コロナによる日本のデート文化の変化

日本人は長時間労働で、夜遅い時間まで働いていることで知られています。これでは人生のパートナーとなる人と出会う時間がほとんどありません。そこで、このような問題の解決に一役買う手段として、日本には「合コン」と呼ばれるイベントがあります。しかし、コロナの影響で日本のデート文化も変化しているようです。

合コンとは?

 

合コンとは、通常、男女ひとりずつが幹事となって企画される出会いのイベントであり、それぞれ男女同数の独身の友達グループにより合同で開催されます。彼らは飲食店に集まり、そこで知り合いになります。イベントの最後に、特に気になる相手が見つかった人は連絡先を交換したり、別の場所へ移動してその後は2人で過ごしたりします。グループの雰囲気だと2人だけのデートのようなプレッシャーがないため、互いに打ち解けやすいようです。一般的に合コンでは、テーブルの一方の側に女性陣が座り、反対の側に男性陣が座ります。幹事は、参加者の紹介や、良い雰囲気を作る役目を担います。

大規模なスタイルの合コン

 

数年前から、「街コン」というイベントも流行っています。街コンの場合、街の開催エリアにある複数の飲食店が参加して会場を提供します。街コン参加者は、定額の参加料を支払うだけで、指定のすべての飲食店で飲食が自由となり、また飲食店間の自由な往来も可能です。すべての参加者は、目立つ色のリストバンドなどの参加証を身に付けることになっており、そうすることでお互い街コン参加者であることがわかり話しかけやすくなっています。日本でポケモンGOが大流行した時には、「ポケモンGOコン」も開催されました。公園などでポケモンGOをプレイしながら出会い、交流する場を提供しました。

 

オンライン合コンのメリットとデメリット

コロナの影響で、合コンの開催が難しくなってしまいました。ほとんどの飲食店が早い時間に閉店してしまい、アルコールの提供も制限され、そしてソーシャル・ディスタンスを保つために大勢のグループでの滞在ができなくなったためです。また、お互いを隔てるプラスチックのパーテーションやシートも、とても出会いの場として良い雰囲気とは言えません。

最近では、オンライン合コンを開催する企業も出てきました。同じ人数の男女が参加することに変わりはありませんが、、飲食店に集まるのではなく、Zoomでの出会いになります。オンラインでの合コン開催により、交通費の節約になるばかりか、飲食代も外食するより安くなります。また、最初から自宅にいるので終電を気にする必要がなくなり、夜遅くまで安心して歓談することができます。

しかし、オンライン合コンにはデメリットもあります。以前は、合コンは特別なイベントであり、それほど頻繁に開催されるものではありませんでした。しかし、オンライン主催者は毎日のように合コンを開催しているので、もし現実での初めてのデートが上手くいかなかったとしても、また簡単に次の相手を探すことができます。パートナー候補が際限なくいると、1人のパートナーを決めることが難しくなるでしょう。2020年、日本の婚姻率は12.7%も減少しましたが、これには元号が変わったことにも関係しているかもしれません。2019年は平成最後の年であると同時に新しい令和がスタートした年でもあるので、多くのカップルにとって、「令和婚」は婚姻を結ぶ良い契機となったのかもしれません。このような新しい出会いのトレンドが日本にどのような影響を与えるのか、今後も注目したいと思います。

皆さん、オンラインデートはもう経験しましたか?このような新しいトレンドについてどう思いますか?


ドイツ語版

 

記事のドイツ語版はこちらになります。

Die Dating-Kultur in Japan im Wandel durch Corona

 

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