ドイツ クリスマスマーケットレポート 第3弾 ≪ボン・ジークブルク・デュッセルドルフ≫

ドイツのクリスマスマーケットレポート、ラスト第3弾は、ボン、ジークブルクそしてデュッセルドルフよりお届けします。

ボンとジークブルクからは「Kei」さん

デュッセルドルフからは「F.u.E」さんがレポートをしてくれました!

いよいよクリスマス本番!既に開催が終了したところもありますが、来年のクリスマスマーケット訪問のご参考にどうぞ🎄

ボンのクリスマスマーケット

天才音楽家ベートーヴェンに見守られたクリスマスマーケット

 

今回、ボンのクリスマスマーケットをレポートしてくれるのはボン在住の「Kei」さんです。
ボンは戦後の東西分断時代の1949年から1990年まで西ドイツの首都でした。ベートーヴェン生誕の地でもあるボンでは、どのようなクリスマスマーケットが開催されているのでしょうか!?

開催期間

2022年11月18日(金)〜 12月23日(金) 11:00 〜 22:00

ボンのクリスマスマーケットとは・・・

ドイツ南西部を流れるライン川沿いに位置する街ボン。いまだ政治の舞台としても息衝く人口約33万人のこの街は、かの天才音楽家ベートーヴェンの生誕の地としてもよく知られています。大聖堂前に広がるミュンスター広場(Münsterplatz)には、街のシンボル的存在のベートーヴェン記念碑があり、日々多くの観光客が訪れます。

その記念碑を囲むように、街の中心ミュンスター広場やボトラー広場(Bottlerplatz)、フリーデンス広場(Friedensplatz)では、毎年この季節になると華やかに彩られたクリスマスマーケット(Weihnachtsmarkt)が開催され大勢の人で賑わいます。
今年は、まだコロナが猛威を振るっていた去年とは比べ物にならない程どの広場も人で溢れかえっていました。

極寒の夜でも多くの人で賑わうミュンスター広場~ベートーヴェンがクリスマスマーケットを見守る

おススメの飲み物

定番のグリューワイン(Glühwein)もいいですが、今年は新しいホットワインにもチャレンジしてみたい。
そこで、偶然見つけたのがフォイヤーツァンゲンボウレ(Feuerzangenbowle)

 

アルコール度は高いがグリューワインより味わい深く、柑橘系テイストやスパイスが効いたホットワインに、ラム酒がたっぷり染み込んだ円錐形の砂糖ツッカーフット(Zuckerhut)を添えてそこに火がつけられます。
ツッカーフットはたちまち青い炎に包まれ、ゆっくり溶け出して赤いホットワインに注がれます。全て溶けてホットワインと混ざり合ったら、フォイヤーツァンゲンボウレの出来上がり!甘い香りに濃厚な味わいが、寒く冷えた体を芯から温めてくれるでしょう。うーん美味。

↑青い炎にゆらめくツッカーフットが幻想的なフォイヤーツァンゲンボウレ

 

オススメの食べ物

 

また別の日には街で用事があったついでに、お昼時のクリスマスマーケットにちょっと立ち寄り腹ごしらえ。クリスマスマーケットで定番の食べ物のひとつライベクーヘン(Reibekuchen)を食べました。すりおろした新鮮なジャガイモを油で揚げ、リンゴムース(Apfel-Mousse)を添えていただくライベクーヘンは通常3枚セットで売られていますが、1枚でもかなり食べ応えがありお腹いっぱいになります。ただ、このサクッとモチットした食感は病みつきになること間違いなし。

 

あつあつ出来たてのライベクーヘンは美味しくて病みつきになる

 

ライン川沿いを散歩したあとは街でショッピングを楽しみ、そしてクリスマスマーケットへ繰り出すというのも素敵な一日の過ごし方になるのでは。

機会があれば、ぜひボンのクリスマスマーケットへお立ち寄りを!

 


参考サイト

https://www.bonn.de/veranstaltungskalender/veranstaltungen/hauptkalender/weihnachtsmaerkte/weihnachtsmarkt-in-der-innenstadt.php


ジークブルクのクリスマスマーケット

タイムスリップ?!中世を見事に再現したクリスマスマーケット

 

ボン近郊の街「Siegburg ジークブルク」のクリスマスマーケットレポートも「Kei」さんがお届けします。

魅力たっぷりの中世風のクリスマスマーケットは、きっと日本では味わえないドイツの特別なクリスマスマーケットのひとつでしょう!

