スイスのちょっと異様な国境

本ブログでスイスがドイツ・リヒテンシュタイン・オーストリア・イタリアおよびフランスの5カ国に囲まれた内陸国であることについて何度か言及してきましたが、皆様はそんな陸続きであるスイスの国境がどうなっているかご存知ですか?

島国の日本は海が自然の境界線を形成して一番近い隣国であってもかなりの距離を置いている状況なので、歩いて他国に行けると言う感覚をイメージするのは難しいのではないでしょうか?

したがって、スイスの国境は日本の県境に例えると分かりやすいかもしれません。

というのも、殆どの場合においては河川や山などがスイスと別の国の分け目となっており、これは皆様も日頃から経験しているであろう、橋を渡れば他県に入るのと同じ状況です。

とはいえ、中には目印となる境界線が一切なく、「ええええ!?ここが国境なの?」と言わんばかりの線引きが行われた例もあり、その異様な事態に対する驚きを隠せないと同時に何故そのようなことになっているのかと疑問に感じてしまいます。

という訳で、今回はそんなちょっと不思議な境界線をご紹介しながらスイスの国境事情についてのお話をさせていただきます。

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ドイツでの小児定期健診と予防接種

 

はじめまして!当時3か月だった息子を連れてドイツ・デュッセルドルフに1年間滞在した経験を執筆させていただくことになりました、Mutter Nです。

私自身、幼少期をドイツで過ごし、大学ではドイツ語を専攻、今回は夫に帯同してのドイツ移住でした。

大学を卒業した後ドイツ語を使用する機会はほぼなく、到着してすぐは口の動かなさに衝撃を受けました…(笑)。

様々なケアが必要な0歳児を連れての移住ということで当初はかなり気を張っていましたが、色々な助けを得て、時にはドイツらしい体験もしながら楽しく過ごすことができました。

3回にわたってドイツでの子育てについて綴っていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします!

今回はドイツでの息子の定期健診、予防接種について書きたいと思います。

⇒続き

新ブログシリーズ「赤ちゃんと暮らしてみたドイツ」配信決定!

いつもトランスユーロアカデミーのブログ記事をご愛読いただき、誠にありがとうございます。

このたび、新シリーズ「赤ちゃんと暮らしてみたドイツ」の配信が決定いたしました。

 

ライターは、約1年間ドイツ・デュッセルドルフで乳幼児の子育てに奮闘したMutter Nさんです!

 

第1弾は2025年10月07日(火)公開予定で、全3回の連載を予定しています。

Mutter Nさんの貴重な経験を基に、ドイツでの子育てについてご紹介しますのでぜひお楽しみに!

 

公開中のブログシリーズは下記のとおりです。

 

≪火曜日配信≫

『日本人からみると不思議なドイツ事情』(HH

『住んでみてわかったドイツ』 (JOJO

『ゆる~く旅するオーストリア』(Ken’s Café

 

≪木曜日配信≫

『ちょっと知りたいスイス』(Birewegge

『ドイツ語と日本語の観察記』(Teller

 

今後も、ドイツ語圏に関する魅力的な情報を発信できるようブログチーム一同力を合わせて、ドイツ語好きの方々をワクワクさせる楽しいブログを作成していきたいと思います。

皆さま、今後もトランスユーロアカデミーブログに対して引き続き変わらぬご愛顧をいただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

モーツァルトクーゲル(MozartKugel)その1

 

時の流れは本当に早いものでブログを開始してからもう半年になります。

徐々に皆様にも私の名前を憶えて頂けると嬉しいです。

 

皆様の旅行の楽しみはどのようなものでしょうか?

食事、美しい眺め、世界遺産観光等、様々な楽しみがあると思います。

今回はお土産ということで、国家公認ガイドの私もついつい買ってしまうお土産に関して、お付き合いを頂ければと思います。

 

そもそもモーツァルトクーゲルとは

 

ドイツ語をそのまま訳すとモーツァルト(Mozart)と球体(Kugel)の組み合わせになります。

文字を見ただけでは想像するのが少し難しいかもしれません。

正解は次の写真になります。

モーツァルトの絵が描かれた包みにくるまれた球形のチョコレート菓子のことです。

実際に私自身、2025年8月にウィーン-成田間のフライトでオーストリア航空を利用した際にも、Mirabell社のモーツァルトクーゲルをお土産として渡されました。

 

現在ではガイドブックで紹介される有名なお土産です。

有名なだけではなく、なんと累計数十億個以上を売り上げているベストセラーになっています。

現在でも10社以上が参入し、様々な種類のモーツァルトクーゲルが販売されています。

 

存続の危機!?

