【ワークショップ開催レポート】
2026年7月11日(土) 【ドイツ語特許翻訳 体験ワークショップ in 大阪】を開催しました!

2026年7月11日(土) 初めての大阪イベント 【ドイツ語特許翻訳 体験ワークショップ in 大阪】を開催しました!

 

 

今回のワークショップは、トランスユーロアカデミーにとって初めての大阪イベントでしたので、私たちも本番を迎えるまで不安いっぱいの日々を過ごしました。

 

事実、大阪では知名度も低いせいか、当初は申込み人数も伸び悩み、本当に開催できるのかと訝しんだこともありましたが、ドイツ語インフルエンサー仲間や大阪在住のアカデミー生徒さんなどが宣伝に奔走してくれたおかげもあって、なんと開催前日の深夜や、さらに開催当日にも申込みがあって、最終的には計12名の素敵な参加者さんたちが集まってくれました。Ende gut, alles gut ですね!

Danke, dankeです!

こうして梅雨明け直後のheißな大阪の街で、よりheißerなドイツ語熱を持った12名の皆さんをお迎えして、大阪初のワークショップがスタートしました!

本ブログではその様子をご紹介します!

 

 

会場は、四つ橋線「本町駅」近くにある「DZGOドイツ語教室」さんです。

DZGO代表の角谷俊昌さんのご厚意により、ワークショップ会場としてお借りすることができました。

 

 

私たちは初めてDZGOさんの教室にお邪魔しましたが、それはそれはもう角谷さんのドイツ語愛に溢れた素敵な世界が体現されていて、まるでドイツの宝箱のようでした。スタッフもドイツやスイスからいらした方たちなので、まるでドイツにいるかのような雰囲気に浸れます。正直ここまでドイツな教室は東京にはないな、と思いました。

このような素敵なドイツの宝箱の中でワークショップを開催できるなんて、なんて幸せなんだろうと感じました。

 

 

 

ここ大阪でも、ドイツお菓子(GmeinerのBaumwelle)とコーヒー・紅茶を飲みながら、なんと東京ワークショップを上回る3時間半にわたりドイツ語特許翻訳を堪能してもらいました。

 

 

  

当日の内容

  • 自己紹介
  • ウォームアップ
  • 特許翻訳のはなし
  • ドイツ語特許翻訳のチャレンジ体験

 

参加者の皆さんはドイツ語圏の都市名を冠したチームごとに分かれてもらいました。今回も独検3級をワークショップ参加の目安としました。申込みされた方々は、ほとんどが初級~中級レベルの方々でしたので、チーム分けも初級~中級チームを3つ編成しました。

 

まずはチームごとに自己紹介です!ここ大阪でもドイツ語大好きな人たちが集まってくれたようで、翻訳ワークショップなのにさっそくドイツ語で自己紹介するチームもあり、大阪でも序盤からドイツ語熱がヒートアップする展開となりました!

 

 

参加者さん同士は初対面の方がほとんどでしたが、大学でドイツ語を学んでいる学生さんからシニア層まで幅広い世代の人たちが参加してくれました。職業も公務員さんからドイツ語通訳案内士さん、特許事務所スタッフさん、ドイツビールインポーターさんまで様々でした。

大阪以外に兵庫県や愛知県から参加してくれた人もいました。また、今年4月に広島県の尾道で開催したVollmondさんとのコラボ交流会に参加してくれた人や、今年の5月に東京で開催したTranseuro Dankesfeierに出席していただいた人がこちらにもいらしてくれたりと、大阪でもこんなにもドイツ語特許翻訳に興味を持った方々に集まっていただけてめちゃめちゃ感激しました!

 

トランスユーロアカデミーからも関西在住の受講生が数名参加してくれました。いつもはオンラインでしか顔を合わせない関係ですが、初めてリアルにお目にかかれてめちゃめちゃ嬉しかったです! やはりリアル対面イベントは最高ですね!☆

 

さて、自己紹介に続くウォームアップは、こちらが提示したドイツ語単語に当てはまるイラストを選ぶゲームです!提示したドイツ語は日常で使われるごく普通の単語ですが、特許用語や技術用語として使われるとガラリと顔を変えるものがあります。

Spiel、Nagel、Knopfなど、初学者でもよく知る単語でも、技術用語になると全く予想のつかない意味を持つこともあり、チームごとに頭を悩ましながら(辞書は使用不可!)果敢にチャレンジしました!

 

 

続いて、講師の加藤から特許制度や特許翻訳の概要説明があり、「特許とは権利範囲を言葉でくくるものである」ことや、なぜ特許翻訳の需要があるのか、などの簡単な説明がありました。

そして「翻訳(Übersetzen」に対する加藤独自の考え方が披露され、その一例として簡単なドイツ語例文に基づいて、意外に知られていないドイツ語前置詞「in」の意味を考察し、安易な辞書翻訳の落とし穴を披露しました。

 

 

さあ、次はいよいよドイツ語特許翻訳のリアル体験が始まります!

