと減少傾向にあるそうです。

しかし同時に、婚姻件数も長期的に減少傾向にあり、2024年の婚姻件数は約349,200件と、過去最低を記録したようです(ちなみにドイツでは同性婚が合法的に認められており、このうちの3パーセントが同性婚)。

また2024年に離婚したカップルの平均年齢は、男性が47.6歳、女性が44.6歳で、結婚から離婚までの平均年数は14.7年だったそうです。

結婚12.5周年のパセリ婚式を迎えたあたりから、結婚生活が崩れていくパターンが多そうですね。

結婚生活を続けるためのスパイスが足りなくなったのでしょうか。

結婚生活を続けるには、ある意味努力が必要で、お互いに協力して幸せを築き上げる長いプロセスとなります。

ですから節目に結婚記念日を祝うというのは、とても大切なことかもしれませんね!

 

 

参考ウェブサイト

Hochzeitstage ᐅ Liste aller Hochzeitsjubiläen im Überblick

https://zexy.net/article/app002002042/

https://www-genesis.destatis.de/datenbank/online/?sequenz=statistikTabellen&selectionname=12631

★当日の内容を更新しました★【ワークショップ情報2!】
2026年7月11日(土)開催!
トランスユーロアカデミー 「ドイツ語特許翻訳 体験ワークショップLerngemeinschaft (LG) in 大阪」

 

美味しいお菓子を楽しみながら、カフェで一緒にちょっとだけ特許翻訳のファンタジーな世界を覗いてみませんか?

Du kannst dann einen Tick in die fantasievolle Welt der Patentübersetzung hineinschnuppern.

 

昨年のトランスユーロ初の試みから早1年!大いに賑わったドイツ語特許翻訳を体験できるワークショップを、今年も開催します!

今年は東京と大阪の2都市で開催です。今回は、6/28(日)に開催する東京のワークショップに続いて、7/11(土)開催の大阪のワークショップ情報をご紹介します。

これまで関西方面にお住いのドイツ語好きの皆さんとは、オンラインでしか交流ができなかったので、講師の加藤を始めスタッフ一同、大阪での開催を待ち望んでいました!

そして今年、遂にトランスユーロアカデミー大阪初上陸が実現します!!

今回も、ドイツ語が大好きな人や、「特許翻訳ってなんやろ?」「ちょっと気になるけど難しそうやなぁ・・」と思って尻込みしているあなたでも楽しめるような体験型のドイツ語特許翻訳のイベントにしたいと考えています。

 

 

大阪会場は、大阪市にあるドイツ語教室DZGOドイツ語教室さん

 

もちろんドイツ語特許翻訳経験者の方も大歓迎です!普段は一人で黙々とeinsamに作業をするイメージのある翻訳ですが、グループワークでドイツ語特許翻訳を一緒に学ぶ、”Wohngemeinschaft (WG)”ならぬ”Lerngemeinschaft (LG)”のひとときを楽しく過ごしてみませんか?

 

興味のある方は、ぜひお申込みフォームよりお申し込みください!

ドイツ語特許翻訳 体験ワークショップ
日程 2026年7月11日 土曜日
時間 12:45~受付開始予定

13:00~16:30

講師 ロック加藤
場所 DZGOドイツ語教室
参加費用 3200円 *アカデミー受講生は2800円

*飲み物とお菓子つき

目安レベル 独検3級以上
お申込み フォームよりお申し込みください
持ち物 筆記用具、辞書

 

ワークショップの講師は、ドイツ語特許翻訳講座でお馴染みのロック加藤が務めます。

【新情報!】当日の内容は以下の予定です!

  • グループ別にお互いに自己紹介
  • 講師より特許翻訳についての解説&ウォームアップ
  • グループごとに分かれての特許明細書の翻訳実践体験(テキストは当日配布します)
  • 講師からの翻訳解説では、ドイツ語の前置詞や動詞の前綴りについて辞書や参考書からはなかなか得られない面白ネタをご紹介します!

そして、ワークショップ当日にはトランスユーロオリジナルTシャツの販売も行います!背中にはドイツ語特許明細書に必ず記載されるお馴染みのフレーズがプリントされている世界で唯一無二のロックなTシャツです!
お申込みフォームに希望欄を設けましたので、ロックなTシャツをゲットしたい方は、ぜひ希望するTシャツをご選択ください!

 

特許翻訳について丁寧に解説を行いますので、未経験者でも安心してご参加いただけます。

皆様のご参加をお待ちしております!

“Wir bieten Ihnen gerne eine rockin‘ Lerngemeinschaft mit Getränke und  Gebäck an !“

 

★6/28(日)開催の東京ワークショップ情報はこちら

 

お申し込みはこちら!

 

ベルンの奇跡

まもなく、4年に一度開催されるサッカーワールドカップが開幕し、日本を始め、各国ではサッカーフィーバーが高まっていますね?

今回は3カ国が開催地になっているだけでなく、チーム数に関しても48カ国が出場して計104試合を行いますので、様々な観点から今までにない最大規模の大会になることが話題になっています。

一方で、選手、スタッフ、関係者、そしてサポーターにとっては試合ごとにとんでもない距離を飛行機で行き来する必要があり、大会関連のインフラ整備も大量の二酸化炭素排出を伴うため、本大会が「気候災害」以外の何でもないとの批判も出ています。

さらに、観戦チケットも史上最高額で取り引きされている他、対戦チームの魅力度によって金額が変動し、一定でないことへの不満も寄せられている状況です。

そのため、本大会は色々な意味で注目されており、今後の大会の在り方を見直すきっかけに繋がる評価を受けることになるでしょう。

そんなサッカーワールドカップですが、皆様は過去にスイスも開催国だったことをご存知でしょうか?

かなり昔なので、日本人でそれが記憶に残っている方は殆どいない可能性が高いものの、実は1954年の第5回大会が、なんとスイスで実施されたのです。

しかも、その際に「ベルンの奇跡」と呼ばれる、熱烈なサッカーファンの間で今も語り継がれる出来事がありました。

したがって、今回はサッカーワールドカップのスイス大会と「ベルンの奇跡」についてのお話をさせていただきたいと思います。

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