 

昨年のニュースでザルツブルクに衝撃が走ります。

それはモーツァルトクーゲルの売り上げ不調を理由にザルツブルクにある工場を閉鎖する必要があるとのことです。

 

2024年12月6日の記事

見出し「Die letzte Mozartkugel: Mirabell produziert ab heute nicht mehr in Salzburg」、つまり「最後のモーツァルトクーゲル:ミラベルは本日付でこれ以上ザルツブルクでの生産をしません」。

 

2025年3月27日の記事

見出し「Das Ende der „echten Salzburger Mozartkugel」つまり、「生粋のザルツブルク産のモーツァルトクーゲルの終焉」です。

「Die Press」という国内で信用性の高い新聞社の記事

 

 

元々工場に160名ほどいた従業員ですが、コロナ禍のあおりを受け、2024年時点では65名まで減っていました。

現在ではMondelez社に事業を売却し、チェコかポーランドに工場を移転したとのことですが、株式会社でないので、売り上げ等も含め詳細の情報を開示する義務がなく、現段階でも詳細は不明です。

 

この「„echten Salzburger Mozartkugel“」は数ある中でもMirabel社のことを指します。

1枚目の写真に映っているモーツアルトクーゲルは、このMirabel社のものです。

 

モーツァルトクーゲルを巡る争い

 

先ほどのMirabell社ですが、過去にReber社と戦いの火花を散らしているので、そのうちの有名な2つの大事件をご紹介させて頂きます。

 

モーツァルトクーゲルの2大会社といえば、Mirabell社Reber社になります。

こちらの会社が商標権をかけて争いました。

 

商品名事件

両社とも、「Echte Mozart Kugel」という名前で商品を売り出していました。

結果的に、Mirabell社が勝訴し、Mirabell社が「Echte Mozart Kugel」を名乗り、敗訴したReber社は「Echte Reber Mozart-Kugel」とMozartとKugelの間に「-」を入れることを義務付けられました。

 

形状事件

これは先ほどKugelとは「球体」であるというお話をしましたが、商標権が絡むとそういう簡単な話では終わりません。

実際に工場で生産されているモーツァルトクーゲルが完全な球体で販売を許されているのはMirabell社のみとなります。

他社に関しては必ず、球体の中に直線状の部分が存在し、正確には球体になっていないという特徴があります。

 

左:Mirabell社、右: Reber社

両者を比較すると形状の差がわかりやすく、底面が異なります!

 

Mirabell社がなぜこの様に優遇されたかというと、オーストリア、ザルツブルクを生産拠点としていたから自国の会社と認識をされ、反対にReber社はドイツ、バートラインハルに生産工場がある為にドイツの会社、つまり外国の会社という認識をされてしまったからです。

 

しかしながら今回の売却事件で、Mirabellのモーツァルトクーゲルがアメリカに本社を置く会社の手に渡り、味も少し変わってしまったそうです。

 

語っていたらアッという間に文字数の制限になってしまったので、次回は歴史を絡めながら、真のオリジナルモーツァルトクーゲルとは?ということで、モーツァルトクーゲル完結編をお届けします。

さらにそれに加えて、ザルツブルクでしか購入できない私もついつい買ってしまう商品もご案内しようと思います。

 

また皆様にお会いできるのを楽しみにしております!

 

WEBドイツ語特許翻訳講座入門 第8期
2025年10月10日 (金) よりスタート 全6回!

2年でドイツ語を習得しプロの翻訳者になった講師が担当

入門セミナーを受けた人は是非こちらで実践を学びましょう!

 

トランスユーロアカデミーの人気講座である「ドイツ語特許翻訳講座入門」ですが、

2025年10月10日(金)よりスタートすることが決定しました!

