ドイツの難民問題

2024年8月にドイツ西部の都市ゾーリンゲンの祭りで3人が刺殺されるというショッキングな事件が発生しました。

主要容疑者が強制送還に直面していた26歳のシリア難民だと明らかになると、現行の難民法をめぐってドイツ国内では議論が激しくなり、難民法をより厳格化することが決定されました。

ドイツ政府は、これまでに犯罪歴があり、「要注意人物」とされていた計28人のアフガニスタン難民をアフガニスタンのカブールに強制送還しました。

ドイツ政府がアフガニスタンからの難民を同国に送還したのは、約3年前にタリバンがアフガニスタンの政権を掌握して以来、初めてのことです。

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世界各地に点在する小スイス

 

日本国内でもそうですが、世界各国を訪れると中華街を始め、別の国の人々が集結している場所があったりしますよね?

代表的なものとしてはアメリカのロサンゼルスにある日本人街「リトルトーキョー」(Little Tokyo)やニューヨークの「リトルイタリー」(Little Italy)などが挙げられますが、アメリカ以外にも同様な町やコミュニティがたくさん存在します。

そして、そのような集団を形成する人達といえばその人口の多さから中国人のイメージが強いものの、世界各地を旅してみると他の国の人や民族によるものも決して少なくありません。

とはいえ、皆様はどこかの国でスイス人が大勢在住する「スイス人街」があるとの情報を耳にしたことはありますか?

現在の情報社会であればそれらしき話題を聞いたことがあるという方がいても不思議ではないものの、噂すらないのが現状です。

しかし、詳しく調べてみるとそれらが全く存在しないわけではないことに気付き、実は世界の意外な所に「小さなスイス」があることが分かります。

したがって、今回はそんな想像もしない世界各地に点在する「小スイス」をご紹介いたします。

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ドイツ式夏休みの過ごし方

 

ドイツの学校が夏休みに入りました。

夏休みの期間は6週間ですが、ドイツの夏休みは、住んでいる州によって、開始時期がずれているんです。

例えば今年、夏休みが一番早かったのは、6月20日から夏休みがスタートしたザクセン州とチューリンゲン州。

私が住んでいるラインラント・プファルツ州はそれより2週間遅れて7月15日から夏休みが始まりました。

夏休みの期間がずれているのは、空港や交通機関の混雑を防ぐためのもので、とてもいい制度ですよね。

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スイス人にしかないアイデンティティ「ハイマトオルト」

 

少し前にパスポートの更新を行ったのですが、スイスが2022年11月に20年ぶりにパスポートを完全リニューアルしたので、新しいパスポートが届いた際に早速中身を確認しました。

今回は表紙と各ページにアルプスをモチーフにした地形が採用され、個人的には以前の各州の名所が描かれていた作りの方が好みだったので、新デザインには少しがっかりしたのが正直な感想です。

また、顔写真と個人情報が記載されているページを眺めていた際に、久しぶりに自身の「ハイマトオルト」を見て、「そういえば自分のハイマトオルトってあそこだったな」と思いながらそんなものをそもそも記載する意味があるのかと疑問に感じました。

その直後、スイス人なら誰しもが私の思考を理解して共感できる人も少なくはない一方、日本人からすればいったい何の話をしているのか全く分からない状況であることに気付きました。

そこで、日本の皆様がこのような内容を知るきっかけが殆どないことから、本ブログの記事にしてみるのも意外と面白いではないのかと考えた次第です。

したがって、今回はスイス人にとって当たり前だけど、日本人にとっては未知の領域でしかない「ハイマトオルト」についてのお話をいたします。

 

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ドイツのオリンピック事情

 

今年はオリンピック開催年。

ドイツのおとなり、フランスはパリで先日開会式が行われ、17日間に渡って競技が開催されています。

今回のオリンピック開催地はパリですが、実はドイツの首都ベルリン、そして北ドイツの主要都市ハンブルクの二つの都市は、今大会の開催地候補として名乗りをあげる方向性でした。

しかし住民投票で否決となったため、立候補を取り下げたという経緯があります。

今回はドイツにおけるオリンピック事情をお届けします。

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自然豊かな中央スイスの町シュタンス

 

これまでにかなり多くの名所をご紹介させていただきましたが、それらは基本的にスイスの主要都市でしたので、都市観光には最適である一方、旅行を楽しむ人の中には自然体験や様々なアクティビティに重点を置く方も少なくありませんので、そのような場所を求める人は過去の記事で採り上げてきた内容にあまり関心がなかったのではないでしょうか?

