会長のドイツ出張ブログ ④
コブレンツの劇場で演劇初体験!

 

Ei Gude, wie ?

トランスユーロ会長の加藤です。

 

ミュンヘンでの仕事を一通り終えた私は同行者と別れ、ここからは単身で次の目的地であるデュッセルドルフを目指してドイツ鉄道(DB)の高速列車・インターシティーエクスプレス(ICE)に乗り込みました。

 

途中マンハイム(Mannheim)で乗換があるので、ICEが遅延しないかヤキモキしましたが、幸運にも遅延はなく乗り継ぎもスムーズにできました。

 

ちなみに、私がドイツ滞在中に利用したDBの特急はほぼ全て定刻通りに運行してくれました。なかには途中で定刻よりも5分早く走行した列車もあり、そのときは思わず車掌が「只今定刻より5分早く運転しています!」と得意気に車内アナウンスをしたほどです。フフフ、これはやはり私の日頃の行いが良いせいでしょうか(笑)。

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PISAショックの再来

 

2023年12月に、OECD加盟国を中心として3年毎に実施される15歳を対象とした国際的な学習到達度テスト「PISA (Programme for International Student Assessment)」の最新結果が公表されました。

今回公表されたのは、前回実施された2022年のPISAテストの結果です。

ご存じの通り、PISAとは15歳の「読解力」、「数学的リテラシー」、「科学的リテラシー」の3分野の習熟度を国際的に調査する試験のことです。

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スイス発祥の五輪競技

 

東京オリンピック・パラリンピックがコロナの影響で1年も延期して開催されたこともあって、あの盛り上がりをついこの間のことのように感じている人も少なくはないと思いますが、半年後にはパリで次のオリンピックが待ち構えており、各種準備もいよいよ大詰めを迎えていますね。

それに伴い、本ブログでもオリンピックイヤーに合わせてスポーツに関する様々なネタをご紹介しようと考えております。

そして、その記念すべき第一弾としてスイスで生まれた五輪競技についてのお話をさせていただきますが、皆様はスイス生まれの五輪競技と言えばどのようなものがあるかご存知ですか?

スイスは雪国であるが故に、夏よりも冬のスポーツが盛んであるため、今回ご紹介するスポーツも当然ながら冬季オリンピックの競技になります。

名前からして「アルペンスキー」がスイス発祥の競技と思われがちですが、実を言うとアルペンスキーは北欧で生まれたとされており、残念ながらスイスを起源としていません。

一方、スイスのイメージがさほどないものの、歴史を辿ればそのルーツがスイスにあるのがなんと「スライディング競技」なのです。

したがって、今回はそんなスイス発祥のスライディング競技についてご説明いたします。

 

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ベルリンのクリスマスマーケット2023 
-ウィーン留学日記 番外編-

とうとう2024年も始まりました。前回ウィーンのクリスマスマーケットをレポートしてくれたmona-tさんが、今度は旅行先のベルリンのクリスマスマーケットレポートを届けてくれました!

クリスマスは終わってしまいましたが、ぜひベルリンのクリスマスマーケットレポートをみて、クリスマスの雰囲気を楽しんでいただけると嬉しいです。


 

クリスマス休暇を利用して、しばしウィーンを離れドイツの首都ベルリンを訪れました。滞在中には、数あるベルリンのクリスマスマーケットの中から次の3つを訪れ、ウィーンとはまたひと味違った魅力を存分に味わって来ましたので、皆さまにお届けします。

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ドイツの流行語大賞2023

 

明けましておめでとうございます。

2024年はどのような年になるのでしょうか。

そして昨年2023年はどのような年だったのでしょうか。

毎年12月にドイツ語協会(Gesellschaft für deutsche Sprache)が発表するその年のドイツの流行語大賞、2023年に選ばれた言葉をご紹介します。(2022年の流行語大賞の記事はこちら

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会長のドイツ出張ブログ ③
デートスポットHackerbrückeの夕陽!

Seawus !

トランスユーロ会長の加藤です。

今回の出張でミュンヘンには一週間ほど滞在しました。その間、滞在したホテルは、ミュンヘン中央駅からArnulstrasseに沿って西へ向かって1km弱の距離にありました。最寄りの駅はホテルから200mほどの距離のあるS-Bahnの「Hackerbrücke駅」(ハッカーブリュッケ駅)です。

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ウィーンのクリスマスマーケット2023 
-ウィーン留学日記 番外編-

 

今年もクリスマス本番が近づいてきました。

昨年はドイツ各地のクリスマスマーケットの現地レポートをお届けしましたが、今年はウィーン留学日記を担当したmona_tさんに、ウィーンのクリスマスマーケットのレポートをしていただきます!!

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スイスの知られざる衛星国時代

 

 スイスについてのイメージを聞かれると大概の人が思い浮かべるのは「永世中立国」ではないでしょうか?

これは教科書や観光ガイドを始め、スイスを採り上げる様々な媒体に加え、メディアで必ずと言っていいほど登場する単語であるだけでなく、スイス連邦が自ら世界に発信してきた代名詞であることから無理もありません。

また、永世中立国に付随して「反戦主義」や「紛争に一切関与しない」など色々な連想が独り歩きしたこともあって、スイスは「戦争をしたことがない国」とも称されています。

実際のところ、スイスはハプスブルク家からの独立を目指して幾度となく衝突を繰り返した他、長きにわたって各国に傭兵を派遣してヨーロッパの歴史に深く関わっていたものの、自国の国旗を掲げて他国と争ったことは一度もございません。

そんな喧嘩知らずで、どこかカッコよくも聞こえるスイスですが、実は過去に他国からの侵略を受け、国ごと乗っ取られた経験を持っていることをご存知でしたか?

この事実は世界史で語られるほど重大な出来事ではないため、スイスにそんな過去があったことを知らない方も多いと思います。

したがって、今回はスイスの意外と知られていない他国の統治下に置かれた衛星国時代についてご説明いたします。

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会長のドイツ出張ブログ ②
Bairisch oder Bayrisch?
あ、それともBayerisch?

 Griasgood !

トランスユーロ会長の加藤です。

 

前回に続いてミュンヘンのMarienplatz周辺で体験したお話です。

私がドイツに来てどうしても訪れたかったお店、それは本屋さんです。

ということで、滞在中にMarienplatzの大型書店Hugendubelに立ち寄りました。

お目当ては特許関連の本? いいえ、Bayrischの方言辞典です!

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会長のドイツ出張ブログ ①(後)
35年振りのミュンヘンで驚愕の面割れ!:
「トランスユーロの加藤さんですか?」事件!

前回の『会長のドイツ出張ブログ①(前)』に続いて、今日はその後編をお届けします。

 

ミュンヘンのお土産屋さん

 

お土産屋に飛び込んだ理由の一つは、私は今回の出張で訪れた各都市のオリジナルのAufkleber(ステッカー)を集めようと思っていたからで、お土産屋であればきっとミュンヘンやバイエルン州のオリジナルステッカーを置いている違いないと思ったからです。

 

最初に対応してくれたのはドイツ人の店員さんでしたが、レジに日本人とおぼしき店員さんがいらして、その方がいきなり「何をお探しでしょうか?」と日本語で尋ねてきました。私がAufkleberを探している旨を伝えると親切に幾つかのAufkleberを出してくれました。

<いきなり飛び込んだNeuhauserstraßeのお土産屋さん>

 

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