9月27日(土)に開催した入門セミナーに参加してみてドイツ語特許翻訳に興味をお持ちになった人は、ぜひともこちらの講座にお申し込みください。

 

 

講座日程
10/10(金) 10/24(金) 11/14(金) 11/28(金) 12/12(金) 12/26(金)

 

▶早速申し込む

 

トランスユーロアカデミーのドイツ語特許翻訳講座は、

好きなドイツ語を駆使して仕事にしてみたいと考えている人はもちろん、

ドイツ語スキルをグンと高めたいと思っている人や、

前綴りや前置詞などのドイツ語特有の機能を深く学びたいと思っている人にとっても、大変魅力的な講座です!

 

講師は、2年でドイツ語を習得しプロの翻訳者になった後、35年を超えるドイツ語特許翻訳歴を積み重ねたトランスユーロのロックな代表・加藤勇樹(かとうゆうき)が務めます。

加藤の講座は分かりやすく、しかも対応が丁寧でフォロー体制がしっかりしていると、常に高評価をいただいており、加藤担当の講座は毎回、即満員御礼となります。

最近は積極的にドイツ語特許翻訳の普及活動に努めており、2025年7月にはトランスユーロアカデミー初のチャレンジとなるドイツ語特許翻訳の体験ワークショップを開催するなど、そのロックな活動の幅を広げております。

 

また、加藤自身は会社代表になった今も翻訳者として第一線で活躍しており、トランスユーロの貴重な戦力でもありますので、現役の特許翻訳者ならではの実践的な翻訳講座をお届けできます。

 

講師を務める加藤代表

 

全6回の講座で、できるだけ容易なドイツ語特許明細書を実際に翻訳しながら、分かりやすく丁寧に解説していきますので、学生さんや初心者でも安心して参加できます。

必須ではありませんが、毎回予習をした人は事前に講師が添削致しますので、やる気のある人こそ、実力を伸ばせる講座です。特許翻訳ならではの勉強方法も講師が楽しく伝授してくれますので、自主学習もはかどります。

 

 

講師からのメッセージ 講師からのメッセージ
本講座は、「ドイツ語特許翻訳ってちょっと気になるんだけど、実際にどんなものか分からないし、参加するのはちょっと怖い…でもドイツ語スキルをグンとアップできるのならワンチャンありかも!」という気持ちを密かに秘めた人に向けた入門講座です。

特許は、権利範囲をことばでくくるものですので、ことば好きにはたまらない世界です。
特に前置詞や前綴りなどのドイツ語特有の機能をどう日本語に乗せていくかは、ドイツ語好きのあなたのピュアな心を魅了するでしょう。

本講座では、そんなドイツ語特許翻訳の世界をチラリと覗いていただいて、そのロックな魅力に触れる機会をご提供します。ドイツ語の特許明細書を実際に翻訳してもらい、一語一句一文をやさしく丁寧に解説していきますので、一歩踏み出せずに迷っているあなたも不安なく入り込めます。

現在の実力で独検二級以上、できたら準一級以上をお持ちであれば十分お楽しみいただけると思います。

オンラインセミナーですので、全国のどこからでも、もちろん全世界のどこからでも、ご参加可能です。
ドイツ語がめっちゃ大好きなあなたのご参加をお待ちしています。
特に学生さんは特別料金(10,000円)となっておりますので、ドイツ語好きの学生さんなら是非ご参加ください!

Beste Grüsse ~Yuki Kato

 

加藤の長年の相棒・ロックな独和辞典!・・・これ使えるの?

