急成長するドイツのヴィーガン

ドイツで生活していると菜食主義者、いわゆるヴェジタリアンに出会うことは珍しくありません。レストランのメニューにも、野菜のみのメニューが必ずあるのも日本とは少し違うところかもしれません。さらに今日ではヴィーガンというスタイルが、欧州全体で増加傾向にあり、ベルリンでは人口の約一割がヴィーガンで、ヴィーガン食を取り扱う店も多数だとか。その食品の種類は実に豊富なドイツです。さて、そんなヴィーガン、思想的な理由から実践している人々が多いのでしょうか。また増加の理由の背景にあるのは?

⇒続き

ブルシェンシャフト―ドイツの学生同盟

サークルや部活など、日本の学校生活の中で結成されるグループ組織はドイツには存在しません。運動系のクラブは教育機関から独立したスポーツクラブ(Sportverein)がその代わりと言えます。しかし、ドイツには独自の歴史によって成立した学生同盟―ブルシェンシャフト(Burschenschaft)というものが存在します。19世紀前半に誕生したこの同盟は、近代の様々な歴史的変動や制圧を乗り越えて今日も存在しており、同盟内の規則はかなり独特で、真剣を使った「決闘」までも存在するそうです。

 

ブルシェンシャフトによるヴァルトブルクの祭典(1817)が行われたアイゼナハ近郊のヴァルトブルグ城

 

⇒続き

ドイツ在住の日本人事情

海外在留邦人-いわゆる海外在住の日本人の数は、令和二年(2020)の外務省の統計によると、135万7724人と前年から約3.7%減少しており、新型コロナの影響は顕著にみられます。さて、そのうちドイツ在住の日本人の数は41,757人。留学、駐在、移住、永住etc…様々なバックグラウンドを持っている人々がいます。今回はドイツ在住の日本人事情についてお届けします。

⇒続き

ドイツ出身の漫画家たち

以前、ドイツが舞台の日本の漫画をご紹介しましたが、今回はドイツ出身の漫画家たちを何人かご紹介したいと思います。日本の漫画文化に影響されて、ついには自分でも漫画家になった人、または、日本の漫画文化からではなく、漫画をひとつの表現として作品を創作している人々など、ひとくちにコミック作家、漫画家といっても実際は十人十色です。
⇒続き

サービス砂漠、サービス天国 お客様は本当に神様?

ドイツのサービスに関して揶揄される「サービス砂漠」ということばをご存じでしょうか。スーパー、小売店、レストランといった接客業のみならず、電話会社、交通機関を使用する際などに受けるあらゆるドイツのサービスは、不親切なことも多く、営業時間の短さも相まって、良い評判は少ないのが現状。今日はそんなドイツのサービス事情についてお伝えします。

⇒続き

ドイツのテレビ事情 テレビ番組編

以前ドイツのテレビ事情についてお伝えしましたが、今回は実際のテレビ番組についてお伝えいたします。チャンネルの数は?受信料ってあるの?そしてどんな番組が好まれているの? などの疑問にお答えします。

⇒続き

ドイツのサマータイム制度 

近頃すっかり日も短くなってきましたね。日照時間の長さに合わせた時間調整をするシステムであるサマータイム(英:Daylight saving time独:Sommerzeit, Zeitumstellung)は、欧米諸国等77ヵ国で導入されています。ドイツ及びEU諸国では、毎年3月と10月の最終日曜日に時間の切り替えが行われています。しかし、このサマータイム制度には賛否両論があり、制度の見直しが根強く議論され、実は2021年10月に廃止となる予定でした。問題点はどこにあるのでしょうか。

⇒続き

ドイツ生まれ クリスマスツリー

クリスマスが近づき、街もイルミネーションが綺麗な季節になりました。クリスマスに欠かせないアイテムといえばクリスマスツリー。ドイツでは本物の木を飾るのが一般的ですが、近年は人工の木で間に合わせる家庭も多いそうです。

さて、このクリスマスツリー、キリスト教文化のひとつ…と思いきや、元々はキリスト教とは無関係であったのをご存じでしたか?そして最初にツリーの風習が根付いたのはドイツ(当時の神聖ローマ帝国)においてでした。

⇒続き

ドイツの城 ノイシュヴァンシュタイン城

ドイツに旅行しよう!じゃあどこに行こう?ドイツの名所というと、どこが思いつきますか?お城は欠かせない観光スポットではないでしょうか。ライン川沿いの古城、ハイデルベルク城、エルツ城など有名なお城は多くありますが、ドイツのイメージシンボルといえば、ノイシュヴァンシュタイン城をおいて他に考えらえないのではないでしょうか。

⇒続き

ドイツでタブーな行動?鼻をすするとティッシュを渡されてしまう!

日本では何気ない行動でも、海外では礼儀に反したり、許されない行動であることがしばしばあります。これもまた文化の違いによるトラブルの種になりそうです。ドイツと日本の習慣、行動様式の違いから生まれるNGな行為には一体どのようなものがあるのでしょう。今回はそんなタブーについてお伝えします。

⇒続き