しかし、スイスはむしろ大自然を堪能できる場所が大半を占めるため、屋外で楽しむそれぞれの興味や趣味に応じた目的地もたくさんあります。

そして、スイスの自然は言うまでもなく壮大で日本では決してお目にかかることができない美しさで溢れています。

そこで、今回は都市観光よりも自然に触れるのが好みだという方にピッタリである田舎のロマンが満載なニトヴァルデン準州(Kanton Nidwalden)州都シュタンス(Stans)をご紹介いたします。

 

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2024年9月14日(土) WEBドイツ語特許翻訳入門セミナー 参加無料 開催決定!

~ドイツ語特許翻訳って何??~

Was heißt eine Deutsch-Patentübersetzung?

ドイツ語好きにはたまらないその魅惑の世界をご紹介します!

今年も、ドイツ語特許翻訳講座入門コースのスタートに先立ちまして、トランスユーロアカデミーの人気セミナー『ドイツ語特許翻訳入門セミナー』(参加無料)を開催いたします。

 

そもそも「ドイツ語特許翻訳って何?」といった初歩的な疑問をお持ちの人は多いと思います。そんな人の疑問にお応えし、特許翻訳の魅力をお伝えするための入門セミナーです。

 

今回も、日本各地や海外から多くの人がご参加できるようにWEB形式での開催にいたします。しかも参加費無料ですので、「ドイツ語特許翻訳って何だろう?」と興味をお持ちになった人は、全国または全世界のどこからでもお気軽にご参加いただけます。もちろん、学生さんのご参加も大歓迎です!

 

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通りの名前から感じるドイツ語の地域多様性

 

初めまして。

7月から2ヶ月に一度くらいのペースで「ドイツ語と日本語の観察記」と題したこのブログを執筆させていただくことになりましたTellerと申します。

ここではタイトル名のとおり、ドイツ語と日本語を使いドイツで生活する中で特に関心を持ち、観察してきた、あるいは現在観察中のことばに関するテーマを取り上げ、読者の皆様にお伝えできればと考えています。

日本語の話をする際は、ドイツ語と比較しながら記事を書いていきたいと思っているので、ドイツ語の話もしつつ私たちの母語である日本語についても読者の皆様と一緒に考えていけたら嬉しいです。

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新ブログシリーズ「ドイツ語と日本語の観察記」配信決定!

いつもトランスユーロアカデミーのブログ記事をご愛読いただき、誠にありがとうございます。

 

このたび、新シリーズ「ドイツ語と日本語の観察記」の配信が決定いたしました。

第1弾は2024年7月11日(木)に掲載、その後は2か月に1回の掲載予定です。

 

ライターはドイツ在住で、言語学が専門のTellerさんです。

 

 

ドイツ在住ならではの日常生活に隠れたドイツ語と日本語に関するあれこれを、専門知識を交えながらご紹介します。

ドイツ語学習者必見のブログ記事になると思いますので、どうぞお楽しみに!

 

 

ドイツ人とダジャレ

 

ドイツ在住の日本人にとって、恋しいものナンバーワンはもちろん「日本食」だと思いますが、次に「お風呂」で、その次くらいに「お笑い」が入るのではないでしょうか(と関西出身の私は勝手に思っています)。

少し前までは、日本からお笑いのDVDを送ってもらったりしていましたが、今はYouTubeやストリーミングでドイツに居ながら日本のお笑いが気軽に楽しめる時代。

本当に嬉しい限りです。

さて、ドイツは日本と比べると「サービス砂漠」であることは知られていますが、関西出身の私は、ドイツに来た当初、真面目な顔をしたドイツ人をみて「ここはお笑い砂漠」ではないかと思っておりました。

しかし、ドイツ生活が長くなるにつれ、ドイツのユーモアにも地域差があり、例えば「カーニバル文化」が古くから根付いているケルンやマインツ、デュッセルドルフなどのライン川沿いの地域は、人々が陽気でよく笑う傾向があること、また北ドイツに行くと、悪天候が多いためか、人々は「クール」で、北ドイツのジョークはやや特殊でドライであること等が徐々に分かってきました。

ダジャレは、やはりその国の文化や言葉の影響を大きく受けるため、外国人がすぐに理解するのは難しいかもしれません。

今回は、ドイツのダジャレをいくつか紹介しますね。あなたはいくつ笑えますか?

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