日本、プラスチックゴミ削減を宣言

日本、そしてプラスチックへの偏愛」の記事で述べたように、日本はプラスチック包装が非常に多い国です。しかしその一方で、最近では日本の一部の企業がプラスチック包装の削減に取り組んでいるようです。政府も脱プラの取り組みを後押ししており、先日、東京で初めて、包装なしで商品を販売するスタイルの店舗を見つけました。

日清食品とANAのプラスチック削減活動

インスタント麺のメーカーである日清食品は、2021年6月より、カップ麺のプラスチック製のフタ止めシールを廃止し、代わりに新形状のフタを採用すると発表しました。メーカーによると、新デザインのフタを採用することにより、年間33トンものプラスチック原料が削減されるとのことです。カップ麺に関しては、理想は、繰り返し何度も使用できるフタ付きカップ容器を使用するか、カップ容器全体を環境に配慮した素材で作ることですが、ともあれ新デザインのフタは脱プラへ向かって一歩前進したと言えます。

ANAはさらに一歩先んじており、2021年8月から、機内で配られる機内食用のプラスチック製容器を環境に優しい素材へ変更しますANAは、これにより年間317トンものプラスチックゴミが削減されると見込んでいます。

政府も歩調を合わせる

既に2020年に使い捨てレジ袋の有料化が導入されたのに続いて、2021年6月に可決された法案では、ンビニやファストフード店で無償提供される使い捨てのスプーンやストロー、フォークなどのカラトリーの削減が義務づけられています。これらのプラスチック製カトラリーについても有料化するのか、またはこれらを辞退した利用者に対してカードのボーナスポイントを付与し次回の買い物で利用できるようにするのか、はまだわかりません。

コンビニで食事を買う予定があるのなら、カラトリーセット(マイスプーンなど)を入れた小さなプラスチックケースを持ち歩く分には全く問題ありません。木製の使い捨ての割り箸はこの新法の対象になってはいませんが、こういった割り箸もプラスチックで包装されている場合があるので、そういったケースはどのような扱いとなるのか疑問が残ります。

 日本にも量り売り専門店が登場

 

日本もついに包装なしで商品を販売する量り売りスタイルの店舗の長所に気づき始めました。今年の1月には、東京都の国分寺駅の近くに量り売り専門店がオープしました。

量り売り専門店では、客が自分のガラス瓶などの容器を持ち込み、買いたい分量だけを詰めます。
量り売り専門店では、客が自分のガラス瓶などの容器を持ち込み、買いたい分量だけを詰めます。

この店は、2019年から代々木公園付近で週末だけ試験的に営業をしていましたが、このたび国分寺に常設店としてオープンしました。営業時間は11時~18時となっており、夜遅い時間まで開いているスーパーマーケットと比べると、仕事がある人にとっては少し不便なため、もしかしたら潜在的な顧客を取りこぼしてしまうかもしれません。しかし、日本でもこのようなスタイルの買い物に注目が集まるようになったのは喜ばしいことです。日本での取り組みが引き続き発展していくことを願っています。

プラスチックゴミ削減のための新法について、どのようにお考えですか?政府はもっと踏み込むべきでしょうか?

 

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