開催期間

2022年11月19日(土)〜 12月22日(木) 11:00 〜 20:00 *金・土21:00

ジークブルクのクリスマスマーケットとは・・・

かつての首都ボンの北に位置する小さな街ジークブルクは、ちょっとユニークなクリスマスマーケットの開催地として知られています。ジークブルク駅から石畳の道をクリスマスマーケット会場へ向かって歩いていくと、まるでタイムスリップしてしまったかと錯覚するほど、本格的な中世の街並が続いています。

中世にタイムスリップしたかのような様々なショー

最初にお目見えするのは様々なショーが披露される舞台。
ここでは中世時代の衣装に身を包んだ大道芸人たちが、中世ヨーロッパ音楽を古楽器で演奏したり、松明やこん棒などを使った曲芸を披露したりと訪れる人々を楽しませてくれます

赤い女狐(Die rote Füchsin)フィン・ド・フィルー(Fin de Filou)の共演~ダイナミックな演奏に子供達も聴き入る

 

ジークブルク・クリスマスマーケットの名物

会場をまっすぐ進むと、会場中央に聳え立つ大きなクリスマスツリーがお出迎え。木工職人が手がけた工芸品はちみつ入りホットワインのメート(Met)を売るお店などがツリーの両脇に立ち並び、会場はとても賑やかです。大人2人が手動で回す木製メリーゴーラウンドは毎年子供達の人気スポットです

 

会場中央に聳える巨大クリスマスツリーと両脇に立ち並ぶメート(Met)のお店など

 

★オススメポイント★

そのまま会場をまっすぐ突き進むと、この中世クリスマスマーケットの名物・豚の丸焼きのお店が見えてきます。

 

ぐるぐる回して豪快に焼いていく豚の丸焼き

 

毎年大行列ができるこのお店は昔ながらの調理法で豚の肉を焼いています。ジューシーで香ばしく焼かれたお肉をドイツ定番の白パン・ブロートヒェン(Brötchen)に挟んで食べると、白パンの柔らかさとジューシーなお肉のコンビネーションがしばし至福の時間へと導いてくれるでしょう。

 

ボン中央駅やケルン中央駅から電車で25分ほどとアクセスも良好なジークブルク。
ボンにお立ち寄りの際は、ぜひジークブルクのクリスマスマーケットにも足を運んでいただき、中世の雰囲気を存分に味わってもらいたいです。

 


参考サイト

https://mittelalterlicher-markt-siegburg.de/


 

デュッセルドルフのクリスマスマーケット

レポート&写真提供  by F.u.Eさん

デュッセルドルフからクリスマスマーケットのレポートお届けするのは、再びF.u.Eさんです。

都会的なデュッセルドルフのクリスマスマーケットをご紹介いたします!

開催期間

デュッセルドルフのクリスマスマーケットの開催期間は2022年11月17日(木)~12月30日(金)です。クリスマス後も続くの?と思いますが、上記期間中11月20日(Totensonntag死者追悼のための「死者の日曜日」)とクリスマスの12月25日は閉まってしまいます。

デュッセルドルフのクリスマスマーケットとは・・・

デュッセルドルフ市内で開かれているクリスマスマーケットはテーマごとに大きく6つに分かれています。

まずは1つ目はショッピングに最適なSchadowstraßeにあるSchadow-Markt(シャードウマーケット)。

 

 

そして2つ目がメイン会場でもある、「Jan-Wellem-Denkmal」(ヨハン・ヴィルヘルム2世の記念像)を中心に市庁舎の前に広がるHandwerker-Markt(職人マーケット)

3つ目はモダンな建物の辺りにあるKö-Bogen-Markt (ケー・ボーゲンマーケット)。

 

4つ目は2021年から開催されるようになった新スポットKö-Lichter-Markt(ケー・リヒターマーケット) 。

高級店が立ち並ぶデュッセルドルフ屈指のショッピング通りであるKönigsalle。その高級店の反対側の川沿いに、対比するように小さな小屋が並んでいる姿は何とも可愛らしいです。

