スイス最西端の都市ジュネーヴ

以前、ベルンをご紹介した際にベルンが連邦都市として事実上スイスの首都であることにも触れさせていただきましたが、皆様の中には本ブログの記事を毎回読んでくれている人ばかりではないと思いますので、未だにジュネーヴがスイスの首都であると勘違いされている方もいるのではないでしょうか?
確かに、ジュネーヴはビジネスを始め、国際会議などの目的で年間を通して多くの外国人が訪問しますし、メディアでも度々その名前を見聞きすることがあります。しかも、それらがほぼ政治経済に関するものであることから、スイスに行かれたことがない人はもとより、現地を訪れた観光客でさえ、ジュネーヴが政治の中心であるかのように感じてしまいます。しかし、スイス人からすればそれはとんでもない誤解で、ジュネーヴほどスイスらしくない地域はないと主張するぐらいです。
したがって、今回は実際にどのような場所であるかを知っていただくために、ジュネーヴ州(Canton de GenèveまたはKanton Genf)の州都であるジュネーヴについてご説明させていただきます。

 

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Schtange, Chübel, Schtifel  スイスドイツ語講座その8:ビールに関する用語

皆様は「ビールといえばドイツ」というイメージを持っていませんか?ドイツは数えきれないほどビールの種類が多く、一生かけてもその全てを飲むことは不可能だと言われているほどですので、そのようなイメージが根付くのは無理もありません。しかし、ドイツに足を運んでビールを飲む際に問題なく注文ができる自信はありますか?というのも、種類の多さ故、ドイツのお店でビールを飲みたい時、もちろん単に「ビール」と言うだけでは自分が希望したものを得られないので、注文の際にはドイツならではの様々な用語や表現を使う必要があるのです。
例えば日本では「生」という魔法の合言葉を使わないと、店員さんから「○○ですか?それとも○○ですか?」などと聞かれ、注文がスムーズに行かないという経験をすることも少なくありません。ドイツやスイスにおいてもお決まりの用語を言わなければ似たような目に遭うことが度々ありますので、今回は皆様が注文時に困ることがないよう、ビールに関するスイスドイツ語をご紹介したいと思います。

 

 

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スイス・アルプスの魅力

本ブログでは今までいろいろなお話をさせていただきましたが、ある特定の話題が抜けていることにお気付きでしょうか?「ちょっと知りたいスイス」というタイトルでありながらスイスの代名詞とも言える「山」に関するネタをご紹介したことがないのです!皆様を始め、大半の人はスイスをイメージする際にアルプスを思い浮かべると思います。また、私自身もスイスについて語る際は「腐るほど山がある」や「見飽きてしまうぐらい山しかない」との表現を頻繁に使うにも拘わらず、過去の記事で山に触れることがありませんでした。このままだといつか読者の方からそのことを指摘されるのではないかと密かに危惧していましたので、今回は満を持して「スイス・アルプスの魅力」と題し山岳国家スイスの主役である「山」についての話をしたいと思います。

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「海無し国」の異名が似合わない国スイス

今更ですが、スイスが内陸国であることはご存知ですよね?私は日本での生活において自身の出身国についての質問を受けることが多く、その際にスイスが陸続きで他国に囲まれていることに触れることもあって、稀に「スイスって海がないの?」と驚かれるときもあります。
現状、ヨーロッパではオーストリアやチェコなど一部を除けば、殆どの国が海に面していて、中でも知名度の高いスイスがよりによってそのひとつであることを不思議に感じる人もいるでしょう。島国に住む日本人からすれば海がないことは大半の国民にとって想像しにくいもので、「海無し県」という言葉まで存在するほどです。しかも、「海無し県」は他の都道府県民からいじられ、別世界のように認識されているようにも感じます。同じように、「海無し国」であるスイスもそういう意味では他国から笑い者にされていますが、それは、スイスほど実は「海無し国」の異名が似合わない国はないという事実を知らないからに他なりません。したがって、今回は皆様が抱いているスイスのイメージを覆し、内陸国であることがまるで嘘であるかのように思ってしまう数々の事実をご紹介いたします。

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