ドイツのビアガーデン

 

ドイツも初夏を迎え、日差しの強い日が増えてきました。

暑い日にドイツ人がやりたいことと言えば、「バーベキューをする」「湖や海、川に遊びに行く」、そして何と言っても「ビアガーデンに行く」ことではないでしょうか。

今回はドイツのビアガーデン事情について、お伝えします。

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ドイツのジェネレーションZ

 

ジェネレーションZといえば、1997年~2012年の間に生まれ、幼い頃からパソコンや携帯電話に囲まれて育った「デジタルネイティブ」世代です。そんな若い彼らも成長し、ドイツでも労働市場に徐々に流入してきています。他の世代とは異なる価値観を持つジェネレーションZ。ドイツの若いジェネレーションZの仕事に対する考え方とは、どのようなものでしょうか?

 

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ドイツの街で見かける面白い広告柱「Litfaßsäule」

 

ドイツの街を歩いていると、日本の都市と違って、屋外広告物や看板が少なく美しい街の景観が損なわれていないな~と実感します。

もちろんドイツの街頭でも広告物は見かけるのですが、ちょっと変わっています。街中でよく目にするのは、直径約1.4メートル、高さが2.6~3.6メートル程の大きな円筒形の広告柱です。

この広告柱には、様々なサイズの多くの広告がベタベタ貼られているのですが、存在感があるので人目を惹き、また街の景観も損なわず、なかなかオシャレなんです。

このドイツの街中で見かける広告柱はLitfaßsäuleと呼ばれ、ドイツ人に長く愛されてきた歴史を持っています。

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ドイツの学校では、なぜラテン語を学ぶのか?

 

ドイツの子供たちは、小学校を卒業後、ギムナジウムや実科学校など、それぞれの進路に合わせた中等学校に進級します。

中等学校の段階で、外国語として英語だけ学ぶ日本の子供たちとは違って、ドイツの子供たちは第一外国語と第二外国語の最低2つの外国語を学ぶ必要があります。第一外国語は英語であることが殆どですが、第二外国語は、主にフランス語、ラテン語、スペイン語のいずれかという選択肢の中から、自分が興味のある言語を選びます。

ラテン語は今はバチカン市国で使用されているのみで、すでに死語となっている言語ですが、今でもドイツのギムナジウムの約80パーセントの学校で、ラテン語の授業が行われています。そして意外にも、第二外国語としてラテン語を選択する子供たちが多いことに驚きます。

生きた言語のフランス語やスペイン語などを第二外国語として習うのは理解できますが、なぜドイツの子供たちはラテン語を学ぶのでしょうか?

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Wandergeselle 遍歴職人

 

先日、朝の犬の散歩に出かけた時のことです。人気の少ない道を散歩していると、前方から大きな歩幅で颯爽(さっそう)とこちらに向かって歩いてくる二人の若者に遭遇しました。しかも只者ではない雰囲気を醸し出しています。二人とも中世からタイムスリップしたような身なりで、古そうな黒い帽子を被り、片手には木の杖を持ち、丸い大きな巾着袋のようなものを引っ提げて歩いてきます。通り過ぎる際に、元気よく「HALLO!」と声を掛けてくれました。
その瞬間、「ああ、彼らはWandergeselle(遍歴職人)だ!」と気が付いたのです。遍歴職人に前回遭遇したのは、かれこれ何年も前だったので、その日はとてもラッキーな気分になりました。

 

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ドイツのアウトバーン

ドイツのアウトバーンは、車好きな人なら一度は疾走してみたいと憧れる高速道路ではないでしょうか?ドイツのアウトバーンはよく整備されており、しかも利用料金はタダ(*ただし、12トン以上の大型トラックは有料)というメリットがあるので、ドイツ国内を移動するなら利用しない手はありません。「アウトバーンを運転するのは怖くない?」と聞かれることもありますが、信号や交通標識でごちゃごちゃした都会を走るより、アウトバーンを走る方が快適だと私は個人的に感じています。

今回はドイツのアウトバーンのあれこれについて書きたいと思います。

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