発明大国スイス
皆様は「発明家」という言葉を聞いたらどのような人物を思い浮かべますか?
ドイツ語圏では活版印刷技術の発明家として知識を全世界に広めることを可能にしたヨハネス・グーテンベルク(Johannes Gutenberg)がおそらく代表例として挙げられますが、日本では京都にもゆかりのあるトーマス・エジソン(Thomas Edison)と答える人が多いのではないでしょうか?
ドイツでの出産ってどんなものでしょうか?
私もかれこれ10年以上前に経験しましたが、色々驚いたことや感動したことがありました。
ドイツで出産する場合、一般的なのは病院での出産ですが、妊婦さんが希望すれば、水中出産や自宅での出産も可能です。
皆さんは、読み終わった本はどうしていますか?
次に喜んで読んでくれそうな友人にあげたり、中古本として売ったり、そもそも本は買わずに専ら図書館で借りる人も多いことでしょう。
こちらドイツの町では、ブックシェアリングが日常に根付いています。
天気のいい週末、近所を歩いていると(ドイツ人は散歩が大好き)、住宅の前に書籍が詰まった段ボール箱が置かれていて、「zu verschenken(無料で差し上げます)」とメモ書きが残されていることがあり、面白そうな本があれば、家に持ち帰ることがあります。
またそれ以外にも、街の中に、いきなり本棚が置かれていることもあります。
これらは「Öffentlicher Bücherschrank (公共の本棚)」と呼ばれ、主にボランティアによって管理されている本棚で、ドイツのブックシェアリングを象徴する存在となっています。
日本では、昨年は土曜日と日曜日に当たらない祝日が計15日だったのに対し、2023年は13日であることを残念がっている人も少なくありませんでした。
1年と言う長いスパンで見ると365日中の1日や2日は大したことないように感じますが、世界的に働き者と認識されている日本人にとっては休みが1日増えるか減るかは意外と重要みたいです。
とはいえ、そもそも日本が他の国と比べて祝日が多いことをご存知でしたか?
しかも、日曜日と重なった祝日を補う振替休日という制度まで存在し、一部の国や地域からしてみれば日本は祝日に関してとても恵まれている国と言えます。
もちろん、比較対象がなければ自分が置かれている状況を把握するのはなかなか難しいですし、一生関わることのない他国の祝日事情を知る機会も殆どないことから、自身が如何に得しているかを自覚できないのは無理もありません。
そこで、今回は日本の皆様が祝日に関して意外と幸運であることを再認識してもらうためにスイスの祝日事情についてご紹介いたします。
ドイツを初めて訪れた日本人は、ドイツのレストランでは飲料水がタダでないこと、そしてミネラルウォーターにシュワシュワの炭酸が入っていることに驚かれることでしょう。
ドイツに限らず、他のヨーロッパの国々でもそうなのですが、ミネラルウォーターと言えば、炭酸入りが一般的です。
炭酸入りミネラルウォーターが苦手な人は、レストランやスーパーで「Stilles Wasser(無炭酸水ミネラルウォーター)」を選びます。
炭酸入りミネラルウォーターは、源泉水にわざわざ炭酸を入れている訳ですが、ドイツ人は一体なぜ炭酸入りミネラルウォーターを好んで飲むのでしょうか?
今年も35度以上の猛暑日が連日続き「災害級の暑さ」とまで言われていますが、これは日本のみならず、世界中が熱波に苦しんでおり、7月初旬には地球の平均気温が過去12万5千年間で最も高い気温を記録したとのニュースもあるほどです。
北米やヨーロッパ各地でも高温による山火事の被害は大きく、WMO(世界気象機関)も「命にかかわる暑さ」と、死亡リスクの高まりに警鐘を鳴らしています。ドイツでも7月半ばは猛暑日が続き、年々厳しくなる熱波への対策を取るべく新たな議論がされています。
ドイツも初夏を迎え、日差しの強い日が増えてきました。
暑い日にドイツ人がやりたいことと言えば、「バーベキューをする」、「湖や海、川に遊びに行く」、そして何と言っても「ビアガーデンに行く」ことではないでしょうか。
今回はドイツのビアガーデン事情について、お伝えします。