番外編・日本に一時帰国して逆カルチャーショック
先日まで子供たちの学校の休みを利用して約2週間、日本(大阪)に一時帰国していました。(ちなみにドイツの学校の休みは、交通機関や道路の混雑を防ぐために、各州によって休みの時期がずらされているという、優れたシステムになっています。)
私はドイツ生活が長いので、日本に一時帰国すると逆にカルチャーショックを受けることのほうが多く、今回は、番外編として久しぶりに日本に帰国して驚いたことを書いてみたいと思います。
先日まで子供たちの学校の休みを利用して約2週間、日本(大阪)に一時帰国していました。(ちなみにドイツの学校の休みは、交通機関や道路の混雑を防ぐために、各州によって休みの時期がずらされているという、優れたシステムになっています。)
私はドイツ生活が長いので、日本に一時帰国すると逆にカルチャーショックを受けることのほうが多く、今回は、番外編として久しぶりに日本に帰国して驚いたことを書いてみたいと思います。
私にはドイツのギムナジウムに通う二人の子供がいます。
ギムナジウムと言っても、日本の中学、高校生に比べると、授業は13時まで、お昼ご飯は家で食べるし、塾通いもない。
「こんなにのんびりしていて大丈夫だろうか?」と思う時もよくあります。
そんな中で、ドイツの学校で私が「これはいい!」と思ったことがあります。
それは、9年生(日本で言えば中学3年生)になると学校の教育プログラムの一環として、企業実習が必須であることです。
今年もカーニバルの季節がやってきました。
カーニバルは、もともとカトリックの影響が強く残る地方の風習で、ドイツのカーニバルの中心地はマインツ、ケルン、デュッセルドルフ、ボンなどのライン川沿いの地域です。
カーニバルは、バイエルンやザクセン、ベルリン等の地域では「ファッシング」と呼ばれていたり、「ファストナハト」、「Fünfte Jahreszeit(五つ目の季節)」など、地域によって呼び名や習わしが異なります。
2023年12月に、OECD加盟国を中心として3年毎に実施される15歳を対象とした国際的な学習到達度テスト「PISA (Programme for International Student Assessment)」の最新結果が公表されました。
今回公表されたのは、前回実施された2022年のPISAテストの結果です。
ご存じの通り、PISAとは15歳の「読解力」、「数学的リテラシー」、「科学的リテラシー」の3分野の習熟度を国際的に調査する試験のことです。
ドイツでの出産ってどんなものでしょうか?
私もかれこれ10年以上前に経験しましたが、色々驚いたことや感動したことがありました。
ドイツで出産する場合、一般的なのは病院での出産ですが、妊婦さんが希望すれば、水中出産や自宅での出産も可能です。
12月に入ると、ドイツでは本格的にクリスマスの準備が始まります。
クリスマスは、ドイツ人にとって一年で最も大切な家族イベント。
おじいちゃん、おばあちゃん、子供や孫たち、普段は離れて暮らしている家族が集合して、久しぶりに家族水入らずで過ごす時間。まるで日本のお正月といった感じです。
そして日本でも住んでいる地域や家庭によってお正月にいただくおせち料理に違いがあるように、ドイツのクリスマス料理も地域や家庭ならではの特色があります。
ドイツの天気予報ニュースを聞いていると、「高気圧のオスカーが、明日は非常に乾燥した空気をもたらします」だとか、「低気圧のポリーによって強い雨が発生します」だとか、天気図の高気圧と低気圧に人の名前が付けられていて、なかなか面白いんです。
実は、ドイツでは毎年9月に、翌年発生する高気圧と低気圧の名付け親(Wetterpate)が募集されていて、自分の名前だったり、誰か大切な人にプレゼントとしてその人の名前を応募できたりと、ユニークなシステムになっているんです。
皆さんは、読み終わった本はどうしていますか?
次に喜んで読んでくれそうな友人にあげたり、中古本として売ったり、そもそも本は買わずに専ら図書館で借りる人も多いことでしょう。
こちらドイツの町では、ブックシェアリングが日常に根付いています。
天気のいい週末、近所を歩いていると(ドイツ人は散歩が大好き)、住宅の前に書籍が詰まった段ボール箱が置かれていて、「zu verschenken(無料で差し上げます)」とメモ書きが残されていることがあり、面白そうな本があれば、家に持ち帰ることがあります。
またそれ以外にも、街の中に、いきなり本棚が置かれていることもあります。
これらは「Öffentlicher Bücherschrank (公共の本棚)」と呼ばれ、主にボランティアによって管理されている本棚で、ドイツのブックシェアリングを象徴する存在となっています。