ドイツの学校では、なぜラテン語を学ぶのか?

 

ドイツの子供たちは、小学校を卒業後、ギムナジウムや実科学校など、それぞれの進路に合わせた中等学校に進級します。

中等学校の段階で、外国語として英語だけ学ぶ日本の子供たちとは違って、ドイツの子供たちは第一外国語と第二外国語の最低2つの外国語を学ぶ必要があります。第一外国語は英語であることが殆どですが、第二外国語は、主にフランス語、ラテン語、スペイン語のいずれかという選択肢の中から、自分が興味のある言語を選びます。

ラテン語は今はバチカン市国で使用されているのみで、すでに死語となっている言語ですが、今でもドイツのギムナジウムの約80パーセントの学校で、ラテン語の授業が行われています。そして意外にも、第二外国語としてラテン語を選択する子供たちが多いことに驚きます。

生きた言語のフランス語やスペイン語などを第二外国語として習うのは理解できますが、なぜドイツの子供たちはラテン語を学ぶのでしょうか?

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スイスのカーニバル文化

 

まだまだ寒い日々が続いていますが、節分が近づくと、春がすぐそこまで来ていると感じる方も多いのではないでしょうか?

中国では一足先に春節を迎えて、新たな季節に突入した気分になったものの、日本では豆をまいて邪気を追い払うまでは、春が近づいている気持ちは沸きませんよね?因みに、ドイツ語圏でもこれから各地でカーニバルが開催され、 これらを機に冬から春への移行を実感する方が多いです。

当サイトでは「日本人からみると不思議なドイツ事情」のブログでドイツのカーニバルがご紹介されたことが何度かあり、その中で国と地域によって風習や内容に違いがあることにも言及されていました。

この点に関してはスイスも例外ではないので、今回は冬の終わりを告げる風物詩とも言えるスイスのカーニバル文化についてのお話をさせていただきたいと思います。

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Unwort des Jahres 2022 ドイツの粗悪語大賞

 

毎年12月に発表される『Wort des Jahres』。その年のキーワードとなる言葉や世相を表す言葉についてはお伝えしましたが(2022年ドイツの流行語大賞は?)、ドイツでは年が明けた1月に『Unwort des Jahres』(粗悪語、不適切な言葉大賞)も毎年発表されています。

さて昨年2022年の『Unwort des Jahres』は何だったのでしょう?

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スイス軍隊あるある 兵役編

今までこのブログでスイスに関する様々な内容を採り上げてきましたが、中でも軍隊に関する記事が思った以上に好評のようです。

個人的には皆様に馴染みのあるものが興味を引くのではないかと考えていたら、意外と日本にないものが注目されていたことに少々驚いています。

しかし、皆様に読んでいただけるというのは大変喜ばしいことですし、今後も本ブログを継続していきたいモチベーションにも繋がるため、読者の方々にこの場を借りて改めてお礼を申し上げます。いつも本当にありがとうございます!

既に徴兵制度軍隊の装備で計2回にわたってスイス軍隊に関する話題をご紹介させていただいて、個人的には他の内容が好ましいと思う一方、ブログは読んでくれる人がいてなんぼですので、皆様のご興味やご関心を把握して需要に応えることも大切だと感じました。

したがって、三度目となりますが、今回は「スイス軍隊あるある」の続編として兵役についていろいろとお話させていただきたいと思います。

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ドイツで犬を飼う

 

2か月前、我が家に生後10週目の子犬がやってきました。ドイツで子犬を飼うことが初めてだったので、やんちゃな子犬に振り回される日々が続いています。今回は、ドイツで犬を飼うことについてレポートしたいと思います。

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2022年10月 ドイツ語特許翻訳講座入門 第5期 受講生の声

2022年9月24日と10月1日の無料セミナーに続いて10月7日からスタートした【ドイツ語特許翻訳講座入門 第5期】全6回が、無事に終了いたしました。

現役の学生さんからプロのドイツ語翻訳者さんまで、また国内外からも幅広い受講生が集まった今回の講座では、活発な質問が飛び交い講師も驚くほど熱い講座となりました。

今回は、受講を終えてアンケートに答えてくださった方々の「受講生の声」をご紹介いたします。

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2022年ドイツの流行語大賞は?

ついに2023年が始まりました。
昨年は数年続いたパンデミックが落ち着きをみせたものの、全世界を震撼させたロシアのウクライナ侵攻を発端とした不安定な世界経済、物価高、エネルギー危機、日本にとって苦難となる記録的円安など暗いニュースがさらに多くなりました。さてドイツの流行語大賞ともいえる『Wort des Jahres』、2022年はどのような言葉が選ばれたのでしょうか?

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≪満員御礼≫WEBドイツ語特許翻訳講座(一般) 2023年2月17日(金)スタート!

 

2023年2月、WEBドイツ語特許翻訳講座(一般 第6期)の開講が決定いたしました!

 

ドイツ語特許翻訳のエキスパート・トランスユーロが運営しているトランスユーロアカデミーでは、ドイツ語の特許翻訳ノウハウを一般に公開しています!

2022年10月に開講したドイツ語特許翻訳WEB講座(入門 第5期)も、12月で最終回を迎えました。国内外から多くの方が参加した入門講座ですが、回を追う毎に講師への質問の内容など、講座中に飛び交う議論のレベルが高くなっているのがわかり、最後まで非常に高い意欲をもって学んでいただけました。

そしてこの度、入門講座に継続してWEBドイツ語特許翻訳講座一般講座第6期がスタートします。

 

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アンバサダーの町と呼ばれる都市ソロトゥルン

 

過去に何度かにわたってスイスの名所を採り上げてきましたが、それらは何れもスイスを代表する都市であったことから、皆様も今更新しい話でもないと感じていたことでしょう。
しかし、いきなり観光ガイドにも掲載されていないような秘境から攻めていくと、逆にマニアックすぎると思われることを恐れたため、ある程度メジャーなものから始めてマイナーなものへと進もうと考えた次第です。

数えたところ、名所に関する記事は今回でかれこれ10回目となりますので、そろそろ著名でない場所に触れてもいい頃だと感じました。したがって、今回は個人的にとても好きで、スイスの穴場として是非皆様にも知っていただきたいソロトゥルン州(Kanton Solothurn)の州都であるソロトゥルン市をご紹介いたします。

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ドイツ クリスマスマーケットレポート 第3弾 ≪ボン・ジークブルク・デュッセルドルフ≫

ドイツのクリスマスマーケットレポート、ラスト第3弾は、ボン、ジークブルクそしてデュッセルドルフよりお届けします。

ボンとジークブルクからは「Kei」さん

デュッセルドルフからは「F.u.E」さんがレポートをしてくれました!

いよいよクリスマス本番!既に開催が終了したところもありますが、来年のクリスマスマーケット訪問のご参考にどうぞ🎄

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