チョコレート大国スイス

皆様はスイスの特産品と言えば何を思い浮かべますか?

私の経験上、この質問に対して日本人の多くは時計と回答しますが、それ以外の国ではスイスの特産品として最初に挙げられるのがチョコレートだそうです。

私もその点につきましてはスイス人として「なるほどね」と思うほど納得しますし、日本での生活で一番恋しくなるのもやっぱりスイスチョコです。

その年間輸出量からベルギーがチョコレートの国と思われがちですが、実はスイスがそれ以上のチョコ大国であることをご理解していただくためにも、今回はスイスチョコについてご紹介させていただきたいと思います。

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アウトバーン 速度無制限道路の未来

ドイツといえばアウトバーン。車好きの方にはこの印象が強いのではないでしょうか。日本の高速自動車国道に相当するアウトバーンは、速度無制限道路として有名で、ドイツ全土を網羅しており、料金は無料です(大型トラックは有料化が図られている)。今回は、ヒトラーの遺産ともいわれるこのアウトバーンについてお伝えします。

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日本のコスプレ‐ネットではOK!現実ではNG?

日本で大人気の趣味であるコスプレですが、いまや海外でも人気が出てきています。しかし、このような特殊な趣味は必ずしも好意的に見られているわけではなく、最近では著作権侵害の可能性があるとして議論にもなっています。

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2021年のカーニバルーコロナ禍で中止?

ドイツ最大級の祝祭ともいえるカーニバル、ファスナハト、ファッシング。ドイツ全土で行われる行事ではなく、ライン地方、南ドイツなどの限られた地方の祝祭ではありますが、ドイツ文化、風習が色濃く反映されている行事のひとつです。昨年は、新型コロナウィルスが徐々に迫りくる直前にカーニバルの日程があたっていたのでどうにか開催されましたが、さて今年は…?

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Cosplay in Japan – Online gefeiert, in der Realität unerwünscht

Cosplay ist in Japan ein beliebtes Hobby, das mittlerweile auch im Ausland einige Anhänger gefunden hat. Allerdings ist die Ausübung dieses speziellen Hobbys nicht immer gern gesehen, aktuell steht es sogar wegen potenziellen Urheberrechtsverletzungen in der Diskussion.

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ドイツの薬物事情- 合法にすべき?

薬物による犯罪が世間を騒がせていますが、しばしば議論となるのが、海外と日本の薬物に対する理解と法律の違いです。『ダメ、ゼッタイ!』というスローガンが浸透している日本では、外国で合法や非犯罪となっている薬物があることに対して、強い疑念と拒絶感があるように、国による政策の違いや、国民の意識の違いには、大きな壁があるようです。非常にセンシティブな問題ではありますが、ドイツではどのように扱われているのでしょう。

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スイス建国の英雄ウィルヘルム・テル

お久しぶりです。いつもお世話になっていますBireweggeです。

皆様はウィルヘルム・テル(Wilhelm Tellという名前を聞いたことがありますか?

もちろん聞いたことがあるという方もいれば、「誰だったっけ?」と、名前だけ何となく記憶に残っている方や全く知らない人もいるでしょう。スイス人の中では当然ながら知らない人はいませんが、それはスイスの建国の主役であると言っても過言ではない存在だからです。

ここで、「え?ウィルヘルム・テルってスイス人だったの?」と思った方もいるのではないでしょうか?そのような疑問を解消するためにも、今回はスイス建国の父と称されるウィルヘルム・テルを詳しくご紹介させていただきたいと思います。  ⇒続き

ドイツの離婚事情-離婚が簡単ではないドイツでもコロナ離婚?

総務省統計局の2018年の調査によると、日本の離婚率は1.7パーセント、一方ドイツでは2.0パーセントという結果がでています。ドイツの離婚率は2011年から年々減少傾向にありましたが、2019年は、前年に比べると1000組ほど増加しているようです。昨今は、コロナ離婚という言葉まで飛び交っていますが、これはドイツでも見られる現象のようです。とはいえ、ドイツの離婚は日本ほど簡単ではないようです。

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日本で再び緊急事態宣言

1月7日、新型コロナウイルス感染者数の急増により、東京都と、隣接する神奈川県、千葉県、埼玉県に再び緊急事態宣言が発令されました。しかし、ドイツと比較すると、制限は緩いようです。さしあたり、緊急事態宣言は2月上旬まで続く予定ですが、感染状況によっては延長も考えられます。

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Mitfahrgelegenheit-ミットファーゲレーゲンハイト ドイツの相乗り!

ドイツでは長らくドイツ鉄道による寡占状態が続いており、都市間移動できる公共機関はドイツ鉄道のみでした。都市間の公共バスが自由化したのは2013年でした。一方、ドイツではMitfahrgelegenheit(ミットファーゲレーゲンハイト)という相乗りシステムも一般的なひとつの交通手段。シェアハウス、カーシェアなど、合理的かつ経済的なシステムが定着しやすいドイツ社会では、相乗りも身近な存在のようです。

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