ルツェルンとその周辺

海外へ行って、登山や新しい街の散策を楽しむ。今年はこういった夏休みのプランを泣く泣く諦めた方、多いのではないでしょうか。状況が状況であるだけに仕方ないのですが、少しでもどこかへ出かけた開放感を味わったり、新しい刺激を受けたりしたいものですよね。

今回は、そんな思いに少しでも応えられたらと思い、個人的に好きな街ルツェルンとその周辺のお出かけスポットの紹介です。

ルツェルンの街

ルツェルン(Luzern)は、チューリッヒの南西方向に位置し、車でも電車でも1時間弱で行けるアクセス抜群の街です。駅から出てすぐに、まず惹きつけられるのは、眼前に広がる広い湖(フィアヴァルトシュテッター湖、Vierwaldstättersee) とその後ろに広がるアルプス山脈のパノラマ風景です。湖のほとりを散歩しながら景色に魅了されるも、船に乗って観光するもいいですね。

ルツェルンとその周辺
ルツェルンとその周辺

駅からほど近いところにある街のシンボル的存在でもあるカペル橋(Kapellbrücke)もきっと印象に残るでしょう。この橋は14世紀に造られ、ヨーロッパに現存する最も古い木造の橋です。実は、1993年に火災に見舞われ、一度は大半が消失してしまいましたが、すぐに再建され、翌年には再オープンが可能となりました。

Kapellbrücke;Chuchichäschtli撮影
Kapellbrücke;Chuchichäschtli撮影

この橋の特徴の一つとして、屋根の内側にはめ込まれている数多くの絵画があります。歩いていると、まるでタイムスリップしたような、あるいはちょっとした美術館を訪れているような気分を味わえます。ちなみに、この絵画は当初からはめ込まれていた訳ではなく、17世紀に入ってからです。

ルツェルンを訪れたら、行っていただきたいところをもう一箇所取り上げるとしたら、瀕死のライオン像(Löwendenkmal)です。この石像は、1792年にパリでルイ16世を守ろうとし、命を落とした約1000人のスイス兵への敬意の印として造られたものです。当時、休暇で地元ルツェルンに帰っていたスイス兵のカール・フィッファー (Karl Pfyffer)が、仲間を思って考案したそうです。

Löwendenkmal;Chuchichäschtli撮影
Löwendenkmal;Chuchichäschtli撮影

ルツェルン周辺の観光スポット

ルツェルンからさらに少し足を伸ばしたい方にオススメなのが、山の旅です。ルツェルンからアクセスできる距離には沢山の山々があり、今回はその中でもユニークな交通手段を使って登ることができるところを2箇所紹介したいと思います。

まずは、シュタンザーホルン(Stanserhorn)。2012年からはCabriOという世界初の2階建てロープウェイを使ってこの山に登ることが出来るようになりました。2階建てというだけでも目新しいですが、階段を使って2階に上がると、なんとそこには屋根がなく、開放感抜群の造りになっているのです。想像するだけでも、ドキドキしてしまいますよね。

もう一箇所は、シュトース(Stoos)です。ここには世界一急勾配のケーブルカーがあります。2017年から運行しており、744メートルの高低差を約4〜7分かけて移動します。最も急なとこでは、なんと47度ほどの勾配があります。「もはやケーブルカーというよりジェットコースター?!」のように感じてしまいそうですが、実は車内は傾かず、水平を保つような仕組みになっており、車椅子の方でも利用できるそうです。

ちなみに、私はどちらの乗り物もまだ乗ったことがありませんが、公式ホームページに掲載されている写真や動画を閲覧するだけでもかなり迫力が味わえます。ご興味のある方はぜひ確認してみてください。

さて、今回はルツェルンの街の周辺にあるユニークなケーブルカーやロープウェイを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。少しでもお出かけした気分を味わっていただけたのであれば、この上なく嬉しいです。

Uf widerluege!

(それでは、また。)

Chuchichäschtli


参考ホームページ

 

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