ここからは辞書を使ってもOKです!

 

 

テキストは今回も実際のドイツ語特許明細書を使用しました。

ただし、発明の対象は、特許翻訳が初めての人でも分かる日用品です。ズバリZahnbürste(歯ブラシ)に関する発明です。なので部材名もかなり見慣れた用語が多く、また図面も付いているのでとてもイメージしやすい題材です。もちろん発明なので、見慣れた歯ブラシとはちょっと違う新しい特徴を持っています!

その特徴をきちんと認識できるかどうかで、たとえば不定冠詞「ein」の訳し方ひとつさえ変わってくることを体験してもらいます。

 

まずはチームワーキングで簡単な選択問題に取り組んでもらい、特許翻訳の典型フレーズを学びます。

 

 

そしてここからはいよいよ本格的な翻訳作業に移ります!

特許明細書中のいくつかの段落を抜粋したものを、まずは各個人で翻訳に挑戦してもらい、次にチームワーキングでディスカッションをして1つの翻訳を仕上げていきます。

特許翻訳独特の言い回しや用語に最初は少し戸惑った様子でしたが、ここ大阪でも皆さん熱心に加藤の解説に聞き入り、徐々に特許翻訳の世界にのめり込んでいきました!

 

 

中盤にさしかかり、皆さん暑さの中、翻訳に全集中して取り組んで少し疲れが見えてきたので、脳に糖分を補給するためのkleine Pauseをとりました。

 

 

そしていよいよ最後は、特許明細書のハイライト、権利範囲が言葉でくくられている「特許請求の範囲」(Patentansprücheの翻訳です。

まずは特許請求の範囲の独特な書式や訳し方を学んだ後に、1つの独立請求項を翻訳してもらいました!

 

 

ドイツ語も日本語も、普段聞きなれない表現が多く、少し戸惑う様子もありましたが、皆さん徐々に翻訳作業に没頭していき、個人チャレンジでは会場が静寂に包まれ、そしてチームチャレンジでは「前置詞の掛かり方がわからない!」とか「ドイツ語が分かっても日本語にならない!」などと熱いディスカッションが繰り広げられ、全員が「これぞ翻訳ワークショップ!」という素敵な雰囲気に浸りました。そして、皆さん、初見でも素晴らしい翻訳でした!

 

 

 

3時間半にわたる翻訳ワークを通じて、初対面だった参加者の皆さんはすっかり打ち解けたご様子で、とても和やかな雰囲気に包まれました。そして、この素晴らしい雰囲気のまま最後は私たちスタッフや講師と一緒に全員でロックな記念写真を撮りました。

 

 

大阪ワークショップは3時間半に及ぶ長丁場でしたが、皆さん、翻訳ワークに全集中してくれて、とても嬉しかったです。途中、加藤のエセ大阪弁が飛び出したりして皆さんにはもしかしたら不快な思いをさせてしまったかもしれず、申し訳なく思っています。ウケをモットーとする本人は「大阪でもボクのギャグはウケた!」といい気になっておりますが(笑)

それでも、この体験をきっかけにドイツ語特許翻訳に興味をもった!とかドイツ語学習のいい刺激になった!という声も頂戴し、ホントに嬉しい限りです。

 

★ワークショップに参加した方が当日の様子をまとめた素敵な動画をInstagramで紹介してくれました!★

参加者目線で臨場感溢れるバーチャル体験ができますのでぜひご覧ください!

Instagram: mioka_study

 

そして、ここ大阪会場でも、ドイツ語特許明細書の特許請求の範囲で有名なフレーズ「dadurch gekennzeichnet, dass…」がプリントされたトランスユーロアカデミー・オリジナルTシャツの販売を行いました。大阪では予想以上の大好評を得て、スタッフ一同心より感謝申し上げます!

 

 

こんな感じで、トランスユーロアカデミー初の大阪ワークショップは盛況のうち無事に終了しました。

暑い中、会場に足を運んでくれた大阪の熱い熱いドイツ語好きの皆さまに改めて感謝申し上げます!

Herzlichen Dank !!

また来ますね!!

 

*大阪会場として使用したドイツ宝箱のような「DZGOドイツ語教室」ですが、ドイツ語を学びたい人には最高の環境です! ドイツ語好きな人なら是非一度足を運んでみてください!

Wir möchten uns ganz herzlich bei Herrn Sumiya für seine Unterstützung bedanken.

 

★大阪ワークショップの参加者の声をご紹介
  • 参加動機や学習目的も様々な参加者の方との対面イベント、とても楽しかったですし、今後もドイツ語を続けていくモチベーションにもなります。またこのような機会があることを楽しみにしています。
  • とても楽しくてあっという間に時間が過ぎました。長時間ありがとうございました。
  • 訳文について他の方と話し合う機会は意外と少ないので、グループワークが新鮮でした。

 

 

 

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