日本に初めて降り立ったドイツ人たち -シャムベルゲル、ツァハリス・ヴァーグナー、ケンペル

マンガ、アニメといったポップカルチャーから、茶道、生け花、盆栽などの伝統文化まで、今日では欧米社会で高い知名度を得た日本文化が多くあります。日本とドイツの間において、本格的な外交が始まったのは、1861年に調印された日普修好通商条約以来であり、ドイツの前身であるプロイセンと公式な関係が結ばれました。

しかし、それ以前、鎖国政策がとられていた江戸時代にも、オランダ人と称して、ドイツ人が来日していたのです。

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ハリボー100周年!みんな大好きドイツのお菓子

日本で気軽に手に入るドイツのお菓子で、知っているものはありますか?ドイツ発、世界中で愛されているお菓子といえば、もちろんハリボー!(HARIBO)いまや日本のコンビニでも手に入るクマの形のグミの製造会社であるハリボーは、世界で初めてグミを開発し、今日では、発売数、売り上げ、ともに世界最大を誇っています。そして2020年12月13日には100周年を迎えました!

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アウトバーン 速度無制限道路の未来

ドイツといえばアウトバーン。車好きの方にはこの印象が強いのではないでしょうか。日本の高速自動車国道に相当するアウトバーンは、速度無制限道路として有名で、ドイツ全土を網羅しており、料金は無料です(大型トラックは有料化が図られている)。今回は、ヒトラーの遺産ともいわれるこのアウトバーンについてお伝えします。

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2021年のカーニバルーコロナ禍で中止?

ドイツ最大級の祝祭ともいえるカーニバル、ファスナハト、ファッシング。ドイツ全土で行われる行事ではなく、ライン地方、南ドイツなどの限られた地方の祝祭ではありますが、ドイツ文化、風習が色濃く反映されている行事のひとつです。昨年は、新型コロナウィルスが徐々に迫りくる直前にカーニバルの日程があたっていたのでどうにか開催されましたが、さて今年は…?

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ドイツの薬物事情- 合法にすべき?

薬物による犯罪が世間を騒がせていますが、しばしば議論となるのが、海外と日本の薬物に対する理解と法律の違いです。『ダメ、ゼッタイ!』というスローガンが浸透している日本では、外国で合法や非犯罪となっている薬物があることに対して、強い疑念と拒絶感があるように、国による政策の違いや、国民の意識の違いには、大きな壁があるようです。非常にセンシティブな問題ではありますが、ドイツではどのように扱われているのでしょう。

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ドイツの離婚事情-離婚が簡単ではないドイツでもコロナ離婚?

総務省統計局の2018年の調査によると、日本の離婚率は1.7パーセント、一方ドイツでは2.0パーセントという結果がでています。ドイツの離婚率は2011年から年々減少傾向にありましたが、2019年は、前年に比べると1000組ほど増加しているようです。昨今は、コロナ離婚という言葉まで飛び交っていますが、これはドイツでも見られる現象のようです。とはいえ、ドイツの離婚は日本ほど簡単ではないようです。

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Mitfahrgelegenheit-ミットファーゲレーゲンハイト ドイツの相乗り!

ドイツでは長らくドイツ鉄道による寡占状態が続いており、都市間移動できる公共機関はドイツ鉄道のみでした。都市間の公共バスが自由化したのは2013年でした。一方、ドイツではMitfahrgelegenheit(ミットファーゲレーゲンハイト)という相乗りシステムも一般的なひとつの交通手段。シェアハウス、カーシェアなど、合理的かつ経済的なシステムが定着しやすいドイツ社会では、相乗りも身近な存在のようです。

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NG?OK?ドイツ社会におけるタトゥー

ドイツに限らず、欧米社会ではタトゥーを入れている人をよく見かけます。今日の欧州ではタトゥーを入れている人は年々増え続けているそうで、ドイツでもその傾向は顕著だそうです。一方、日本ではタトゥーを入れていると、大衆浴場への入浴が制限されたり、就職活動への影響などもあるため、ネガティブなイメージが今日でも根強く定着しています。

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ジャーマン・ジョーク 笑える?笑えない?

お国ごとに笑いのツボが違う―そんな風に思ったことはありませんか?アメリカ的おバカジョーク、イギリスの皮肉っぽい笑い、フランスのブラックジョーク。ではドイツのジョークとは?ドイツ人は頭が固くてユーモアがない…などというステレオタイプもあるようですが、今日はそんなドイツの短いジョークをいくつかご紹介します。

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ドイツの若者言葉大賞 2020

12月、日本では流行語大賞が発表され、その年のトレンド、世相を反映することばが発表されます。さて、ドイツでもLangenscheidt社主宰の若者言葉大賞(Jugendsprache des Jahres)が2008年から毎年選定、発表されています。今年は、初めてインターネット投票で行われ、投票数は100万以上にものぼりました。今年、ドイツの若者の間でトレンドとなったワードとは?

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