2025年9月27日(土)には無料の事前セミナーがあります→詳細はこちら

事前セミナーの終了後に多数のお申込が予想されますので、できるだけお早めにお申込みください。

詳細

開講日 10/10 10/24 11/14 11/28 12/12 12/26(金曜日・全6日)
時間 19:30~(90分) 日本時間
場所 WEB開催
受講料 45000円 (大学生・院生 10000円
定員 15名ほど (満員になり次第、申込終了となります) ※最小開講人数 5名
講師 加藤勇樹(トランスユーロ株式会社代表取締役会長)
お申込み 申し込みフォーム
お問い合わせ先 info@trans-euro.jp

 

Online-Kurs zu einer Deutsch-Patentübersetzung für AnfängerInnen

Lehrer  Yuki Kato (CEO von transeuro, inc.)
Datum  10. Oktober (Fr.),

24. Oktober (Fr.),

14. November (Fr.),

28. November (Fr.),

12. Dezember (Fr.),

26. Dezember (Fr.)

Uhrzeit 19.30 -21.00 JST
Vortragsform Online per Zoom
Kosten 45000JP-Y (10000JP-Y für Studierende)

*Voranmeldung ist erforderlich

Veranstaltungssprache Japanisch, teilweise Deutsch
Anmeldung Anmeldeformular

 

 

Wir freuen uns auf Ihre Teilnahme.

ドイツのWG(ルームシェア)事情

これからドイツに留学される予定の方はいらっしゃいますか?

ドイツでは大学が提供する学生寮以外にも、ヴェーゲー WG(Wohngemeinschaft)と呼ばれ、数部屋あるアパートを他の数人とシェアするルームシェアがあり、学生の間では非常にポピュラーです。

トイレ、キッチンやリビングは他の住人との共同使用ですが、一人でワンルームマンションを借りるよりも安上がりで、他の人も一緒に暮らしているので、孤独とは無縁。

おまけにドイツ語力もアップするし、なかなか魅力的なのです。

⇒続き

リンゴ州の都フラウエンフェルト

 

本ブログではこれまでかなりの数のスイスの名所をご紹介させていただいたほか、様々な内容についてのお話でもそれぞれの地方や州の名前が何らかの形で登場してきましたが、スイス連邦を構成する全26州のうち、1州だけは過去に一度も出てきたことがございません。

これは筆者が意図的に触れるのを避けたり、言及する価値がなかったりした訳ではなく、単なる偶然が生んだ結果ですので、その名前を全く挙げてこなかったことに対してむしろ罪悪感があります。

その州とはスイス北東部に位置し、ボーデン湖(Bodensee)を隔ててドイツおよびオーストリアと国境を接するトゥールガウ州(Kanton Thurgauです。

当該州は人口と面積が何れも26州中12位で、数値だけを見ればスイスの平均で推移しているものの、州全体において自然がとても豊かで、果実栽培が盛んに行われていることで知られています。

特にリンゴに関しては生産量が常に全国1位を誇ることから、「リンゴ州」(Apfelkanton)とも呼ばれているほどです。

したがって、今回はそんな初登場ながらもスイスを代表する果物産地であるトゥールガウ州の州都を担っているフラウエンフェルト(Frauenfeld)をご紹介させていただきます。

⇒続き

ドイツの住宅事情 ― 暮らしの場としての家

 

ドイツの街を歩けば、19世紀に建てられた集合住宅や、戦後に整備された大規模団地が、今も人々の生活を支えています。
日本では新築こそ価値があるという考え方が強い一方、ドイツでは古い建物を修繕し、世代を超えて住み続ける文化が息づいています。
住宅は資産ではなく暮らしの基盤である―そんな価値観が、ドイツの住宅事情を形づくってきました。

 

賃貸が当たり前?その歴史的背景

 

ドイツの持ち家率は約47.3%(2024)と先進国の中でも低く、欧州で賃貸世帯が多い国です。
戦後の住宅不足を補うため、国や自治体は公共住宅を大量に建設しました。
ベルリンのモダニズム集合住宅群はその象徴で、今では世界遺産にも登録されています。

こうした政策が、住宅は誰もが享受すべき社会的権利という考えを育み、長期契約が可能で質の高い賃貸市場を支えてきました。
また、住宅ローンの制度も日本と大きく異なります。

頭金として購入価格の4割程度を自己資金で用意しなければならず、貸出上限も厳格に制限されています。
これは身の丈に合った暮らしを守るための仕組みであり、不動産を投機対象にさせないという哲学が垣間見えます。
そのため、ドイツ人の間では無理に買うより賃貸で自由を保つという価値観が自然に受け入れられてきました。

 

 

新築よりも中古 ― 長く使う住宅文化

 

