ドイツの地名―語尾に着目
目次
皆様こんにちは。
少しお休みをいただきリフレッシュをしていたところ、急きょまたドイツ西部に戻ることになりました。
なのでこれからはまたドイツ西部のお話もしていきたいと思います。
乞うご期待!
目次
皆様こんにちは。
少しお休みをいただきリフレッシュをしていたところ、急きょまたドイツ西部に戻ることになりました。
なのでこれからはまたドイツ西部のお話もしていきたいと思います。
乞うご期待!
都立青山公園で開催されるドイツフェスティバル2025にて、ワークショップ「ドイツ語特許翻訳 体験教室」を実施することが決定しました!
今回は、ふらっと寄っていただいても楽しめるよう各回30分のミニ体験教室をセッティングしました。
現役ドイツ語特許翻訳者でもあるトランスユーロアカデミー講師の加藤勇樹がその魅力をご紹介するとともに、参加者の皆様には実際に特許明細書の翻訳(ドイツ語→日本語翻訳)にチャレンジしていただきます!

テキストの特許明細書は、誰でもご存知の物を対象にしていますので未経験者でも十分にお楽しみいただけます。ドイツ語特許翻訳はドイツ語好きの人にはたまらない魅力を秘めていますので、ぜひ一度、生体験してみませんか?
特許翻訳初挑戦の人、そもそも翻訳自体が初挑戦の人、ご参加をお待ちしています!
詳細はこちらです。
――――――――――――――――――――――――――――
ドイツ語特許翻訳 体験教室 ドイツフェスティバル2025
日時:11/1(土)14:00~16:00
講師:トランスユーロアカデミー 加藤勇樹
タイムスケジュールは下記のとおりです
①14:00~14:30
➁14:45~15:15
③15:30~16:00
*各回の内容は少しだけ変わる可能性があります
申し込みは下記からお願いします。
お席に空きがある場合は、当日会場でもお申込みいただけます
参加費:500円/回
*独和辞書があるとより楽しめます!(電子・アプリでもOK)
ドイツフェスティバル2025
ワークショップスケジュール:SCHEDULE 2025 | ドイツフェスティバル | Deutschlandfest
――――――――――――――――――――――――――――
開催日まで1ヶ月を切った緊急告知となりましたが、スタッフ一同皆様のご参加をお待ちしています。
(本年7月に開催したワークショップについてはこちら!)
目次
本ブログでスイスがドイツ・リヒテンシュタイン・オーストリア・イタリアおよびフランスの5カ国に囲まれた内陸国であることについて何度か言及してきましたが、皆様はそんな陸続きであるスイスの国境がどうなっているかご存知ですか?
島国の日本は海が自然の境界線を形成して一番近い隣国であってもかなりの距離を置いている状況なので、歩いて他国に行けると言う感覚をイメージするのは難しいのではないでしょうか?
したがって、スイスの国境は日本の県境に例えると分かりやすいかもしれません。
というのも、殆どの場合においては河川や山などがスイスと別の国の分け目となっており、これは皆様も日頃から経験しているであろう、橋を渡れば他県に入るのと同じ状況です。
とはいえ、中には目印となる境界線が一切なく、「ええええ!?ここが国境なの?」と言わんばかりの線引きが行われた例もあり、その異様な事態に対する驚きを隠せないと同時に何故そのようなことになっているのかと疑問に感じてしまいます。
という訳で、今回はそんなちょっと不思議な境界線をご紹介しながらスイスの国境事情についてのお話をさせていただきます。
目次
はじめまして!当時3か月だった息子を連れてドイツ・デュッセルドルフに1年間滞在した経験を執筆させていただくことになりました、Mutter Nです。
私自身、幼少期をドイツで過ごし、大学ではドイツ語を専攻、今回は夫に帯同してのドイツ移住でした。
大学を卒業した後ドイツ語を使用する機会はほぼなく、到着してすぐは口の動かなさに衝撃を受けました…(笑)。
様々なケアが必要な0歳児を連れての移住ということで当初はかなり気を張っていましたが、色々な助けを得て、時にはドイツらしい体験もしながら楽しく過ごすことができました。
3回にわたってドイツでの子育てについて綴っていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします!
今回はドイツでの息子の定期健診、予防接種について書きたいと思います。
いつもトランスユーロアカデミーのブログ記事をご愛読いただき、誠にありがとうございます。
このたび、新シリーズ「赤ちゃんと暮らしてみたドイツ」の配信が決定いたしました。
ライターは、約1年間ドイツ・デュッセルドルフで乳幼児の子育てに奮闘したMutter Nさんです!
第1弾は2025年10月07日(火)公開予定で、全3回の連載を予定しています。
Mutter Nさんの貴重な経験を基に、ドイツでの子育てについてご紹介しますのでぜひお楽しみに!
公開中のブログシリーズは下記のとおりです。
≪火曜日配信≫
≪木曜日配信≫
今後も、ドイツ語圏に関する魅力的な情報を発信できるようブログチーム一同力を合わせて、ドイツ語好きの方々をワクワクさせる楽しいブログを作成していきたいと思います。
皆さま、今後もトランスユーロアカデミーブログに対して引き続き変わらぬご愛顧をいただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
目次
時の流れは本当に早いものでブログを開始してからもう半年になります。
徐々に皆様にも私の名前を憶えて頂けると嬉しいです。
皆様の旅行の楽しみはどのようなものでしょうか?
食事、美しい眺め、世界遺産観光等、様々な楽しみがあると思います。
今回はお土産ということで、国家公認ガイドの私もついつい買ってしまうお土産に関して、お付き合いを頂ければと思います。
ドイツ語をそのまま訳すとモーツァルト(Mozart)と球体(Kugel)の組み合わせになります。
文字を見ただけでは想像するのが少し難しいかもしれません。
正解は次の写真になります。

