【ワークショップ開催レポート】
2025年11月1日(土) ドイツフェスティバル2025で【ドイツ語特許翻訳 体験教室】を開催!

2025年11月1日(土)ドイツフェスティバル2025(都立青山公園)において、【ドイツ語特許翻訳 体験教室】を開催しました!
ワークショップ開催は直前に急遽決まりましたが、有り難いことに当日は沢山の方にご参加いただき、ドイツ語特許翻訳を生で体験していただきました。
その様子をすこしご紹介します!
ドイツフェスティバル2025は、10月31日(金)から11月3日(月)まで開催され、トランスユーロアカデミーのワークショップは11月1日(土)14:00~16:00にドイツフェスティバルのワークショップ特設会場にて行いました。
ドイツフェスティバルには初参戦です。
昨年、ドイツフェスティバルを訪れたときは生憎の大雨・・・そして今年も当初は雨予報だったためハラハラしていましたが、当日は幸運に恵まれて秋晴れとなり、夏復活?と錯覚してしまうほど暖かくなりました。
会場に足を踏み入れると、お天気が良いこともあり物凄い賑わいでした。

ドイツ語特許翻訳体験教室は、各回30分を3部に分けて行いました。
20分で実際のドイツ語特許明細書の翻訳にチャレンジしていただき、残りの10分で講師の加藤が解説を行いました。
第1部と第3部は、ドイツならではの「ソーセージ」(Wurst)に関する発明の特許明細書、
第2部は7月のワークショップでも使用した「椅子」(Stuhl)に関する発明の特許明細書を扱いました。

翻訳チャレンジは、全部で3問からなる出題に解答してもらう形でおこないました。気になるその出題の中身は・・・
1問目は、特許明細書の冒頭でおなじみのフレーズ「Die Erfindung betrifft…」というドイツ語文の日本語訳を並び替えて完成させます。
2問目は、特許明細書中に挙げられた従来技術の「不都合な点」に関する記載について、選択肢の中から最適な日本語訳を選びます。
そしてメイン問題である3問目は、「この発明によって発明の課題がどう解決されるのか?」について記載されたドイツ語抜粋個所を自力で日本語に翻訳してもらうという難問です!
とはいっても参加者のほぼ全員が特許翻訳初挑戦でしたので、さすがにゼロからの翻訳はちょっと難しいので、予めこちらでご用意した単語リストを参照しながら翻訳を完成してもらいます。

最後に、講師の加藤により、Patent(特許)とは?Erfindung(発明)とは?について簡単に説明をした後、各問題の答え合わせを行いました。解答例は参加者の皆さんに後日メールで配信するので、あとでじっくり復習することも可能です!

体験教室には、ドイツ語初級~中級レベルの方が多く参加してくれました!
皆さん、一般ドイツ語に関してはすでに高いスキルをお持ちのようでした。
なかには、加藤がゲスト出演したVollmond・komachiさんのポッドキャストを聴いて、わざわざ加藤に会いにきてくれた人もいました!

そしてありがたいことに、第3部は満員御礼となりました。
事前申し込みをしていただいた方も、当日飛び入り参加していただいた方もありがとうございました!
一体どれくらいの方が興味を持ってくれるだろうかと少し不安でしたが、このワークショップを通して少しでもドイツ語特許翻訳の魅力を伝えることができたなら嬉しいです・・・
今回は、初めてのドイツフェスワークショップでしたので、出題内容や時間配分、座席配置などの点で参加者の皆様にご不便をおかけしたところもありました。この場を借りてお詫び申し上げます。
今後のワークショップの運営に活かして参りたいと思います。
トランスユーロアカデミーでは、定期的にドイツ語特許翻訳に関するセミナーや講座を開催しています。
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来年も随所でワークショップを開催する予定ですので、今回逃してしまった方がいらしたら是非次回のワークショップにお越しください。講師を始めスタッフ一同、心よりドイツ語好きの皆様のご参加をお待ちしています!


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