日本では新築住宅が売れ筋で、築30年の家は資産価値がゼロに近いとされます。
しかしドイツではむしろ逆で、1978年以前に建てられた住宅が全体の7割を占め、古い家ほど価値があるとさえ考えられます。
石やレンガ造りの建物は数百年に耐えうるため、適切に修繕すれば次世代へ引き継げるのです。
リノベーション産業も盛んで、古さを魅力として住まいに取り入れる姿勢が一般的です。

では実際に購入するといくらかかるのでしょうか。
日本の戸建てで一般的な100㎡を基準に考えると、ミュンヘンの中古住宅は1㎡あたり約8,500ユーロ。
100㎡なら約85万ユーロ、為替レート1ユーロ=172円(2025年8月現在)で換算すると約1億4,500万円となります。

日本でよくある3,000万~4,000万円のマイホームと比べると、まさに桁違いです。
ただし地方都市や旧東ドイツ地域では、1㎡あたり2,000ユーロ程度の物件も多く、100㎡で2,000万~3,000万円台と日本に近い価格帯で手に入ります。
都市と地方の価格差は大きく、これもドイツ住宅市場の特徴のひとつです。

 

ドイツの住宅事情を眺めると、単なる物価や不動産価格の違いを超えて、文化や歴史の積み重ねが浮かび上がってきます。

賃貸重視の政策、堅実なローン制度、石造りの家を大切にする文化――これらすべてが「住宅は投資ではなく、暮らしの場」という価値観を形づけてきました。
日本では”いつかはマイホーム“が人生設計の前提とされがちですが、ドイツでは”賃貸で柔軟に暮らす“こともまた自然な選択肢。

こうした違いを知ることは、私たち自身の住まいへの考え方を問い直すきっかけになるのではないでしょうか。


参考HP

ドイツのモダニズム集合住宅群 Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%83%A2%E3%83%80%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0%E9%9B%86%E5%90%88%E4%BD%8F%E5%AE%85%E7%BE%A4

Wohneigentumsquote in Deutschland 2024 Statistisches Bundesamt (Destatis):https://www.destatis.de/DE/Themen/Gesellschaft-Umwelt/Wohnen/Tabellen/tabelle-eigentumsquote.html

Wohneigentumsquote Deutschland 2024, Trends und Herausforderungen
wohn-glueck.de:https://wohnglueck.de/artikel/wohneigentumsquote-deutschland-27738

Immobilienpreise in München – Durchschnittspreis pro Quadratmeter Engel & Völkers:https://www.engelvoelkers.com/de-de/immobilienpreise/bayern/muenchen/

Grundstückspreise und Quadratmeterpreise München – Marktinformationen Fischer Immobilien München:https://www.fischer-immobilien-muenchen.de/immobilienpreise/real-estate-agent-munich/

Immobilienpreise Deutschland – Durchschnittspreise und Regionalvergleiche Immowelt:https://www.immowelt.de/immobilienpreise/deutschland

Immobilienpreise München im Überblick – Eigentumswohnungen (Stand August 2025) Immowelt:https://www.immowelt.de/immobilienpreise/muenchen

【セミナー情報】2025年9月27日(土) WEBドイツ語特許翻訳入門セミナー

2025年9月27日(土) WEBドイツ語特許翻訳入門セミナー

参加無料 開催決定!

~ドイツ語特許翻訳って何??~

Was genau ist eine deutsche Patentübersetzung ?

ドイツ語好きにはたまらないその魅惑の世界をご紹介します!

 

今年も、ドイツ語特許翻訳講座入門コースのスタートに先立ちまして、トランスユーロアカデミーの人気セミナー『ドイツ語特許翻訳入門セミナー』(参加無料)を開催することが決定しました!

そもそも「ドイツ語特許翻訳って何?」といった初歩的な疑問をお持ちの人は多いと思います。そんな人の疑問にお応えし、特許翻訳の魅力をお伝えするための入門セミナーです。

入門セミナーなので参加費無料です!

今回も、日本各地や海外から多くの人がご参加できるようにWEB形式での開催にいたします。「ドイツ語特許翻訳って何だろう?」と興味をお持ちになった人は、全国または全世界のどこからでもお気軽にご参加いただけます。もちろん、学生さんのご参加も大歓迎です!