モーツァルトの絵が描かれた包みにくるまれた球形のチョコレート菓子のことです。
実際に私自身、2025年8月にウィーン-成田間のフライトでオーストリア航空を利用した際にも、Mirabell社のモーツァルトクーゲルをお土産として渡されました。
現在ではガイドブックで紹介される有名なお土産です。
有名なだけではなく、なんと累計数十億個以上を売り上げているベストセラーになっています。
現在でも10社以上が参入し、様々な種類のモーツァルトクーゲルが販売されています。
昨年のニュースでザルツブルクに衝撃が走ります。
それはモーツァルトクーゲルの売り上げ不調を理由にザルツブルクにある工場を閉鎖する必要があるとのことです。
2024年12月6日の記事
見出し「Die letzte Mozartkugel: Mirabell produziert ab heute nicht mehr in Salzburg」、つまり「最後のモーツァルトクーゲル:ミラベルは本日付でこれ以上ザルツブルクでの生産をしません」。
2025年3月27日の記事
見出し「Das Ende der „echten Salzburger Mozartkugel」つまり、「生粋のザルツブルク産のモーツァルトクーゲルの終焉」です。

元々工場に160名ほどいた従業員ですが、コロナ禍のあおりを受け、2024年時点では65名まで減っていました。
現在ではMondelez社に事業を売却し、チェコかポーランドに工場を移転したとのことですが、株式会社でないので、売り上げ等も含め詳細の情報を開示する義務がなく、現段階でも詳細は不明です。
この「„echten Salzburger Mozartkugel“」は数ある中でもMirabel社のことを指します。
1枚目の写真に映っているモーツアルトクーゲルは、このMirabel社のものです。
先ほどのMirabell社ですが、過去にReber社と戦いの火花を散らしているので、そのうちの有名な2つの大事件をご紹介させて頂きます。
モーツァルトクーゲルの2大会社といえば、Mirabell社とReber社になります。
こちらの会社が商標権をかけて争いました。
両社とも、「Echte Mozart Kugel」という名前で商品を売り出していました。
結果的に、Mirabell社が勝訴し、Mirabell社が「Echte Mozart Kugel」を名乗り、敗訴したReber社は「Echte Reber Mozart-Kugel」とMozartとKugelの間に「-」を入れることを義務付けられました。
これは先ほどKugelとは「球体」であるというお話をしましたが、商標権が絡むとそういう簡単な話では終わりません。
実際に工場で生産されているモーツァルトクーゲルが完全な球体で販売を許されているのはMirabell社のみとなります。
他社に関しては必ず、球体の中に直線状の部分が存在し、正確には球体になっていないという特徴があります。

