ドイツ生活 あるあるハプニング

こんにちは。ドイツで暮らしていると、日本の便利さや快適さを身にしみて感じることがよくあります。のんびりとしたドイツ生活も決して悪くはないのですが、「サービス砂漠」と云われるドイツで生活をしていると、日本では信じられないような経験をすることも珍しくありません。今回はドイツ生活で遭遇しやすい「あるあるハプニング」について、そのほんの一部をお伝えします。これからドイツに旅行に行こうと思っている方や、ドイツに住んじゃおうと思っている方の参考になれば嬉しいです。

 

 

レジ会計ミスのハプニング

 

ドイツのスーパーマーケットで買い物をすると、レジの横でレシートを真剣に見つめているドイツ人をよく見かけます。私はドイツに住み始めた頃、「一体何をそんなに真剣にレシートを見つめているのだろう?」と不思議に思っていたのですが、やはり同様にレシートを穴が空くほどまじまじと見つめている義理の母に理由を尋ねたところ「ドイツではレジの打ち間違えやお釣りの計算が誤っていることが頻繁にあるから、必ず気を付けてチェックしているの。」と言われ、カルチャーショックを受けたものです。それ以降、私も精算時には気を付けるようにしました。頻繁とは言わないまでも、やはりお釣りが少なかったり(あるいはその逆で多かったり)、レシートに記載されている商品の値段自体が誤っていることが何度かあり、ついに私も次第に疑い深くなっていったのでした。

一番気を付けたいのは、少額の買い物をした際に、財布に50ユーロ以上のお札しか持ち合わせていない場合です。意図的でなくても、暗算が苦手で計算を間違ってしまうレジ係もよくいるため、必ずお釣りが間違っていないかチェックし、間違っていた場合は、その場ですぐに訂正してもらいます。ドイツでは、スーパーマーケットやパン屋でも、デビットカードまたはクレジットカードでの支払いが一般的なので(特にパンデミック以降は、衛生面からも現金支払いではなく、カード払いが主流です)、カードで支払うと、お釣りの間違いがなくて確実です。

 

 

家電製品アフターサービスのハプニング

 

家電製品などに不具合が生じて、メーカーのカスタマーセンターに修理を依頼しようと電話をしてみても、一向に繋がらない・・・というのは、サービス砂漠のドイツではよくあることです。ホームページにカスタマーセンターの電話番号すら掲載されていないこともあります(涙)。以前、電子レンジを購入した際、3か月目で不具合が生じてしまったため、修理をメーカーに依頼することにしました。大手メーカーの製品だったので、きちんと対応してくれるだろうとあまり心配していませんでしたが、訊けば修理を担当するのは、下請け業者であるとのこと。すでにこの時点で嫌な予感はしていましたが、悪い予感とは的中するもの。その下請け業者に電子レンジの修理を依頼してみたものの、1ヶ月以上経っても一向に何の連絡もないまま過ぎ、気を揉んでいたところようやく電子レンジが戻ってきました。包装の段ボールを開けて愕然・・・中に入っていたのは、修理をされた形跡もなく、しかもレンジ筐体が破損した状態の哀れな私の電子レンジでした(涙)。

先日も、注文したタンスが、納品予定日を1か月程も過ぎて、ようやく届いたのですが、運送業者の取扱いがずさんで、タンスにひびが入った状態で届いたため、断固商品受け取りを拒否して、すぐに持ち帰ってもらいました。

こういったトラブルは、残念ながら珍しくありません。カスタマーサービスや修理サービスをアウトソーシングせず、自社で責任を持って提供しているメーカーの場合は、問題が生じてもスムーズに対応してもらえることが殆どです。ですので、やや値が張った商品を購入する際は、ゆくゆくのアフターサービスも考慮して購入先を選ぶのが賢明です。またアマゾンなどの大手ショッピングサイトはカスタマーサービスが充実しているため、こういうサイトから家電製品を注文すると、不具合が生じた場合でも返金や修理に速やかに対応してくれるため、おすすめです。

 

 

 

ドイツ鉄道の遅延・故障ハプニング

 

ドイツ鉄道を利用したことがある人なら、少なからず遅延や車両の故障に遭遇したことがあるのではないでしょうか。ドイツ鉄道にトラブルが多いことは有名です。先日、自分の住む街から400キロほど離れたレーゲンスブルクに行く予定があり、久しぶりにドイツ鉄道のICE(高速鉄道)を予約しました。私がドイツ鉄道で国内を移動する際は、若干割高になっても、出発地から目的地まで乗り換えなしで行けるチケットを必ず取ります。なぜ乗り換えなしにこだわるのかというと、ドイツ鉄道は遅延が日常茶飯事であるため、接続車両に乗りそこねたケースを、過去に嫌ほど経験しているためです。

「乗り換えなしだし、今回は目的地までスムーズに行けるだろう」と淡い期待を持ったものの、やはり今回も裏切られました。結局、往路は1時間の遅延、帰路は車両トラブルで途中下車しなければならず、自宅に到着したのは翌日の午前2時でした。

実はドイツ鉄道では、Fahrgastrecht(乗客の権利)という遅延補償があるのです。目的地への到着が予定よりも60分以上遅れた場合、チケット代金の25パーセントが、また120分以上の遅れが発生した場合は50パーセントが返金されることになっています。鉄道が遅れた場合、車掌が遅延証明と共に返金請求用の用紙(Fahrgastrechte-Formular)をすぐに配ってくれることもあれば、乗客が要求しないと、遅延証明も出してくれない車掌もいたりと、本当にケースバイケースです。ですので、ドイツでは自分で行動しなければどうしようもありません。ドイツ鉄道で遅延が発生したら、決して泣き寝入りしないで、車掌や駅のサービスセンターで遅延を証明してもらった上で、返金請求用のFahrgastrechte-Formular(用紙は、ドイツ鉄道のホームページからもダウンロードできます)に必要事項を記入し、駅のサービスセンターに赴くか、オンラインで提出または郵送して返金手続きを依頼してくださいね。

 

 


参考ウェブサイト

https://www.bahn.de/service/fahrplaene/fahrgastrechte

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