 

 

また5つ目の、巨大モニュメントを起点に、Flingerstraßeという通りにお店が立ち並ぶAltstadt-Markt(旧市街マーケット)では、常に甘い香りが漂っています。

 

 

そして最後の6つ目は子供向けのメリーゴーラウンドを中心に所狭しとお店が並ぶMärchen-Markt(メルヒェンマーケット)です。

 

デュッセルドルフのクリスマスマーケットは、テーマ別に分かれていますが全体的にいうと商業的な印象です。

定番のグリューワインやソーセージ、オーナメントといったものだけでなく、リングやピアスなどの可愛らしいアクセサリーやモダンな飾りもの、絵画といったアートのお店も多くありました。混雑しているため歩きにくいですが、全て徒歩圏内で移動することができます。

デュッセルドルフクリスマスマーケットの名物

まずはKönigsallee(ケーニヒスアレー)沿い、Corneliusplatz(コルネリウスプラッツ)に設営されている「Eisbahnアイスバーン」というスケートリンクをご紹介します。

沢山の子どもたちが楽しむスケートリンクの周りでは、大人たちがグリューワインや軽食を楽しみながらスケートリンクを眺めたり、談笑をしています。スケートリンクの横には2階建ての建物も設営されており、そこからスケートリンクを見下ろすこともできるようでした。

そしてこの辺りにはパブリックビューイングができるよう巨大スクリーンも設置されています。
今年初めてクリスマスマーケットと開催時期が重なったサッカーワールドカップの試合も配信されていました。

残念ながらドイツはグループリーグ敗退だったため、「ものすごい盛り上がり」というわけではありませんでしたが、本来ならば「クリスマス+ワールドカップの試合」というのはドイツの特大イベントてんこ盛り。もしドイツが勝ち進んでいたら、かなりカオスな状況になっていたかもしれませんね。

 

そして遠くからでも目立つのが、ライン川沿いに建つ期間限定観覧車(Riesenrad)です。

こちらは10月21日から来年1月8日まで設置されています。

この観覧車の周りにはポップでかわいい見た目のお店が並んでいて、また違う世界にやってきたかのようです。

 

 

 

 

 

 

★おススメポイント★

外気温が氷点下にもなるドイツのクリスマスマーケットでは、温かい食べ物や飲み物が欠かせません。そんな時グリューワインやプンシュ(Punsch)だけなくスープも良いかもしれませんね。ということで今回はMärchen-Marktにあるスープ屋さん「Haucks Küche」のスープをお勧めします。

私は「Erbsen Suppe」(エンドウ豆のスープ)をいただきました。

味は濃い目に作られているので、一緒につけてくれるパンは必須です。その他グヤーシュなど種類も色々とあるようなので、是非試してみてはいかがでしょうか。

 

デュッセルドルフのクリスマスマーケットは、ショッピング街や飲食店街に近い場所にあるため、特に夜は混みあいます。またSchadowstraßeやKönigsallee周辺は交通量も多く、週末にデモが行われた際には、信号付近に警備員が配置されていました。

混雑したところには行きたくない・・・という人にはライン川を渡った反対側のクリスマスマーケットもお勧めです。こちらの方はだいぶこぢんまりとしていて仕事帰りに少し寄って帰ることもできそうなので、穴場かもしれませんね!


参考サイト

Weihnachtsmärkte in Düsseldorf 2022: Öffnungszeiten, Standorte, Stände (24rhein.de)

Weihnachtsmarkt Düsseldorf – viele einzigartige Märkte (duesseldorf-tourismus.de)

Weihnachten_2022_Faltplan_Online.pdf (duesseldorf-tourismus.de)


 

トランスユーロアカデミーブログのスペシャル企画『ドイツのクリスマスマーケットレポート』を全3回にわたってお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?

「これぞクリスマスマーケット!」というものから「知る人ぞ知るクリスマスマーケット」まで、ドイツのクリスマスマーケットは本当に多種多彩です。
写真だけではお伝えできない魅力も沢山ありますので、是非ドイツにきて本場のクリスマスマーケットを楽しんでいただきたいです!

もし皆さんお気に入りのクリスマスマーケットがありましたら、是非教えてくださいね。

 

 

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