両者を比較すると形状の差がわかりやすく、底面が異なります!
Mirabell社がなぜこの様に優遇されたかというと、オーストリア、ザルツブルクを生産拠点としていたから自国の会社と認識をされ、反対にReber社はドイツ、バートラインハルに生産工場がある為にドイツの会社、つまり外国の会社という認識をされてしまったからです。
しかしながら今回の売却事件で、Mirabellのモーツァルトクーゲルがアメリカに本社を置く会社の手に渡り、味も少し変わってしまったそうです。
語っていたらアッという間に文字数の制限になってしまったので、次回は歴史を絡めながら、真のオリジナルモーツァルトクーゲルとは?ということで、モーツァルトクーゲル完結編をお届けします。
さらにそれに加えて、ザルツブルクでしか購入できない私もついつい買ってしまう商品もご案内しようと思います。
また皆様にお会いできるのを楽しみにしております!
2年でドイツ語を習得しプロの翻訳者になった講師が担当
入門セミナーを受けた人は是非こちらで実践を学びましょう!
トランスユーロアカデミーの人気講座である「ドイツ語特許翻訳講座入門」ですが、
2025年10月10日(金)よりスタートすることが決定しました!
9月27日(土)に開催した入門セミナーに参加してみてドイツ語特許翻訳に興味をお持ちになった人は、ぜひともこちらの講座にお申し込みください。

トランスユーロアカデミーのドイツ語特許翻訳講座は、
好きなドイツ語を駆使して仕事にしてみたいと考えている人はもちろん、
ドイツ語スキルをグンと高めたいと思っている人や、
前綴りや前置詞などのドイツ語特有の機能を深く学びたいと思っている人にとっても、大変魅力的な講座です!
講師は、2年でドイツ語を習得しプロの翻訳者になった後、35年を超えるドイツ語特許翻訳歴を積み重ねたトランスユーロのロックな代表・加藤勇樹(かとうゆうき)が務めます。
加藤の講座は分かりやすく、しかも対応が丁寧でフォロー体制がしっかりしていると、常に高評価をいただいており、加藤担当の講座は毎回、即満員御礼となります。
最近は積極的にドイツ語特許翻訳の普及活動に努めており、2025年7月にはトランスユーロアカデミー初のチャレンジとなるドイツ語特許翻訳の体験ワークショップを開催するなど、そのロックな活動の幅を広げております。
また、加藤自身は会社代表になった今も翻訳者として第一線で活躍しており、トランスユーロの貴重な戦力でもありますので、現役の特許翻訳者ならではの実践的な翻訳講座をお届けできます。

全6回の講座で、できるだけ容易なドイツ語特許明細書を実際に翻訳しながら、分かりやすく丁寧に解説していきますので、学生さんや初心者でも安心して参加できます。
必須ではありませんが、毎回予習をした人は事前に講師が添削致しますので、やる気のある人こそ、実力を伸ばせる講座です。特許翻訳ならではの勉強方法も講師が楽しく伝授してくれますので、自主学習もはかどります。
特許は、権利範囲をことばでくくるものですので、ことば好きにはたまらない世界です。 本講座では、そんなドイツ語特許翻訳の世界をチラリと覗いていただいて、そのロックな魅力に触れる機会をご提供します。ドイツ語の特許明細書を実際に翻訳してもらい、一語一句一文をやさしく丁寧に解説していきますので、一歩踏み出せずに迷っているあなたも不安なく入り込めます。 現在の実力で独検二級以上、できたら準一級以上をお持ちであれば十分お楽しみいただけると思います。 オンラインセミナーですので、全国のどこからでも、もちろん全世界のどこからでも、ご参加可能です。 Beste Grüsse ~Yuki Kato
講師からのメッセージ
特に前置詞や前綴りなどのドイツ語特有の機能をどう日本語に乗せていくかは、ドイツ語好きのあなたのピュアな心を魅了するでしょう。
ドイツ語がめっちゃ大好きなあなたのご参加をお待ちしています。
特に学生さんは特別料金(10,000円)となっておりますので、ドイツ語好きの学生さんなら是非ご参加ください!

