ドイツに“新卒”はない? 就活文化の違いと、揺らぐ労働市場

 

日本では、毎年4月になると、初々しいスーツ姿の若者が一斉に社会人としての第一歩を踏み出します。

ですが、この光景はドイツではあまり見られません。

ドイツでは、日本のような年度による4月一斉スタートの文化はなく、大学も夏学期は4月から始まるものの、10月ごろに始まる冬学期が一般的です。

また、現在はBachelor(学士)・Master(修士)制が主流ですが、かつてはMagisterやDiplomといった独自学位も広く用いられており、学生の在学期間や卒業時期も日本ほど画一的ではありませんでした。

そして何より、日本のような新卒一括採用という仕組みがありません。

卒業したばかりの学生も、経験者の転職希望者も、それぞれ空いているポジションに応募していきます。

そこには、日本とはかなり異なる働くことへの考え方があります。

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