▶早速申し込む!


「特許」(Patent)とは発明(Erfindung)を保護するものですが、商標や意匠と違って、特許の権利範囲はことばによって括られるものであり、ことばが重要な役割を担いますので、ドイツ語特許翻訳の世界は、言語としてのドイツ語本来の醍醐味を思い切り堪能できる世界です。

ドイツ語好きで、知的探求心が強く、成長意欲のあるあなたなら、必ずその面白さに夢中になること請け合いです!


 

 

今回の入門セミナーの講師は、35年を超えるドイツ語特許翻訳歴を持つトランスユーロのロックな代表・加藤勇樹(かとうゆうき)が務めます。

加藤の講座は、見かけによらずやさしくて分かりやすい・対応が丁寧・フォロー体制がしっかりしていると、常に高評価をいただいており、加藤担当の特許翻訳講座は毎回、即満員御礼となります。

最近は積極的にドイツ語特許翻訳の普及活動に努めており、2025年は7月にトランスユーロアカデミー初のチャレンジとなるドイツ語特許翻訳の体験ワークショップを開催するなど、そのロックな活動の幅を広げております。

これらの活動を通じて、「特許翻訳」と聞くと、やはりお堅くてハードル高そう、というイメージをお持ちの人が特許翻訳に少しでも興味を持っていただける機会を増やそうと頑張っています。

また、加藤自身は会社代表になった今も翻訳者として第一線で活躍しており、トランスユーロの貴重な戦力でもありますので、現役の特許翻訳者ならではの話をお届けできます。

 

ドイツ語特許翻訳体験のワークショップにチャレンジ

 

本入門セミナーでは、最新の業界動向や実際のドイツ語特許明細書の文章を使って「実践・特許翻訳」を披露したり、参加者からのご質問に応えたり、入門者にも分かりやすく、かつ密度の濃いロックな時間をご提供します。

特許翻訳に興味がある人はもちろん、単にドイツ語がめっちゃ大好きという人や、加藤がどんな変な人なのか興味がある人も、皆様ぜひご参加ください。

 

『ドイツ語特許翻訳入門セミナー(WEB)』(参加無料)
  • 開催日:2025年 9月27日(土)
  • 時間:19:00(日本時間)開演(公演時間は約1時間30分を予定)
  • セミナー形式:Zoom配信
  • 講師:加藤 勇樹
  • 申込締切り:2025年9月22日(月)

 

参加希望の方は以下フォームからお申し込みください。
*「お問い合わせ内容」から「9/27(土)ドイツ語特許翻訳入門セミナー」をご選択ください。

セミナーお申し込みフォーム

 


【予告!】『WEBドイツ語特許翻訳講座入門コース』(全6回)につきましては下記の日程で開催予定です

10/10 10/24 11/14 11/28 12/12 12/26(各金曜日19:30-21:00、全6回)

講師:加藤勇樹

テキスト:実際のドイツ語特許明細書

本HPにて申込み受付を開始しますので、しばらくお待ちください!

 

世界を股に掛けたスイスの建築家

唐突なご質問で大変失礼いたしますが、皆様は「スイス出身の建築家をご存知ですか?」と聞かれた時に思い浮かぶ名前がありますか?

私の勝手な想像で言うと、建築関係のお仕事に従事されている人を除けば、大半の人は時間を掛けてじっくり考えてもおそらく一人もお答えできないと思います。

スイスと言えばアルプスの山々を中心とした壮大な大自然のイメージが強く、有名な観光地に関してもリゾート地や歴史的都市が殆どですので、建築家どころか、スイス国内には世界的に知られている建築物すらないとの印象を持っている方が多い筈です。

しかし、そんなスイスにも有能な建築家は数えきれないほど存在し、世界各地で偉大な作品を手掛けたグローバルに活躍する人たちもいます

そして、それらの建築家は日本にもいくつかの足跡を残しており、皆様が既に何らかの接点を持っている、もしくは今後持つ可能性が非常に高いです。

したがって、今回は読者の方々も日常生活で触れる機会がある「世界を股に掛けたスイスの建築家」をご紹介させていただきます。

  ⇒続き