◆2025年9月27日(土)には無料の事前セミナーがあります→詳細はこちら
◆事前セミナーの終了後に多数のお申込が予想されますので、できるだけお早めにお申込みください。
| 開講日 | 10/10 10/24 11/14 11/28 12/12 12/26(金曜日・全6日) |
| 時間 | 19:30~(90分) 日本時間 |
| 場所 | WEB開催 |
| 受講料 | 45000円 (大学生・院生 10000円) |
| 定員 | 15名ほど (満員になり次第、申込終了となります) ※最小開講人数 5名 |
| 講師 | 加藤勇樹(トランスユーロ株式会社代表取締役会長) |
| お申込み | 申し込みフォーム |
| お問い合わせ先 | info@trans-euro.jp |
Online-Kurs zu einer Deutsch-Patentübersetzung für AnfängerInnen
| Lehrer | Yuki Kato (CEO von transeuro, inc.) |
| Datum | 10. Oktober (Fr.),
24. Oktober (Fr.), 14. November (Fr.), 28. November (Fr.), 12. Dezember (Fr.), 26. Dezember (Fr.) |
| Uhrzeit | 19.30 -21.00 JST |
| Vortragsform | Online per Zoom |
| Kosten | 45000JP-Y (10000JP-Y für Studierende)
*Voranmeldung ist erforderlich |
| Veranstaltungssprache | Japanisch, teilweise Deutsch |
| Anmeldung | Anmeldeformular |
Wir freuen uns auf Ihre Teilnahme.
目次
これからドイツに留学される予定の方はいらっしゃいますか?
ドイツでは大学が提供する学生寮以外にも、ヴェーゲー WG(Wohngemeinschaft)と呼ばれ、数部屋あるアパートを他の数人とシェアするルームシェアがあり、学生の間では非常にポピュラーです。
トイレ、キッチンやリビングは他の住人との共同使用ですが、一人でワンルームマンションを借りるよりも安上がりで、他の人も一緒に暮らしているので、孤独とは無縁。
おまけにドイツ語力もアップするし、なかなか魅力的なのです。
目次
本ブログではこれまでかなりの数のスイスの名所をご紹介させていただいたほか、様々な内容についてのお話でもそれぞれの地方や州の名前が何らかの形で登場してきましたが、スイス連邦を構成する全26州のうち、1州だけは過去に一度も出てきたことがございません。
これは筆者が意図的に触れるのを避けたり、言及する価値がなかったりした訳ではなく、単なる偶然が生んだ結果ですので、その名前を全く挙げてこなかったことに対してむしろ罪悪感があります。
その州とはスイス北東部に位置し、ボーデン湖(Bodensee)を隔ててドイツおよびオーストリアと国境を接するトゥールガウ州(Kanton Thurgau)です。
当該州は人口と面積が何れも26州中12位で、数値だけを見ればスイスの平均で推移しているものの、州全体において自然がとても豊かで、果実栽培が盛んに行われていることで知られています。
特にリンゴに関しては生産量が常に全国1位を誇ることから、「リンゴ州」(Apfelkanton)とも呼ばれているほどです。
したがって、今回はそんな初登場ながらもスイスを代表する果物産地であるトゥールガウ州の州都を担っているフラウエンフェルト(Frauenfeld)をご紹介させていただきます。