ドイツのコロナ事情 
ロックダウン、規制緩和、そして2020年6月現在

新型コロナの感染拡大防止のため、ドイツは3月16日から国境封鎖措置にふみきり、3月22日からはドイツ全土に渡って、ロックダウンの措置を取りました。その後、5月から本格的に制限措置の緩和が進んでいます。6月26日現在でのドイツの総感染者数は、192,556人、死者は8,948人に上ります。

段階的な規制緩和、マスクは義務化、罰金も導入

 

ロックダウンによって、閉鎖されていた機関、施設も徐々に開放されており、感染の影響が少ない地域では、4月から緩和が始まっており、時期早々との批判も浴びながら、5月初旬から本格的に制限措置の緩和がとられました。

感染者数と州ごとの措置に違いはありますが、例えばニーダーザクセン州とベルリンでは、6月4週目から小学校と保育園、幼稚園が再開しました。ヘッセン州とブレーメンでは、オンライン授業から、教室での授業に切り替わりました。しかし、授業時間や登校日などはまだ制限がかかっているようです。ちなみに今は大学入学資格試験、アビトゥーアが終わり、高校生たちは打ち上げモードとあってか、ノルトライン=ヴェストファーレン州で、Abi-Party-いわゆる卒業パーティーをすることも許可されました。(6月26日現在)

商業施設、美容院や美術館、動物園といった施設はおおよそ再開していますが、集まる人数の制限規制が強い州もあり、屋外、屋内、公共機関などによってそれぞれ人数制限があります。大規模なイベントやコンファレンスの開催などにも人数制限がかかっているようです。

しかし、どのような状況と環境であれ、手洗いなどの衛生管理、ソーシャルディスタンスを守ることと、公共機関でのマスク着用の義務が強いられています。マスク着用義務に関しては、罰金も導入され、ベルリンでは、50ユーロから500ユーロにまで及ぶそうです。

食肉処理工場でのクラスター、再びロックダウン

 

規制緩和を受けてか、再び感染者数が上昇している傾向はドイツでも顕著なようです。6月三週目に入り、ノルトライン=ヴェストファーレン州のギュータースロー郡(Gütersloh)にある食肉処理工場でクラスターが発生し、従業員1500人以上が感染し、6月23日には6月末までギュータースロー郡と、近隣のヴァ―レンドルフ郡でロックダウンの措置を講じることが発表されました。これを受けて、オーストリアではノルトライン=ヴェストファーレン州への渡航禁止令もでています。

新型コロナによる新しい生活様式はドイツでも根付き始めているようです。一刻も早く、感染拡大の終息を願う一方で、この状況にいかに適応していくかが、国を問わずに問題となっているようです。


参考HP

 

 

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