ドイツの難民問題
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2024年8月にドイツ西部の都市ゾーリンゲンの祭りで3人が刺殺されるというショッキングな事件が発生しました。
主要容疑者が強制送還に直面していた26歳のシリア難民だと明らかになると、現行の難民法をめぐってドイツ国内では議論が激しくなり、難民法をより厳格化することが決定されました。
ドイツ政府は、これまでに犯罪歴があり、「要注意人物」とされていた計28人のアフガニスタン難民をアフガニスタンのカブールに強制送還しました。
ドイツ政府がアフガニスタンからの難民を同国に送還したのは、約3年前にタリバンがアフガニスタンの政権を掌握して以来、初めてのことです。