ドイツの自転車ルールについてのあれこれ
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こんにちは!
2026年4月1日より、日本では改正道路交通法が施行され、自転車の交通ルール取り締まりが大幅に強化されましたね。
「青切符」が導入されて、ながらスマホや信号無視など、100以上の違反行為に反則金が課されるようになったというニュースが、ドイツ在住の私の耳にも入ってきました。
私は普段あまり自転車に乗らないため、ドイツの自転車交通ルールに疎かったのですが、「自分の住むドイツはどうなんだろう?」と、これを機にドイツの自転車交通ルール違反について確認してみました。
ドイツにおける自転車交通ルール違反の例

ドイツのBußgeldkatalog(秩序違反行為に対する過料一覧表)を確認してみると、結構細かく自転車運転のルールが決められていました。
例えば、
・自転車専用道路があるのに専用道を走行していない場合、反則金20ユーロ。
(←ドイツの都市部や大学街では、自転車専用道路の整備がかなり進んでいます。)
・自転車走行が認められていない歩道や歩行者専用ゾーンを自転車走行した場合、反則金25ユーロ。
(←日本だと罰金6千円)
・自転車歩行者専用道路において、自転車が歩行者の妨げとなるような速度で走行した場合、反則金15ユーロ。
・両手放し運転の場合、反則金5ユーロ。
(えっ。うちの子供達、大丈夫かな?)
・自転車にライトが取り付けられていなかったり、ライトが故障している状態で自転車を使用した場合、反則金20ユーロ。
・夜間や視界が悪い場所において、自転車のライトの電源を入れなかったり、ライトの汚れの付着がひどい場合、反則金20ユーロ。
(←日本だと無灯火の場合、罰金5千円。)
・ブレーキが規定通りに取り付けられていなかったり、機能しない状態である場合、反則金10ユーロ。
(←日本では罰金5千円)
・赤信号を無視した場合、反則金60ユーロ。
(←日本では罰金6千円)
・一時停止標識を守らなかった場合、反則金25ユーロ。
(←日本では罰金5千円)
・ハンズフリー機器などを使用せず、携帯電話を使用しながら運転した場合、反則金55ユーロ。
(←日本では、ながらスマホ運転は罰金1万2千円だから、日本の方が厳しい!)
・遮断された踏切を渡ろうとした場合、反則金350ユーロ!
(←日本では罰金わずか7千円)
などなど。。その他沢山。
私はこれらのルールをほとんど知りませんでした(汗)。
反則金については、一部例外を除いて日本の方が高いですね。
あと日本では、傘さし運転が5000円の罰金対象になるんですってね!
ドイツでは雨の日は、みんな雨合羽を着て自転車で疾走するので、傘さし運転は一度も見かけたことがないです。
私は地元の大阪に帰るたびに、お母さん達が雨傘や日傘の柄をハンドルに固定して自転車で元気に疾走する光景に出くわしますが、青切符が導入された今、あの姿は今後もう見れなくなるのでしょうか(だとしたら寂しいな)。

ドイツの小学校では自転車教習の授業がある
ドイツでは、10歳以上の子供は歩道ではなく、自転車専用道路や(専用道路がない場合は)車道を自転車走行しなければなりません。
10歳児にもなると、学校まで自転車で通学するケースが増える年齢となり、子供たちの行動範囲もぐっと広がるので、小学3年生や4年生の時期に、ドイツでは小学校で警察官指導のもと「自転車教習」が実施されるんです。
教習では交通ルール、道路標識、信号のない交差点での右側優先(日本と逆になります)、左折時の手による合図の出し方などの理論を学びます。
また自分の自転車を学校に持っていて、ブレーキやライトが適切に取り付けられているか等、点検してもらいます。
そして学校の校庭などで、車道走行の実際のシチュエーションを想定した実技指導も警察官が行ってくれます。
そして教習の最終日には、テストがあり、無事に合格すると、めでたく「自転車免許証」がもらえます。
免許証と言っても、これは子供たちのモチベーションを上げるためのものであり、公的な書類ではありません。
私の子供達も小学4年生の時に、警察官による自転車教習を受けましたが、普段の教室でのお勉強とは違って、とても楽しかったそうです。
私の住んでいる街が小都市だからか、そして私が普段あまり自転車に乗らないからなのか、街中で警察官が自転車交通ルール違反を取り締まっている場面を私は見かけたことがありません。
今のドイツの警察は深刻な人手不足なので、自転車の違反まで手が回っていないのかもしれません。
自転車に乗る時はくれぐれも安全に気を付けたいですね!
★ドイツの自転車事情については、こちらのブログもチェック!
参考ウェブサイト
https://www.city.kawachinagano.lg.jp/soshiki/20/122697.html
https://www.adfc.de/artikel/bussgeldkatalog-fuer-radfahrende

大阪育ちの日本人。ベルリン自由大学卒業。現在ドイツ・コブレンツ在住。趣味は山登り、テニス、アスリート飯作り。担当する新シリーズ「住んでみてわかったドイツ」では、ドイツ居住歴16年の経験を生かして、現地からの生情報をお伝えしたいと思います。皆様からのリクエストや感想もお待ちしてます!

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